昨年11月に新しく水槽に入れたエンパイアガジョンHypseleotris compressa (Krefft)です。エンパイアガジョンはオーストラリアやニューギニア方面にすむカワアナゴ科タナゴモドキ属の魚です。
タナゴモドキという属名、本種の別名「カープ・ガジョン」とありますがコイの仲間ではありません。カワアナゴ科はハゼ科に近い魚です。ただし雄は飼いこむとタナゴのような美しい色を発することはよく知られています。この個体はペアで購入しました。ドイツのブリードものです。
以前は底に何も砂をいれていないベアタンクでしたが今ではサンゴ砂を薄く敷いています。見栄えがよくなる、という効果もありますが、サンゴ砂で水質を弱アルカリ性に近くしたいとおもっています。
雄の色が少しではありますが出てきたかなという感じがします。頭や胴がうっすら赤みを帯びてきています。臀鰭もたまに見ると赤がでてきれいです。飼育は簡単、長期飼育できます。