三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

天皇賞~ブエナビスタとアーネストリー

2010年10月30日 | 競馬
天皇賞G1です。
菊花賞は絞った4頭のうちの2頭が1、2着したものの、7着馬から買っていては馬券は当たりません。
さて天皇賞は台風14号の影響もあってどんな馬場になるのかも不明でいまひとつ絞りづらいレースになりました。台風はどうやら太平洋上を進んで抜けていく模様ですが、馬場はどうなるのでしょうか。パンパンの良馬場にまでは戻らないでしょうから、少し時計の足りない馬でも上位に来る可能性はあります。

最近のG1では稍重だった宝塚記念が時計のかかったレースでした。勝ったナカヤマフェスタが凱旋門賞で2着したことを考えると、このレースのレベルは相当に高かったと考えられます。2着だったブエナビスタがここでも断然の1番人気ですが、実力比較からして当然のことで、この馬には逆らえません。2番人気も宝塚記念で3着だったアーネストリーブエナビスタが休み明けの分、逆転もあるかもしれません。この2頭と他の馬とでは実力的に開きがありそうです。

宝塚で15着だったアクシオンは、重馬場が得意そうではありますが、ここでは力及ばずです。8着だったジャガーメールも同様。距離も足りません。逆に、5着だったネヴァブションが、あまり人気はありませんが、ここでは怖い存在だと思います。毎日王冠の1、2着馬と、1番人気で出遅れて5着に負けたペルーサ、東京得意で久々のオールカマーを快勝したシンゲンが3着候補。G1馬のショウワモダンはこの2戦が負けすぎ。キャプテントゥーレまでは手を広げきれません。

◎ブエナビスタ
〇アーネストリー
▲ネヴァブション
△エイシンアポロン
△アリゼオ
△シンゲン
△ペルーサ

◎〇-◎〇-▲△△△△の3連単10点を買います。


新聞を読むバカ

2010年10月24日 | 政治・社会・会社

かつては新聞を読まないことが即ち不勉強なことと言われた時代がありましたが、現在ではその言い方は当てはまりません。むしろ新聞を読むと間違った情報を得ることのほうが多い。特に政治面は、政局ばかりを紋切り型で報道する白痴的な記事で溢れ返っています。政治記者の資質は時代とともに明らかに低下しており、どの政治記事も木を見て森を見ない大局観のないものばかりです。
かつて安保闘争の時代、ベトナム戦争の時代はイデオロギー論争が非常に盛んで、戦争を肯定する立場、戦争を悪としながらも必要悪とする立場、如何なる戦争も全面否定する立場などそれぞれの立場で報道されて、その多様性が国民の間に議論を生み、同時に問題意識を生みました。

ところが現在の新聞報道はどの新聞も観点が浅く表現が画一的なので、議論も問題意識も生みません。それはとりもなおさず新聞記者自信に問題意識が欠如しているからに違いありません。
検察審査会が小沢一郎の起訴相当を決めたときも、政治記者は菅首相に対して「離党勧告はありますか?」ばかりをしつこく聞いていました。あの記者の名前は何というのでしょう? 真実を報道する努力を忘れた能なしとしか言いようがありません。政治記者は今では、本質的な情報を国民に知らせることなく、政治家や圧力団体の思惑ばかりを報道するようになりました。本質報道よりも思惑報道の時代です。本質報道をしようとすれば、たくさんのことを調べる必要がありますが、思惑報道なら関係者のインタビューと調査会社に丸投げの世論調査で事足ります。情報を足で稼いでいたかつての新聞記者なら、今回の報道の仕方は全く違ったものになっていたでしょう。

本質報道をする新聞記者なら、次のことを報道したはずです。

検察審査会とは何か?
創設の由来、目的と経緯は?
メンバーは誰がどのように決めるのか?
判断の責任は誰が負うのか?
議事録はあるのか、何故公開されないのか?
何故被疑者側の弁護士が出席できないのか?
本当に検察審査会で審査されたのか?
審査会の発表が捏造でない証拠は?

既に報道されている通り、検察のやることはストーリーを決めて、そのストーリーに沿った供述調書を作成することです。
実はそのためには何でもやるのです。被害者を丸裸にして、肛門に棒を突っ込むなど朝飯前。女性なら別の穴も使います。そうやって人格を破壊していくのです。兎に角、体の表面に傷がついて傷害になってしまうこと以外は何でもやります。そして供述調書にサインをさせる。だから取り調べの可視化などできるはずがありません。可視化するとこれまでのやり方がすべてできなくなります。できなくなるということは、有罪にしてしまいたい人間を簡単に有罪にすることができなくなるということです。検察に冤罪という言葉はありません。有罪かどうかは検察が決めることで、真実がどうであろうと一切関係のないことなのです。
検察は自分たちに有利なようにすべての情報を操作します。うるさ型の記者がいたら、そいつも有罪にして刑務所にぶち込んでしまいます。かつてはそれでも真実を追及する猛者がいましたが、今はそんな記者はいません。借りてきた猫みたいな記者ばかりで、検察の言うことを右から左に報道するだけです。

そんな記者たちが書いた新聞を読む人は、お金と時間をどぶに捨てているのと同じです。ハッキリ言って、新聞を作る人も読む人も両方バカです。


菊花賞~ヒルノダムール

2010年10月24日 | 競馬
菊花賞G1です。
秋華賞は対抗の印を打ったアパパネが優勝したものの、本命のアグネスワルツが失速して馬券は外れてしまいました。春のクラシック戦線に出走した馬が上位を占め、クラシック不出走馬ではディアアレトゥーサの6着が最高でした。やはり新興勢力の台頭は簡単ではないと感じた一戦でした。
さて菊花賞は、ダービー馬エイシンフラッシュが抜けて、ローズキングダムの一本かぶりの人気となりました。格からも実績からもこの馬が飛び抜けており、鞍上も武豊ですから普通に考えれば馬券はこの馬からということになりそうです。22キロ増を叩いた上昇も見込めます。
しかし、それでも本命はヒルノダムールにしました。ローズキングダムは皐月賞では4着、ダービーは2着。皐月賞はレースの上がりが35秒台の消耗型のレースで、ダービーは超スローでレースの上がりが33秒台と極端に速い上がり勝負のレース。今回の菊花賞の展開は、コスモラピュタビッグウィークが行って、マクリ宣言をしているトウカイメロディ以下の先行馬がそれに続くので、よどみのないペースで進みそうです。ということはダービー型のレースよりも皐月賞型のレースになるのではないかと思われます。そうなっても先に抜け出すローズキングダムのほうが有利ですが、直線が平坦の京都なのでヒルノダムールの直線一気に賭けたいと思います。

◎ヒルノダムール
〇ローズキングダム
▲レーヴドリアン
△ビッグウィーク

思い切って4頭に絞りました。
レーヴドリアンは14キロ増だった前走を叩いて上昇。ビッグウィークは前走の粘りは相当なものです。先行して粘るならトウカイメロディよりもこちらでしょう。トウカイメロディは青葉賞でペルーサにつけられた1秒3差を詰められるとは思えません。セントライト記念組ではゲシュタルトは負けすぎ、1、3着のクォークスターアロマカフェの2頭は距離が長いと見ました。
から馬単と3連単を買います。


秋華賞~ゼンノロブロイ対キングカメハメハ

2010年10月17日 | 競馬
秋華賞G1です。秋初戦のスプリンターズSの馬券を外して、今年も駄目かなと弱気になりかけていますが、気を取り直してこのレースを当てたいところです。
それにしても予想の難しいレースです。順当ならG1馬2頭が中心になるところです。アパパネと同じキングカメハメハ産駒が5頭、サンテミリオンと同じゼンノロブロイ産駒が4頭で、実に半数を占めています。今年の秋華賞はキングカメハメハ対ゼンノロブロイという構図になるかもしれません。ゼンノロブロイ産駒が3枠と5枠に2頭ずつになったのも変な偶然ですね。ゼンノロブロイは3歳秋以降に強くなった馬です。

ゼンノロブロイ産駒では、桜花賞は不出走でしたが、オークスで先行馬不利のきつい競馬ながら3着に粘ったアグネスワルツ。この馬を中心に見ました。12キロ増の前走を叩いて、今回が勝負でしょう。単騎逃げかオウケンサクラの2番手マークの展開になりそうなのも有利です。サンテミリオンは決まっていたローテーションとはいいながら、やはり休み明けは不利。横山から藤岡に代わるのもマイナス材料です。ローズステークス勝ちのアニメイトバイオは桜花賞もオークスも展開に恵まれて流れ込んだという印象。コスモネモシンはオークスでつけられた3秒1の差を逆転できるとは思えません。同じことはキングカメハメハ産駒のショウリュウムーンエーシンリターンズにも当てはまります。

キングカメハメハ産駒では当然アパパネが有力。24キロ増の前走はゴール前で止まっていまいましたが、叩かれたここは確実に上位に来るでしょう。

その他では安藤勝己のディアアレトゥーサ。使うごとに馬体が増えて、春の勢力に対抗できる上がり馬だと思います。武豊のアプリコットフィズは春からそれほど馬体の成長がないのが気になりますが、古馬相手の前走勝ちは評価しなければなりません。あとは前走20キロ増でローズステークス2着のワイルドラズベリー

◎アグネスワルツ
〇アパパネ
▲ディアアレトゥーサ
△サンテミリオン
△アプリコットフィズ
△ワイルドラズベリー

から馬連を買います。


毎日王冠~スマイルジャック

2010年10月10日 | 競馬
秋初戦のG1スプリンターズステークスはウルトラファンタジーの予想外の逃げ切りにあって、馬券は2着3着に終わりました。

今日は毎日王冠G2です。秋になってこのレースが来るたびに、今年も秋のG1戦線が始まるのだとワクワクします。スターホースのいる年もいない年も、それなりに競馬は面白い。

スマイルジャックから入ります。マイルのほうがいい馬ですが、年齢を経てズブさが出てきている分、1800メートルも大丈夫でしょう。G1馬のショウワモダンは仕上がりがいまひとつという情報と、59キロはやっぱり不利なので、スマイルジャックの相手はペルーサを筆頭に、前走1番人気のアドマイヤメジャーと、単騎逃げのシルポート、東京コース得意のトウショウウェイブ

◎スマイルジャック
〇ペルーサ
▲アドマイヤメジャー
△シルポート
△トウショウウェイブ

から馬連を買います。


スプリンターズS~差馬から

2010年10月03日 | 競馬
スプリンターズステークスG1です。宝塚記念以来の馬券です。
日本のG1馬が揃っているのに、香港馬のグリーンバーディが1番人気になっています。前走の末脚を評価されたのと、1200メートルも4勝しておりここも展開が向きそうだということなんでしょうが、香港でセイクリッドキングに何度も負けている比較からすると、日本のG1で必ずしも上位ではありません。かといって日本のG1馬3頭も万全ではなく、展開次第のレースになりそうです。
香港馬のウルトラファンタジーヘッドライナーローレルゲレイロなどが先頭争いをして、ビービーガルダンワンカラットキンシャサノキセキなどが続くことが予想され、どう考えてもハイペース必至です。中段以降で脚をためた馬がゴール前で台頭する展開になるでしょう。

◎サンカルロ
〇ビービーガルダン
▲キンシャサノキセキ
△グリーンバーディ
△ワンカラット
△ジェイケイセラヴィ

サンカルロを狙いました。大穴は脚をためて無心で追い込んできそうなジェイケイセラヴィから馬連を買います。