魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

フィリピン魚7.ゴマハギ

2012年02月01日 20時40分18秒 | 魚紹介

ゴマハギZebrasoma scopas (Cuvier)は、ニザダイ科、ヒレナガハギ属の魚です。ヒレナガハギ属の魚は大きな背鰭・臀鰭をもち、背鰭の棘数が4-5棘と少ないのが特徴です。

ゴマハギは一見茶褐色のため、同属で鮮やかな黄色の色彩をもつキイロハギや、横帯が多数あるヒレナガハギと比較して地味な印象がありますが、よく見ますと頭部に白色斑があったり、体側に細い縦帯が多数走るなど非常に美しい魚です。

吻はキイロハギと同様にやや突き出しています。茶褐色の体ですが黄色の小斑があり美しい魚です。

本種もニザダイの仲間で、尾柄部には大きな白色のとげをもっています。本種の場合はその前方に絨毛域があり、頭部から撫でるようにして触るとその部分は不思議な触感です。


棘の前方にあるのが絨毛域です。

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