もう11月になってしまいました。写真の魚はシシャモ。今の時期に手に入る秋の魚。この個体は雌で、いわゆる「子持ちシシャモ」。雌雄で臀鰭付近の形がやや違うように見える。
シシャモは臀鰭の縁が丸みをおびているのが特徴で、ほかの多くのキュウリウオ科魚類と区別することができる。
カラフトシシャモ(上)もシシャモとして販売されているのだが、こうしてみると違いがわかる。カラフトシシャモの鱗はシシャモよりもずっと小さくて細かいのだ。シシャモの鱗はカラフトシシャモより大きめ。またシシャモは背鰭軟条数が9~10、カラフトシシャモは10以上でシシャモよりも若干多い。またシシャモは沿岸域に生息し、産卵は河川で行う。一方でカラフトシシャモは純海産種らしい。体もカラフトシシャモはだいぶ細長いように思う。
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