三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~天皇賞

2013年04月28日 | 競馬
天皇賞の結果
1着フェノーメノ
2着トーセンラー
3着レッドカドー

馬券は3連単は外しましたが、なんとかトーセンラーからの馬連3190円が的中。

レースは最初の1000mが59秒4という速い流れで展開しました。逃げたサトノシュレンはブービーからも大差の殿に負けましたが、幸騎手は敢えてタフなレースにしたかったのでしょうか。1頭だけ大逃げを打つ展開なら2番手以降はスローペースということになるのですが、今回は向う正面でも全馬がサトノシュレンを追いかける形で推移したので、天皇賞にしては珍しく消耗戦になりました。母方にメジロマックイーンの血を持つゴールドシップにとってお誂え向きの展開だった筈ですが、3角手前から内田ジョッキーが気合をつけるも動きがいまひとつでした。
直線では前目につけたフェノーメノがうまく立ち回って早めに抜け出し、3角下りで進出したトーセンラーが4角で先頭に並びかけてフェノーメノを追いかけたものの、届かず2着となりました。レッドカドーが国際G1馬の実力を出して3着に入りました。
ゴールドシップは調子が悪かったようで、4角手前でなんとかトーセンラーの外にまで追いつきはしましたが、直線でいつもの伸びを欠きました。ダービー以来の5着はまたしてもフェノーメノの後塵を拝した形です。

直線でバラけたので有利不利はほとんどなく展開もタフだったので、とにかく1、2着馬が強かったという結果でした。ゴールドシップはここで負けているようだとヨーロッパ挑戦も難しいかもしれませんね。

来週はNHKマイルカップ。好調エーシントップが3連勝で勝ちそうな雰囲気ですが、相手探しが難しいレースです。


天皇賞~トーセンラー

2013年04月27日 | 競馬
天皇賞G1です。
ゴールドシップが一本かぶりですが、今の京都の馬場はかなり速い馬場です。過去5年の天皇賞の残り1000mは去年から遡って、59.8、59.9、58.5、59.0、59.4というタイムです。ゴールドシップの菊花賞は残り1000mが60.8、阪神大賞典は61.7です。このくらいの遅い上がりなら後方から行っても届きますが、例年のように上がり60秒を切る流れの場合、紛れがあるかもしれません。

◎トーセンラー
〇ゴールドシップ
▲フェノーメノ
△レッドデイヴィス

本命は前走生涯最高体重で重賞2勝目を挙げた京都コースが得意のトーセンラー。3コーナーからの下りで先頭に取り付ければ、34秒を切る上がりタイムで優勝も可能と見ました。4月23日に名牝エアグルーヴが20歳で亡くなり、主戦だった武豊騎手はなんとかこの馬で天皇賞を勝って弔いたいところです。
相手はもちろんゴールドシップ。確実に追い込んでくる末脚で一番人気ですが、レースの上がりタイムが速くなりそうな点が心配で、追い込んで届かないケースも考えられます。トーセンラーが抜け出したところにこの馬が差してくるイメージです。
日経賞を快勝したフェノーメノが単穴。毎年日経賞組は振るわないので、あくまで相手の1頭といったところです。うまく立ち回って早めに抜け出す展開が予想されますが、優勝まではどうでしょうか。

その他の馬は迷いましたが、デスペラードは長い距離の使いすぎ、ジャガーメイルマイネルキッツの両天皇賞馬は年齢、アドマイヤラクティは強い相手との対戦がない、レッドカドーは昨年のジャパンカップが負けすぎ、カポーティスタームスカテールは振るわない日経賞組ということで、みんな消してしまいました。
残ったのはちょっと穴っぽいのですが、長距離戦で復活したレッドデイヴィス。3歳時にシンザン記念(2着オルフェーヴル)と毎日杯を連勝したときは、この馬が同世代で一番強いのではないかと言われていたのを思い出します。前走のゴール前の末脚は際立っていました。

馬券は◎〇-◎〇▲△-◎〇▲△の3連単12点とからの馬連3点。


レース回顧~皐月賞

2013年04月14日 | 競馬
皐月賞の結果
1着ロゴタイプ
2着エピファネイア
3着コディーノ

馬券はメイケイペガスターコディーノの頭からだったのでハズレ

それにしても混戦と思われた皐月賞が、終わってみればトライアルでいい競馬をした上位人気の4頭が人気の順にそのまま入るという堅い結果になりました。レースはレコード決着のハイレベルの一戦でした。
ロゴタイプは好スタートを決めた瞬間に上位は間違いない展開になりました。1000m58秒0のハイペースに先行馬を4、5頭置いた好位に人気馬3頭がいて、4角を曲がったところで進出、3頭の叩きあいとなり、その後で4番人気のカミノタサハラが差してくるも上位3頭には届かずという結果。堅実駆けのタマモベストプレイが5着に入ったのも、ハイレベルのレースとしては頷ける着順です。
桜花賞は弟が、皐月賞は兄が制するという短期免許にしては出来過ぎのデムーロ兄弟でしたが、さすがに皐月賞までワンツーフィニッシュという訳にはいきませんでしたね。

久しぶりの堅い皐月賞でしたが、見ごたえは十分でした。


皐月賞~メイケイペガスター

2013年04月14日 | 競馬
皐月賞G1です。
桜花賞が7番人気のアユサンが勝ち、2番人気のレッドオーヴァルが2着に入ったものの、3着には14番人気のプリンセスジャックが入って3連単が大波乱になったので、その印象を引きずっているせいか今回も上位人気と人気薄の組み合わせになりそうな気がしています。
毎年サンデーサイレンス系の馬ばかりが活躍する皐月賞で、今年の上位人気馬の父親がローエングリン、シンボリクリスエス、キングカメハメハと、いずれもサンデー系ではない馬ばかりなので、その点も妙に気になります。サンデー系が逆転するのではないでしょうか。

◎メイケイペガスター
〇コディーノ
▲フェイムゲーム
△ロゴタイプ
△インパラトール

本命は思い切って前走若葉賞8着のサンデーサイレンス系メイケイペガスターフェイムゲームと迷ったのですが、新馬戦を1番人気で勝っていることでこちらにしました。前走は折り合いを欠いたので8着でしたが、共同通信杯だけ走れば文句なしに勝ち負けです。
対抗はコディーノ。朝日杯のレースを見ればロゴタイプよりもこちらが上と見ました。
単穴はフェイムゲーム。スプリングステークスは出遅れて外外の展開で、脚を余したと見ました。
あとは久々のスプリングステークスを楽勝のロゴタイプと、休養明けの取消明けで人気を落としたディープインパクト産駒のインパラトール

前日最終オッズで1番人気のエピファネイアは、三連勝が途切れて勢いがなくなった気がします。前走で初めての馬体減で負けた点も気になります。カミノタサハラは500万からの弥生賞勝ちで、人気になるようなら消しだと思っていました。レッドルーラーは前々走で2400mを使ったローテーションが疑問。コパノリチャードは前走がアーリントンカップでマイル戦からの参戦はどうでしょうか。タマモベストプレイは最後まで迷いましたが、距離が心配なので消しました。

馬券は◎〇からの馬連7点と3連単◎〇-◎〇▲△△-◎〇▲△△の24点勝負。それにタテ目でデムーロ兄弟の1、2着の馬連だけは押さえておきます。


レース回顧~桜花賞

2013年04月07日 | 競馬
桜花賞の結果
1着アユサン
2着レッドオーヴァル
3着プリンセスジャック

馬券は買った3頭、3、12、18がそれぞれ16着、7着、10着でハズレ。
どんな買い方をしてもプリンセスジャックは買えません。

前評判通り、一筋縄ではいかない結果になりました。1番人気のクロフネサプライズは武豊が満点の乗り方をしましたが、最後は決め手の差で、14番人気のプリンセスジャックにも交わされて4着。デムーロ兄弟の1、2着、ディープインパクト産駒の1、2着となりました。

桜花賞での乗り換わりはあまり結果が出ていなかったのですが、外国人騎手にはデータが当てはまらなかったようです。ゴール前の追い比べの迫力はやはり一日の長があります。
掲示板に乗った馬は全部前走チューリップ賞。他のレースとはレースレベルが違ったということですね。

さて馬券はこれで5連敗。阪急杯と中山記念が当たって以来当たっていません。そろそろ当てたいところですが、来週はこれまたよくわからない皐月賞。
今のところロゴタイプが最有力ではないでしょうか。2番手はタマモベストプレイでしょうか。昨日のエーシントップの勝ち方を見てもシンザン記念はレベルが高かったと思われます。あとはコディーノエピファネイアあたり。人気サイドですね。しかし3着には桜花賞と同じように人気薄が飛び込んできそうな気もします。


桜花賞~クラウンロゼ

2013年04月07日 | 競馬
桜花賞G1です。
巷間言われている通り、トライアルを1番人気で勝った馬がおらず非常に混戦模様です。
牝馬は格よりも調子ということで、今回は前走の成績を中心に予想します。

 上がり 順位 4角通過 着順
1 38.2 9  16  12
2 37.9 16  2  16
3 35.3 3  3  1
4 36.0 13  4  11
5 35.2 10  2  2
6 34.8 3  11  9
7 35.1 9  3  3
8 35.7 10  1  3
9 35.4 12  3  8
10 35.2 3  9  5
11 35.5 8  8  7
12 33.5 2  9  1
13 34.7 2  1  1
14 34.4 1  12  7
15 35.3 6  4  2
16 35.6 6  3  2
17 33.4 3  12  9
18 34.8 1  11  1

前走の上がりタイムの順位が6番以下で着順も6着以下の馬は明らかに力不足と判断して消します。
1、2、4、9、11の5頭が消えました。
1勝馬も苦しいでしょうから、5、7、16は消し。
ダートしか勝っていない8も消し。
今日の馬場はマイルの未勝利戦で上がり34秒台が出ているように、それほど荒れてはいないようですので、重馬場の巧拙等を気にする必要はないでしょうが、桜花賞は逃げ馬不利、極端な追い込みも不利という差し馬のレースです。前走で後ろから行きすぎて届かなかった6、14、17も消し。
フィリーズレビューはレースとしては低調で、4角11番手から差し切った18のみ評価。10、15は消し。
残りは4頭。

◎クラウンロゼ
〇トーセンソレイユ
▲メイショウマンボ
 クロフネサプライズ

本命は3戦無敗のクラウンロゼ。ウキヨノカゼやジーニマジックを尺度とすれば勝つチャンスは十分あります。相手も無敗のトーセンソレイユウインプリメーラを尺度にするとこちらも十分通用します。フィリーズレビューを最速の上がりで差し切ったメイショウマンボが単穴。クロフネサプライズはチューリップ賞の3馬身半差で一躍主役に躍り出ましたが、インが有利の馬場でマイペースという展開に恵まれた部分が大きく、本番では目標にされるだけ不利と見ました。勢いのない鞍上ということもあり、思い切って消します。

なんと、この混戦の桜花賞で3頭に絞るという思い切りのよすぎる予想となりました。当たる気がまったくしませんが、3連単と馬連の3頭ボックスで勝負します。