三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

天皇賞春~オルフェーヴルの相手は

2012年04月28日 | 競馬
天皇賞G1です
前走で逸走したオルフェーヴルですが、あそこから盛り返したことと調教再審査を一発合格したことで本番では大丈夫だろうとみんなが思っているんでしょうね。単勝オッズ1.2倍の大本命となっています。
牡馬クラシック3冠に加えて有馬記念も制覇、馬場も距離も展開も問わずとなれば、この馬が負けることは非常に考えづらい。もし負けるとすれば前走のように気の悪さを出したときだけでしょうが、大外枠を引いて、池添がスタートをそっと出せば、前走みたいなことにはならないでしょう。外外を回る展開になっても、距離損をはるかに上回る能力差があります。

ということで、ここは2着3着さがしのレース。例によって消去法で、来ないだろうと思われる馬を消していきます。
まず前走で1秒以上離された馬は消し。これで125691013の7頭が消えます。
次に前走のレースレベルがかなり低いと思われる大阪ハンブルクC組の4頭、46712が消えます。6がダブっているのでこれで10頭が消えました。
格下過ぎる17も消します。
残りは7頭。

ローズキングダムは菊花賞2着ですが勝ったのがビッグウィーク。しかもレースは超スローペースでレースの上がりが35秒6というこの馬向きのヨーイドンの競馬。実際に菊花賞でのローズキングダムの上がりタイムは33秒9。展開が向いたのに2着に負けています。それ以外に3000メートル級の実績はなく、昨年の天皇賞では2番人気に押されながら11着に惨敗しています。
残りは6頭。

トーセンジョーダンは3000メートル級のレース経験が一度もなく、距離に不安があります。
残りは5頭。

ナムラクレセントは前走でオルフェーブルから2馬身半差。まともに走っていたら7~8馬身以上の差をつけられていたでしょうから、ここは買いづらい。
残りは4頭。

◎オルフェーヴル
〇ヒルノダムール
▲ウインバリアシオン
△ギュスターヴクライ

人気サイドですが、さすがにこれ以上は絞れません。
馬券はを頭の3連単6点勝負。


レース回顧~皐月賞

2012年04月15日 | 競馬
皐月賞の結果
1着ゴールドシップ
2着ワールドエース
3着ディープブリランテ
馬券はワールドエースを頭に買っていたので馬単、3連単ともにハズレ。

JRAのホームページの粗い動画なので間違っているかもしれませんが、私の見た目が確かならば、ワールドエースはスタートしてから間もなく、躓いて福永騎手が落ちそうになっていました。それでスタートは五分に出たにもかかわらず後方からの競馬となりました。

それにしても福永騎手と内田騎手のコース取りの差は何だったのでしょうか。3角手前ではブービーと最後方というほぼ同じ位置にいて、そこから内田騎手は迷うことなくガラ空きの内を狙い、福永騎手はみんなが外を回る、更にその外をブン回してしまいました。そのおかげでゴールドシップは4角を回って先頭の直後の内目、ワールドエースは最後方の大外という大きな差が出来てしまいました。

福永騎手はそれでも勝てると思っていたのかもしれません。確かにワールドエースは1頭だけ別次元の末脚を発揮して、ぐんぐんとゴールドシップに迫ってきました。しかし4角での差が大き過ぎて差し切るには至らず、2馬身半差をつけられた2着に負けてしまいました。
どの馬が一番強い競馬をしたかは誰の目にも明らかです。ダービーは広い東京コース。順調にいけばワールドエースが直線突き抜けて後続を3馬身以上離して勝つでしょう。

ディープインパクト産駒はまだ2世代目ですが、桜花賞馬を2年連続で出すなど、重賞勝ち馬を多数輩出していて、先輩のサンデーサイレンス産駒の種牡馬に勝るとも劣らない大種牡馬になるかもしれませんね。


皐月賞~ワールドエース

2012年04月15日 | 競馬
皐月賞G1です。
中山競馬場は昨日の雨で重馬場。5レースの3歳未勝利戦を見ると、勝ち時計が1分37秒0でレースの上がりが36秒6、勝ち馬の上がりが36秒0となっています。G1の皐月賞では、これに24~26秒プラスして、恐らく2分1秒~3秒くらいの決着になるのではないでしょうか。馬場の回復が早ければ2分ちょうどくらい。レースの上がりは36秒前後になり、上がり35秒くらいの長い末脚を使った馬が馬券に絡みそうです。
メイショウカドマツの単騎逃げならハイペースにはならないでしょうから、桜花賞同様、決め手勝負となりそうです。

◎ワールドエース
〇アダムスピーク
▲グランデッツァ
△ゴールドシップ
△ディープブリランテ

5頭に絞りました。それぞれに不安要素はあります。
ワールドエースは前走の若葉賞の上位馬がその後凡走しているのでレースレベルとして低かったのではないか、出遅れ癖がこの多頭数で出てしまった場合、大外を回ってまで勝つほどの能力差があるかどうか、の2点が不安です。
アダムスピークは前走の凡走のハッキリした理由が不明なので、同じ舞台のここも凡走する可能性があります。
グランデッツァは大外枠で、あまり後方から行くと届かない恐れがあるので早めに内に入れられるかが心配。
ゴールドシップグランデッツァと1勝1敗。能力は互角だが久々で末脚が鈍る恐れがあります。
ディープブリランテは全2走が絶好の展開だったのに勝ち切れなかった末脚の甘さがゴール前で響くと3着以内に入れないかもしれません。

前哨戦で勝ったり負けたりしている馬よりも、展開のアヤだった若駒ステークス以外は負けていないワールドエースの潜在能力に賭けることにしました。マイネルロブストも気になりますが、前走、重馬場で脚を取られていたとの情報もあったので、重が下手とみて外しました。

馬券はを頭の馬単4点と3連単12点勝負。


レース回顧~桜花賞

2012年04月08日 | 競馬
桜花賞の結果
1着ジェンティルドンナ
2着ヴィルシーナ
3着アイムユアーズ
馬券は頭から買ったサウンドオブハートが4着で、馬単も3連単もハズレ。

1着から4着が2番人気、4番人気、3番人気、5番人気で、順当な結果と言えるでしょう。
ジョワドヴィーヴルは6着に沈みましたが、代わりにヴィルシーナが2着に入ったのでディープインパクト産駒のワンツーフィニッシュとなりました。

勝ったジェンティルドンナは牡馬相手のシンザン記念を勝利しているので、前走のチューリップ賞では本命にしました。チューリップ賞では直線で包まれて脚を余していましたから、ここは馬場の真ん中からスムーズに抜け出しました。この馬は強いと言えるでしょう。
ジョワドヴィーヴルはやっぱり早熟だったのでしょうか。他馬との差が詰まるどころか、かなりの差で逆転されました。小柄な牝馬なので早めに繁殖に上げたらいいと思います。

さて、来週は皐月賞です。弥生賞とスプリングステークスが終わったときに、2レースとも低調なレースだっただけに、本番ではワールドエースが本命になるだろうと書きました。その後もこれと言って新しい情報がないので、皐月賞も順当にワールドエースが勝つんでしょうね。


桜花賞~サウンドオブハート

2012年04月07日 | 競馬
桜花賞G1です。
最近はフェブラリーSや高松宮杯などがありますが、以前は桜花賞が年の最初の大レースでした。だからなんとかして最初のレースを当てたいとシャカリキになったものです。
昔の桜花賞はいつもハイペース。「魔の桜花賞ペース」と言われていました。しかし近年の桜花賞はなんとなく欧米型のスローペースのレースになってきています。そういえば去年の有馬記念も稀に見るスローペースでした。
今年のメンバーを見渡すと、例年以上のスローペースになりそうな感じです。直線の瞬発力勝負になるのは間違いないところで、とはいっても後ろから行き過ぎると届かない恐れがあります。先行力があってもゴール前に弱いと馬券になりません。

◎サウンドオブハート
〇ジェンティルドンナ
▲ジョワドヴィーヴル
△プレノタート
△イチオクノホシ
△アイムユアーズ

サウンドオブハートはデビューから前走まで4戦連続で1番人気でした。今回はジョワドヴィーヴルジェンティルドンナに次ぐ3番人気で、狙い頃だと思います。前走の紅梅賞から間が空きましたが、近年の調教技術からすれば、多少間隔が空いても十分に能力を発揮できます。その紅梅賞はレースの上がり34秒3を4角8番手から差し切ったもので、瞬発力勝負に十分対応できることがわかりました。暮れの阪神JFは大外からかかり気味に先行して、0秒4差の3着でしたが、今回スムーズに運べばジョワドヴィーヴルを逆転する可能性があります。
ジョワドヴィーヴルは馬体重がなくて成長力が心配。年末のイメージが強いので1番人気ですが、他馬との差は意外に詰まっているかもしれません。

馬券は思い切ってを頭の馬単5点と3連単20点勝負。