前回のオキナワサンゴアマダイがやってきた時、同じように我が家にやってきました、クロユリハゼ科のオグロクロユリハゼPtereleotris heteroptera (Bleeker)です。
クロユリハゼ科の魚のうち、クロユリハゼ属の魚は温和で複数飼育ができます。複数入れるとよく争うハタタテハゼとは違います。オグロクロユリハゼはメタリックな青色が美しい魚です。青くて、ほかの魚と協調性がある魚って、案外少ないのですよね・・・
3個体入れたのですが、出てきたのは2個体のみでした。脅かすと、すぐに岩の下に潜り込んでしまいます。クロユリハゼ属の魚は日本のサンゴ礁にも何種かしられています。本州から九州の太平洋岸でも、クロユリハゼ、ハナハゼなどの一部の種は採集ができます。
こちらは単独の生活を好むアケボノハゼNemateleotris decora Randall and Allen。紫色がきれいな魚です。複数個体入れると争うのが難点です。魚は夏の磯遊び・調査に備え暫く何も入れません。