前走で逸走したオルフェーヴルですが、あそこから盛り返したことと調教再審査を一発合格したことで本番では大丈夫だろうとみんなが思っているんでしょうね。単勝オッズ1.2倍の大本命となっています。
牡馬クラシック3冠に加えて有馬記念も制覇、馬場も距離も展開も問わずとなれば、この馬が負けることは非常に考えづらい。もし負けるとすれば前走のように気の悪さを出したときだけでしょうが、大外枠を引いて、池添がスタートをそっと出せば、前走みたいなことにはならないでしょう。外外を回る展開になっても、距離損をはるかに上回る能力差があります。
ということで、ここは2着3着さがしのレース。例によって消去法で、来ないだろうと思われる馬を消していきます。
まず前走で1秒以上離された馬は消し。これで1、2、5、6、9、10、13の7頭が消えます。
次に前走のレースレベルがかなり低いと思われる大阪ハンブルクC組の4頭、4、6、7、12が消えます。6がダブっているのでこれで10頭が消えました。
格下過ぎる17も消します。
残りは7頭。
ローズキングダムは菊花賞2着ですが勝ったのがビッグウィーク。しかもレースは超スローペースでレースの上がりが35秒6というこの馬向きのヨーイドンの競馬。実際に菊花賞でのローズキングダムの上がりタイムは33秒9。展開が向いたのに2着に負けています。それ以外に3000メートル級の実績はなく、昨年の天皇賞では2番人気に押されながら11着に惨敗しています。
残りは6頭。
トーセンジョーダンは3000メートル級のレース経験が一度もなく、距離に不安があります。
残りは5頭。
ナムラクレセントは前走でオルフェーブルから2馬身半差。まともに走っていたら7~8馬身以上の差をつけられていたでしょうから、ここは買いづらい。
残りは4頭。
◎オルフェーヴル
〇ヒルノダムール
▲ウインバリアシオン
△ギュスターヴクライ
人気サイドですが、さすがにこれ以上は絞れません。
馬券は◎を頭の3連単6点勝負。