三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

消えた浮浪者たちの行方

2015年10月24日 | 政治・社会・会社

最近街で浮浪者を見かけなくなりました。朝一の映画を見るのに新宿に行っても、かつては地下街のあちこちに寝ていた浮浪者が、いまはひとりも見かけません。このことは何を意味するのでしょうか。

浮浪者対策の管轄は厚生労働省なのか国土交通省なのか、あるいは地方自治体なのか、どうもはっきりしませんが、厚労省と国交省が合同で出したPDFがあります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/homeless08/pdf/data.pdf
2年前の資料ですが、2003年に全国で25,296人ほどいた浮浪者が2012年には9,576人に減っているとのことです。事実なのかどうかわかりませんが、庶民には浮浪者の数など調べようがないので、この発表を目安にするしかありません。
東京都では2003年に6,361人いたのが2012年には2,368人に減っていると書かれています。街で見かける機会が減ったのを考えれば、それなりに納得のいく数字ではあります。

では浮浪者たちはどこに行ったのでしょうか。
発表では浮浪者対策が功を奏したように書かれていますが、私の推測は違います。それは以下の条件があるからです。
1.東京オリンピックを開催するにあたり、街のいたるところに浮浪者がいるのは具合が悪い。
2.福島の原発事故は実はまったく収束しておらず、毎日の作業が必要。
3.浮浪者の中には生活保護を申請する者がおり、財政が破綻しているのでこれ以上の給付はできない。

導き出される結論はひとつしかありません。それは次の施策です。
1.浮浪者を引っ立てて、福島原発の作業者にする。
2.手足が不自由だったり、ボケていたり、歳を取りすぎているものは引っ立てた後、殺処分とする。
3.福島原発の作業者もいずれは被曝で死んでいくので、全国の浮浪者を引っ立てて代わりにする。
保健所が犬や猫を回収するように浮浪者を回収する場面が目に浮かびます。アベ政権は無慈悲な政権ですから、平気でやっているに違いないと思っています。
誰にやらせているか?もちろん、浮浪者の中でも体の大きな体力のある者にやらせているに違いありません。汚れ仕事は本人たちにやらせるのです。このあたりのやり方は、江戸時代のを思い浮かべてしまいます。

そして、福島原発の作業者が減ったら、次の施策を行なうでしょう。
4.浮浪者がいなくなったら、刑務所に収監されている犯罪者のうち、誰も面会に来ない者を福島原発に送り込む。
5.更に足りなくなった場合は受刑者が獄死したことにして原発作業員にしてしまう。
6.シールズなどの政治活動をする邪魔者を捕らえて送り込む。 

アベ政権はそういう政権です。そしてそんな政権を選んだのが日本国民です。日本国民はそういう国民なのです。

世界には無駄が多い気がします

2015年10月12日 | 政治・社会・会社

日本人の80歳以上の人口が1000万人を超えたという報道がありました。今年2015年9月の話です。健康寿命は男性で72歳、女性で77歳くらいなので、日常の自分の世話を自分でできない人が1000万人を超えたということです。たぶん、寝たきりが1000万人以上いると考えていいと思います。
長寿はある意味、喜ばしいことなのかもしれません。しかしそれは健康寿命のことではないでしょうか。ほぼ植物人間みたいになって延命措置を続けられている老人も、日本の長寿記録を支えているひとりです。しかしそのような長寿にどんな意味があるのでしょうか。

高血圧の人口も2000万人だか4000万人だかと言われています。WHOの基準と日本の基準が違うのは毎度のことなので驚きもしませんが、日本の医療は高血圧の人を増やしたくて仕方がないとしか思えません。それはもう単純な理由で、降圧剤の市場が1兆円もあるからです。しかしこれからは日本の人口が減少するのでマーケットが縮小してしまう。それを防ぐためには、高血圧の基準を下げて、誰でも彼でも高血圧と診断し、血圧が高いと脳卒中や心臓発作を起こす確率が高くなると脅して、治療を受けさせる人を減らさない努力が必要です。
しかし、そういう努力は大衆が望んでいる医療なのでしょうか。誰も望まないのに自分たちの利益だけを追求するのは無駄な医療だと思います。
歯が痛かったら歯医者に行きます。骨が折れたら外科に行きます。それは治してほしいから行くのであって、脅されていくのではありません。必要だから行く。患者にとって必要な医療だけが必要で、それ以外の医療は医療関係者のマッチポンプとしか思えません。製薬会社は薬を作ったら、それを売りたい、だから病院と厚生労働省に圧力をかけたり裏取引をしたり贈賄をしたりして売る状況を作り上げる。ほとんど振り込め詐欺のようなものです。

食べログを見ると、本日2015年10月12日現在、パン屋さんなども含めて飲食のお店は全国に819,041店舗もあります。仕込みをして商品を調理し、販売するという過程はどの店も同じでしょうが、売り切れる店と余る店があり、余る店は期限を過ぎたら商品として販売できなくなり、自分たちで消費するか廃棄するかとなります。無駄ですよね。しかし店を作って流行らせて儲けるためには無駄になるかもしれない投資をしなければならない。医療と違うのは法律を変えてまで商品を売りつけることができないところだけで、考え方の出発点は同じです。

武器を作る。売れないと期限切れになるので、売らなければならない。だから政治家に働きかけて戦争を始める。または戦争法案を可決させる。儲けるためには仕方がないのかもしれませんが、なぜ儲けなければならないかという反省は、金輪際ありません。

人類は儲けようとすることをいつやめるのでしょうか。それともずっとやめないのでしょうか。世界中の指導者が儲けようとする人ばかりなのは、人類がそういうものだからなのでしょうか。

世の中に必要なことだけを仕事として残し、それ以外は全部やめてしまったら、どうなるでしょうか。インフラなどの必要な仕事にはもっと人を増やし、延命治療をする医者などの不要な仕事を減らせば、世の中全体が楽になる気がします。寝たきり老人が減って、平均寿命が短くなるかもしれませんが、それが悪いこととは思えません。

 


レース回顧~スプリンターズS

2015年10月04日 | 競馬

スプリンターズSの結果

1着ストレイトガール 無印
2着サクラゴスペル  無印
3着ウキヨノカゼ   △

私の印
◎アクティブミノル 9着
〇ウリウリ     5着
▲ハクサンムーン  12着
△ティーハーフ   10着
△ウキヨノカゼ     3着

1着馬と2着馬が無印では当たりようがありませんね。ストレイトガールは最後まで買うかどうか悩みましたが、サクラゴスペルは殿負けの安田記念以来ということでいの一番に消してしまいました。

さて、10月から個人番号や法人番号が配布され、来年1月から「行政手続きにおける個人を識別するための番号の利用等に関する法律」が施行されます。いわゆるマイナンバー法ですね。財務省以外は誰も喜んでいないこの法律は、個人の金融資産を裸にして、すべての税金を根こそぎ徴収するのが目的です。一本釣りから底引き網漁法に変えた訳ですね。底引き網漁法はやりすぎると海の生態系を変えてしまって、漁獲高が少なくなってしまう危険な漁法です。マイナンバー法が施行されたら海外に逃げ出すお金持ちはたくさんいるでしょう。そうなると税収自体が少なくなります。そうなることも目論見済みでこの法律を施行するのだとしたら、もしかするとアベが狙っている憲法改正の緊急事態条項と連携しているのかもしれません。緊急事態だから海外渡航はまかりならんとして、渡航するならすべての金融資産を差し出せくらいはアベ政権なら平気で言いそうです。国民を国家の奴隷にするのがそんなにうれしいのか。

馬券の収支もすべて裏を取られて根こそぎ税金として持っていかれそうです。財務省は違法でも何でも有り金を掻っ攫う強盗みたいな役所ですから、予想を公開している場合ではありません。競馬予想の記事は今回が最後とします。しかし予想自体は今後もつづけていくつもりです。

次回からはとりとめのない、そもそもこのブログをはじめたときのコンセプト「ディスパレートな日々」を綴っていきたいと思います。 よろしくお願いします。


スプリンターズS~アクティブミノル

2015年10月04日 | 競馬

スプリンターズステークスG1です。

◎アクティブミノル
〇ウリウリ
▲ハクサンムーン
△ティーハーフ
△ウキヨノカゼ

本命は前哨戦のセントウルSを勝ったアクティブミノル。1200mを3戦全勝なのに人気にならないのは前走がフロックと思われているからでしょうが、テンから飛ばすスピードは短距離戦ではかなりの武器になると思います。同レースで後方からアクティブミノルの2着に追い込んできたウリウリが強敵。ペースによっては差し切りまであると思います。アクティブミノルの2番手につけるハクサンムーンも不気味。1200mのG1では5戦の内4回掲示板、うち2回は2着、1回は3着です。混戦模様の今回は押し切っても不思議ではありません。
上位3頭が1着候補。押さえはキーンランドS組のティーハーフウキヨノカゼですが、追い込みタイプなので勝つまでは苦しいでしょう。

馬券は3連単フォーメーション◎〇▲-◎〇▲△△-◎〇▲△△(8、9、12-6、8、9、12、16-6、8、9、12、16)36点勝負