三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~宝塚記念

2014年06月29日 | 競馬

宝塚記念の結果
1着ゴールドシップ  △
2着カレンミロティック 無印
3着ヴィルシーナ   無印

頭から買ったジェンティルドンナが9着に惨敗してしまったので、馬券は当然ハズレ。

乱ペースでした。まさに1番人気のゴールドシップ向けの展開になりました。しかし2着、3着は9番人気と8番人気が来たので、3連単は好配当になりました。これくらいの馬券を一度当ててみたいものです。
レースはゴールドシップがすごくいいスタートを切ってから後ろに控えたので、落ち着く展開になるかと思われましたが、そこはベテランの横山ジョッキー、すぐに先行馬に並びかけて隊列が落ち着かないようにペースを乱していきます。こういうペースになるとジェンティルドンナは弱い。力の要る馬場になったのも、ゴールドシップに幸いし、ジェンティルドンナに災いしました。
ヴィルシーナカレンミロティックの好走にも驚きました。普通の予想ではこの2頭は買えません。競馬は奥が深い。

春のG1戦線はひとまずこれで終了。次の馬券は秋ですね。11月末でブログ人が閉鎖されてしまうので、秋には別のブログに引っ越すことになります。


宝塚記念~ジェンティルドンナ

2014年06月29日 | 競馬
宝塚記念G1です。
今春の天皇賞馬こそ出ていませんが、それなりにメンバーが揃いました。所謂、どの馬が勝ってもおかしくないという感じです。

◎ジェンティルドンナ
〇メイショウマンボ
▲ウインバリアシオン
△デニムアンドルビー
△ゴールドシップ
△トーセンジョーダン

本命はジェンティルドンナ。安田記念のジャスタウェイを見ると、強い馬はどんな展開になっても強いという気がしました。ジェンティルドンナは器用に立ち回れる馬ですから、去年のようなことはないと思います。
休み明けを二度叩いたメイショウマンボが強敵。じわじわと伸びてくるタイプで、去年のエリザベス女王杯くらい走れば制覇圏です。
ウインバリアシオンはシルバー、ブロンズコレクターで、ここでも勝ちきるのは難しいでしょうが、2、3着に来る蓋然性は非常に高いと思います。
デニムアンドルビーはヴィクトリアマイルでは届かずに終わりましたが、重馬場も苦にしないし、去年のジャパンカップでジェンティルドンナにタイム差なしの2着まで迫ったことから、ローズステークスと同じような走りができれば上位も可能です。
ゴールドシップは走るときはすごく強いのですが、走らないときはまったくダメというムラ馬で、今回は頭数と展開からすごく走りそうな感じです。1番人気に推されているのも頷けますが、天皇賞の負け方がどうにも引っかかるので、今回は押さえまでとします。
大穴はいつも人気のない天皇賞馬トーセンジョーダン。スローが見込め、この馬向きの展開になりそうです。

馬券は◎ジェンティルドンナを頭の3連単20点勝負。


レース回顧~安田記念

2014年06月08日 | 競馬
安田記念の結果
1着ジャスタウェイ   ▲
2着グランプリボス   無印
3着ショウナンマイティ 〇

グランプリボスは半年振りで鞍上が三浦皇成となると、買える材料がありません。もちろん馬券はハズレ。荒れるとは思っていましたが、グランプリボスとはね。

レースは前半が47秒1、後半が49秒7なので、馬場状態を考えると先行馬に厳しいペースだったと思われます。逃げたミッキーアイルはブービーに惨敗。連対した2頭は中段から、3着のショウナンマイティは後方からの競馬でした。最初から前に行って残ったのはダノンシャークだけで、この馬は次走に期待が持てます。ワールドエースジャスタウェイと同じような位置にいましたが、最後は末脚の差が出ました。ジャスタウェイは最速の上がりタイム37秒1でゴール前ギリギリでグランプリボスを交わしました。レーティング世界一の底力を見せつけられたようです。
グランデッツァはエプソムカップに向かう予定を変更しての挑戦が裏目に出た格好。ジャスタウェイが外を回ったのに対して内を回ったのが、悪い馬場で体力を消耗してしまったのかもしれません。ホエールキャプチャは最初から最後まで競馬になりませんでした。このメンバーでは力が違ったのかもしれません。フィエロは出遅れてしまったのがすべて。サダムパテックが直線で見せ場を作ったのには驚きました。さすがに実力馬です。
不良馬場にしては見ごたえのある、いいレースでした。

さて来週と再来週は一休みということにして、今年前半の最後の馬券は29日の宝塚記念です。やっぱりジェンティルドンナでしょうか。


安田記念~グランデッツァ

2014年06月08日 | 競馬
安田記念G1です。
木曜日から降り続いた雨で、馬場は超のつく不良馬場になっていると思います。そこでこのレースのポイントは、ジャスタウェイが不良馬場を克服してレーティング世界一の実力を発揮できるのか、ということだと思います。また、一般に府中のマイル戦は内枠が有利ですが、昨日の競馬で内が荒れているようなら外枠でも大丈夫でしょう。ただ、馬力のいる馬場になりそうなので、大型馬のほうが有利のような気がします。

◎グランデッツァ
○ショウナンマイティ
▲ジャスタウェイ
△ホエールキャプチャ
△フィエロ

不良馬場が得意そうなのはグランデッツァホエールキャプチャフィエロの3頭。ショウナンマイティも東京新聞杯の上がり3ハロンがホエールキャプチャと同じ34秒3なので、重が不得意ということはないでしょう。ジャスタウェイも不得意ではないでしょうが、大飛びの分、良馬場に比べて信頼度が下がります。
重馬場が堪えそうなのが外枠を引いたワールドエーストーセンラー。4キロもらったミッキーアイルも加えて、ディープインパクト産駒のこの3頭は、スピードはあるけれども馬力に欠ける印象です。

ということで本命は復活したグランデッツァ。休み明けのダート2戦は足馴らしで、前走の京都1800mが本領発揮。レコード勝ちという結果からしても、相手が弱すぎたというよりもこの馬が強すぎた結果です。
G1馬ショウナンマイティジャスタウェイが強敵。頭はこの3頭からと予想しました。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△-◎〇▲△△の3連単36点勝負。


レース回顧~ダービー

2014年06月01日 | 競馬
ダービーの結果。
1着ワンアンドオンリー △
2着イスラボニータ   ▲
3着マイネルフロスト  無印

馬券は◎トゥザワールドが5着に敗退してハズレマイネルフロストは買えません。

レースは先行馬ペース。前に行ったワンアンドオンリーイスラボニータでの決着となりました。トゥザワールドは後方から末脚を伸ばしたものの、上がり33秒前後の鬼脚が使える訳ではないので5着止まりでした。突き抜けてくれていれば馬券は当たったんですけれども。
同じように後方から進んだレッドリヴェールはいいところがなく後方のままで終わりました。直線で失速したトーセンスターダムはどこか体調でもおかしかったのだと思います。

横山ジョッキーはロジユニヴァースに続いて2度目のダービージョッキーとなりました。G1で2着ばかりだとか、色々言われましたけれども、今日のレースはペースを読んだ見事な展開だったと思います。馬も最後までよく踏ん張りました。

さて来週は安田記念。ドバイを制したジャスタウェイが帰国後はじめてのレースでどんな走りをするのかが見どころですが、私はマイラーズカップで見事に復活したワールドエースに注目。同じ池江厩舎の「ワールド」が今日のダービーで負けたので少し嫌な予感はありますが、馬主が違うので池江さんも気を取り直してレースに向かうでしょう。54キロで出られるミッキーアイルが意外に強敵かもしれません。


ダービー~トゥザワールド本命

2014年06月01日 | 競馬
いよいよダービーG1です。
皐月賞馬イスラボニータが2冠を達成するのか、それともトゥザワールド以下が巻き返すのか、あるいは桜花賞2着のレッドリヴェールがウオッカに続いて牝馬のダービー馬となるのかと、注目はこのあたりだと思います。

◎トゥザワールド
〇レッドリヴェール
▲イスラボニータ
△トーセンスターダム
△ワンアンドオンリー

皐月賞2着の良血馬トゥザワールドが本命。母親のトゥザビクトリーは主に武豊ジョッキーが乗ってG1で活躍した名牝でした。距離もコースも問わないオールラウンドプレーヤーで、エリザベス女王杯を勝ち、フェブラリーステークスで3着、ドバイワールドカップでも2着しています。サンデーサイレンスの産駒ですから種馬も限られるので、なかなか活躍馬が出せませんが、キングカメハメハの仔でG1を勝てれば言うことはないでしょう。川田ジョッキーもハープスターで負けたのをここで挽回しようと狙っていると思います。
強敵は桜花賞でハープスターのハナ差2着だったレッドリヴェール。先週のオークスでハープスターの末脚が33秒6といまひとつだったのは、実は落鉄しかけていたためだという情報もありまして、まともならオークスを制していた可能性があります。そのハープスターとハナ差ということから、レッドリヴェールトゥザワールドを逆転する場面も十分考えられます。
皐月賞馬イスラボニータはフジキセキの仔ということで、やっぱり距離が心配。しかし5勝馬はこの馬1頭だけで、しかもハープスターに負けて以後は皐月賞まで4連勝と勢いのあるこの馬が2冠を達成する蓋然性は高いかもしれません。
2着3着候補は、シンザン記念でバンドワゴンに勝ったときくらい走れば通用すると思われるトーセンスターダムと、外差しが決まるかは微妙ではありますが、皐月賞でいい脚を使ったワンアンドオンリー

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△-◎〇▲△△の3連単フォーメーション36点勝負。