三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース結果~スプリンターズS

2017年10月02日 | 競馬

スプリンターズSの結果
1着レッドファルクス  無印
2着レッツゴードンキ  無印
3着ワンスインナムーン ▲

私の印
◎ファインニードル  12着
〇セイウンコウセイ  11着
▲ワンスインナムーン 3着
△ダイアナヘイロー  15着

 1着2着が無印の上に本命対抗が12着と11着ではどうしようもない。馬券としては重症だ。
 レースは前半が33秒9、後半が33秒7の典型的な平均ペース。流れに乗れた馬が勝つ展開だ。ファインニードルは出遅れて3コーナー手前でまくっていった時点で終わっていた。勝ったレッドファルクスは中段の後方から進み、4コーナーでばらけてから満を持しての追い出し。鞍上はデムーロ。ジョッキーの差も大きかった。レッツゴードンキはさらに後方から。先行勢が残りにくい馬場だったのは間違いない。前に行った馬が崩れるなかで、3着に踏ん張ったワンスインナムーンはかなり強い。次に1200m戦に出てきたら迷わず本命にする。
 さて来週は毎日王冠。天皇賞秋に直結するレースだけに注目だ。マカヒキが出てくるようであれば、ダービー馬の格に敬意を表して頭から狙いたい。


スプリンターズS~ファインニードル

2017年10月01日 | 競馬

◎ファインニードル
〇セイウンコウセイ
▲ワンスインナムーン
△ダイアナヘイロー

 4歳馬を狙う。今年順調に使われ、前哨戦のセントウルSを制したファインニードルが本命。G1高松宮記念を勝ったセイウンコウセイが強敵。間が空いている分だけ2番手とした。先行力のある牝馬2頭ワンスインナムーンダイアナヘイローが連下。
 大外のダンスディレクターの差し脚は脅威だが、久々で馬体重が減っていた前走がマイナス材料。ローテーションに不安のあるレッドファルクス、2戦連続で二桁着順のビッグアーサー、ヴィクトリアマイル以来で1200m勝ちのないレッツゴードンキなど、実力馬には今回消えてもらう。

 馬券はを頭の3連単(13-3、6、7)6点勝負


レース結果~安田記念

2017年06月04日 | 競馬

安田記念の結果
1着サトノアラジン  無印
2着ロゴタイプ    無印
3着レッドファルクス 無印

私の印
◎アンビシャス    15着
〇イスラボニータ     8着
▲グレーターロンドン   4着
△ステファノス      7着
△エアスピネル      5着

 馬券は頭で買ったアンビシャスが15着大敗だったので当然ハズレ。
 レースは前後半45秒5~46秒0の平均ペース。レースの上がりが34秒4なので、先手を取ったロゴタイプがそのまま逃げ切ってもおかしくない展開だったが、33秒7の鬼脚を使ったサトノアラジンが首差かわして優勝した。大跳びでサクラユタカオーみたいな走りの馬だ。
 アンビシャスは終始後方で、直線もまったく伸びずに終わった。マイルが向いていなかったとしても、ここまで大敗するのは調子が悪かったとしか思えない。
 イスラボニータは不完全燃焼のレース。直線で前が開かなかった。しかしそれは器用な脚がないか、前をこじ開けるくらいの勝負根性がない証拠。結局、皐月賞は何もかもがうまくいったレースだったということだ。
 良血馬グレーターロンドンが4着。上がり33秒9で勝ち馬から0秒1差なら結果としては悪くない。5歳だが1年間の休養があり、キャリアは浅い。これからの伸びしろが期待できる馬だ。
 エアスピネルは上がりタイム2位の33秒6の末脚を使ったが、イスラボニータと同じく前が開かずに5着まで。それなりの力はみせたレースだったと思う。

 次は6月25日の宝塚記念だ。


安田記念~アンビシャス

2017年06月04日 | 競馬

◎アンビシャス
〇イスラボニータ
▲グレーターロンドン
△ステファノス
△エアスピネル

 本命はG1大阪杯で33秒6という最速の上がりタイムを記録したアンビシャス。去年の安田記念はスローペースでロゴタイプが逃げ切ったが、流石に今年は去年ほど遅くならず、前半と後半がほぼ同じタイムの平均ペースで流れるだろうとみて、自在性と決め手を重視した。
 相手は漸く調子を取り戻したイスラボニータ。上位は間違いないところだが、決め手に欠ける部分があるので頭では買いづらい。
 休み明けを4連勝中の良血馬グレーターロンドン。ソエで出走も危ぶまれたが、それでも出走してくるのは状態がよくなっているとみて単穴とした。ただ、後方から直線だけのレースをするので、平均ペースのこのレースで突き抜けるまではどうか。
 秋の天皇賞で2着と3着に来ている実力馬ステファノスと前哨戦のマイラーズCの勝ち馬エアスピネルブラックスピネルと勝ったり負けたりだが、こちらはダービー4着、菊花賞3着の実績があり、実力的には差がありそうだ。

 馬券はアンビシャスを頭の3連単(4-7、8、15、18)12点勝負


レース結果~ダービー

2017年05月28日 | 競馬

ダービーの結果
1着レイデオロ     △
2着スワーヴリチャード 〇
3着アドミラブル    △

私の印
◎ダイワキャグニー  14着
〇スワーヴリチャード   2着
▲アルアイン       5着
△アドミラブル      3着
△レイデオロ       1着

 馬券は頭で買ったダイワキャグニースワーヴリチャードが負けたのでハズレ
 レースは1000m63秒台の超スローペース。向こう正面でレイデオロペルシアンナイトが動いて先団に取りついたときは、これはレイデオロは消えたかなと思ったが、3コーナー手前で息が入ったようで、直線ではスワーヴリチャードの追撃を寄せ付けず、ルメールは日本ダービージョッキーとなった。
 皐月賞馬アルアインも5着に来ており、順当な結果であると言えるだろうが、勝ちタイムが青葉賞よりも3秒6も遅いのはいただけない。レースの上がりが33秒8ではダービーらしい直線の攻防が見られなかったのも仕方のないところだ。ハイペースの消耗戦になればジャパンカップまで展望が開けたが、この勝ちタイムではどの馬がジャパンカップで通用するのかは不明だ。

 来週は安田記念。ルメールのイスラボニータが出走する。皐月賞を勝ちダービー2着、セントライト記念1着と3歳児は大活躍だったが4歳時、5歳時は1勝もできなかったが、前走マイラーズカップで久々の勝ち星。本番への最有力馬であることもさておき、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービーとG1を3連勝のルメールが4連勝なるかということにも注目だ。


ダービー~ダイワキャグニー

2017年05月28日 | 競馬

◎ダイワキャグニー
〇スワーヴリチャード
▲アルアイン
△アドミラブル
△レイデオロ

 皐月賞組、別路線組にそれぞれ有力な馬がいて、かなり絞りづらいメンバーだ。青葉賞を好時計で勝ったアドミラブルが大外に入ったことと、青葉賞をステップにダービーを勝った馬がいないことで、1番人気でも4.1倍という微妙な倍率になっている。この馬は3月以降3戦しているローテーションもきつそうだ。
 本命は東京コース3戦3勝のダイワキャグニーとした。ローテーションに無理がなく、前走の時計も勝ちっぷりもいい。オープンレースのプリンシパルSから勝ち馬が出ていないのはやや気がかりだが、勝ち時計は2000mになってからのレースレコード。先行できるのも強みだ。
 強敵は東京コースの共同通信杯を楽勝しているスワーヴリチャード。皐月賞は展開的にチグハグなレースで、まったく力を出していないように見えた。それで0秒4差の6着なら、東京コースで逆転は十分。
 連下候補は沢山いるが、筆頭はやはり皐月賞馬のアルアイン。皐月賞はハイペースを好位からの競馬で、9番人気の勝利でもフロックではない。
 そして1番人気のアドミラブルと2番人気のレイデオロ。デムーロとルメールは常にG1で上位人気になり、それなりの結果も出している。
 他にも皐月賞2着のペルシアンナイト、青葉賞2着のベストアプローチ、毎日杯2着のサトノアーサー、弥生賞馬のカデナなどが気になるところだが、皐月賞以外で前走1着でない馬はどこか決め手に欠ける部分があると見た。ペルシアンナイトカデナは前走皐月賞だが、ペルシアンナイトは若干距離に不安があり、カデナはガサがないのと東京コースで勝っていないのがマイナス。

 馬券は◎〇-◎〇▲△△3連単フォーメーション(4、15-4、7、12、15、18)の24点勝負


レース結果~オークス

2017年05月21日 | 競馬

オークスの結果
1着ソウルスターリング ◎
2着モズカッチャン   無印
3着アドマイヤミヤビ  △

私の印
◎ソウルスターリング 1着
〇リスグラシュー   5着
▲フローレスマジック 6着
△アドマイヤミヤビ  3着
△ブラックスビーチ  9着
△カリビアンゴールド 11着

 馬券は2着のモズカッチャンが無印でハズレ
 レースは平均ペースを大名マークのソウルスターリングが直線坂を上がってから余裕の追い出し。2着に1馬身半をつける完勝だった。最近のG1レースの中ではキタサンブラックと同じくらい安定感のある1番人気のレースだったと言えるだろう。
 ハービンジャー産駒のモズカッチャンが2着で、この血統に対する信頼のなさが裏目に出た形だ。皐月賞でペルシアンナイトが2着した時点で、この種牡馬に対する考えを改めるべきではあった。
 強敵だと思っていたリスグラシューは5着、アドマイヤミヤビは3着だった。順当な結果と言えるだろう。今年はレベルが高いのではないかと思っていたスイートピーSの2頭は残念ながら9着と11着だった。このステップはかなり前からオークストライアルの位置づけなのだが、これほど本番に結びつかないようなら、距離や開催週を見直した方がいいのかもしれない。
 矢車賞を挟んだので印象が薄いが、桜花賞6着のディアドラが4着で、やはり桜花賞のレースレベルの高さを示した結果となった。

 さて来週はいよいよダービーだ。こちらは桜花賞馬と違って皐月賞を勝ったアルアインは新馬から特別を連勝、道悪のシンザン記念は6着に負けたものの、前哨戦の毎日杯を好時計勝ちしてからの皐月賞参戦で、9番人気は人気の盲点というしかない。順調ならこの馬がダービーも制するだろう。
 相手は久々の皐月賞を5着したレイデオロ。その前は新馬戦、特別戦、重賞を3連勝。休み明けでなければ皐月賞馬となっていても不思議ではない。ルメールがオークスに続いてダービーを連勝するかもしれない。
 そのほかの馬では、皐月賞2着のペルシアンナイトと青葉賞を勝ったアドミラブル、スプリングS馬のウインブライト、弥生賞馬のカデナあたりまで。


オークス~ソウルスターリング

2017年05月20日 | 競馬

◎ソウルスターリング
〇リスグラシュー
▲フローレスマジック
△アドマイヤミヤビ
△ブラックスビーチ
△カリビアンゴールド

 レース映像を何度見ても、トライアルレースより桜花賞の方が一枚も二枚もレベルが上だ。従って戦績だけから言えば、桜花賞馬のレーヌミノルが最上位の評価となる。しかし桜花賞から800mも距離が延びるのに加えて、今年の桜花賞と明日の東京コースでは馬場がかなり違う。スピードと瞬発力の絶対値がものをいうレースになりそうだ。
 ということで、血統と戦績から距離に不安があり過ぎる桜花賞馬のレーヌミノルは潔く消し。
 本命はフランケル産駒のソウルスターリング。良馬場のスピード争いではこの馬が一番だろう。
 強敵は桜花賞2着のリスグラシューで、ハーツクライ産駒ということから血統的に距離適性はこちらが上だ。長い距離で手腕を発揮する名人が鞍上というのも心強いところである。
 3番手は迷ったが、瞬発力に定評があってオークスでも好成績を残しているディープインパクト産駒を上位にとり、好タイム決着のフローラステークスを1番人気で負けたフローレスマジックとした。2走前のクイーンカップはレベルの高いレースで、4着のレーヌミノルが桜花賞を、2着のアロエリットがNHKマイルカップを制した。
 そのクイーンカップを勝ったアドマイヤミヤビだが、桜花賞の12着惨敗がどうにも引っかかるので、抑えまでとした。
 その他では、フローラステークスと同様の好タイム決着だったスイートピーステークスの1、2着馬のブラックスビーチカリビアンゴールド。スイートピーステークス出走馬がオークスで馬券に絡むことは少ないが、今年のレベルは例年よりも高いと思う。

 馬券は◎ソウルスターリングを頭の3連単(2-3、10、14、16、17)20点勝負


レース結果~ヴィクトリアマイル

2017年05月17日 | 競馬

ヴィクトリアマイルの結果
1着アドマイヤリード ▲
2着デンコウアンジュ 無印
3着ジュールポレール ◎

私の印
◎ジュールポレール 3着
〇ミッキークイーン 7着
▲アドマイヤリード 1着
△レッツゴードンキ 11着
△ルージュバック  10着

 馬券は、頭で買ったジュールポレールが3着敗退でハズレ。
 3着までを4歳馬が独占し、強いはずの5歳馬がこぞって圏外に消えてしまったのは意外だった。掲示板を外すことはないだろうと思っていたミッキークイーンの7着をはじめ、クイーンズリング6着、ルージュバック10着、レッツゴードンキ11着という惨憺たる有様だ。それぞれの敗因もよくわからない。
 レースは前半47秒9~後半46秒0という後傾ペース。上がり33秒8のレースで12着までが4馬身差にひしめき合っていたのだから、位置取り次第で着順がどうにでも入れ替わる展開だった。勝ったアドマイヤリードは流石にステイゴールド産駒で、こういう混戦には強い。期待したジュールポレールは幸騎手がうまく乗って直線で抜け出しかけたが、最後の切れ味で劣ってしまった。それなりの持ち味は出した格好だ。

 来週はオークスだ。桜花賞を1番人気で負けたソウルスターリングが中心になるだろう。広い東京に変わって能力を出し切れれば勝つ可能性が高い。やはり東京コースが向いているアドマイヤミヤビ、桜花賞2着のリスグラシューが相手になるだろう。桜花賞馬レーヌミノルは血統的にも戦績的にも距離がもつかどうかの不安がある。だったら東京コースでの前哨戦勝ちのモズカッチャンブラックスビーチ。穴馬はそれぞれの2着馬、カリビアンゴールドヤマカツグレースあたりか。


ヴィクトリアマイル~ジュールポレール

2017年05月13日 | 競馬

◎ジュールポレール
〇ミッキークイーン
▲アドマイヤリード
△レッツゴードンキ
△ルージュバック

 5歳のG1馬が強いのはわかっているが、ジュールポレールの勢いに賭けてみる。3歳の4月という遅いデビューで、いろいろと苦労もあったと想像できる。3戦目で未勝利を勝ち、ローカルを2戦したあと、京都と阪神で条件戦を3連勝。重賞初挑戦の前走は3着に敗退したが、先行したクイーンズリングが15着に大敗する展開で早めに仕掛けて勝ちに行った分足元をすくわれた形で、勝ったミッキークイーンと差はないように見えた。
 相手は前走で負けたミッキークイーンアドマイヤリード。このところ調子が上がってきたレッツゴードンキと府中コース得意のルージュバック

 馬券は◎ジュールポレールを頭の3連単(3-5、7、11、14)12点勝負