(※この記事は2019年4月21日にアップした記事ですが、株式会社桃鶴堂社長氏にブログを削除され、復旧を試みるもできなかったので、ノンオリジナルとなっております。ご了承ください)
4月10日にとんでもない魚が我が家にやってきました。アジ科ヨロイアジ属の巨大魚「アンダマンアジ」!重さ6㎏弱、全長748mmもある大型の個体である。我が家でさばく魚としてはおそらくもっとも大きいものだと思われる。
アンダマンアジはヨロイアジ属の魚で、その中では細長い体形が特徴。ホシカイワリという魚にも似ているのだが、頭部の形状などが異なっている。ヨロイアジ属の魚は色々な形のものがいるのだが、単系統ではないとされている。アンダマンアジは日本ではまれな種とされているが、種子島の定置網に何匹か入ったことがある。この個体も種子島の定置網で獲れたものということだ。ちなみにこの日はこの魚が何匹も入ったようだが、サイズは先述の通り、それでも一番小さなサイズだという。肉食性が強く、キンメモドキやスミツキアトヒキテンジクダイ、ハダカイワシなどを大量に食していた。
まずはお刺身。以前大型のアジを食した時はあまりおいしくないことがあったが、このアンダマンアジについてはそんなことなし、脂が程よくのり、極めて美味しい。
こちらは中骨についていた身をそぎ落としたもの。刺身よりもよく脂がのっているが、養殖魚のような脂ではなく、よい脂ののりで本当にうまい。
今回のアンダマンアジも鹿児島の田中水産 田中積さんより。ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます