先月末に水槽をリセット。今回初めてリセット後の水槽をご紹介します。
ハナガタサンゴはかなり大きなサンゴです。表面を触ると小さな棘があり引っかかります。その下にはオオタバサンゴなど、水槽左側には弱めの照明でも飼育できるようなサンゴをおきます。ほかにはカビラタバサンゴやキクメイシなど。
右側にはウミアザミ、タバネサンゴ、ウスコモンサンゴなど強い光を好む珊瑚をおきます。また、サンゴのほかにも光を必要とする生物をおきます。

海藻。新しく入手したクビレヅタと前からいたスズカケヅタです。前者は月末、ハロウィンの日に某所で購入したものをです。沖縄土産の「海ぶどう」がクビレヅタ。海藻は自力で活着するのに時間が必要なようで、隙間の多いライブロックの合間に縫うようにして入れます。やがて、海藻は活着するでしょう。

海藻は水槽に緑をもたらしてくれます。このほか、栄養塩を吸収し水槽にはえるコケの栄養を奪う効果があったり、微小な生物の住処になったり、あるいはキンチャクダイなどの仲間の餌になるなど、さまざまな利点があります。

イソギンポParablennius yatabei (Jordan and Snyder,1900)も採集してから、かなり大きくなりました。串本で採集したときは3cmほどのとても小さくてかわいらしいものだったのですが・・・。頭の皮弁など特徴で、おとなになっても可愛い魚。