今日の夜ご飯はサクラエビ。三河湾ではシラエビというのが有名ですが、静岡とは距離的に近いためかこのような静岡産サクラエビも流通してます。
今朝は愛知県の三河一色、さかな村に行ってきました。
本日は三河湾の魚の「象徴的」なものをいくつかアップしてみます。
まず今回目につきましたのがワタリガニの類。ガザミ、タイワンガザミ、ジャノメガザミが上がりますが前2者が多く、今回はジャノメガザミは見られませんでした。最近多いのがタイワンガザミでよく目につきます。青くて派手ですからね。
次にウナギ。一色はウナギの名産地としても知られています。矢作川の河口の近くに一色漁港があり、ウナギもよく上がります。このほか淡水ものではシジミもありました。
この魚はギマといい、フグ目、ギマ亜目、ギマ科に分類される魚です。フグ目の中にはフグ亜目とギマ亜目に分けられますが後者にはギマ科と、ベニカワムキ科のみが含まれる小さなグループです。
南方に多い魚ですが三河湾でも多くみられ、一色でもよく上がります。これだけあって1000円と、ややリーズナブル。ウマヅラハギよりも安価なようです。味は食べたことがないのでよくわかりません。今度食べたいものです。
私が他を圧倒するような能力があると思ったことはなかったのですが、本日は私はそれを持っていることが判明しました。今日は朝に「ズワイガニ」を食いたいと思い市場買い付けに行こうと思ったのですが、断念。しかし本日なんと新潟の長いお付き合いのある方から届きました!立派なズワイガニ。ただし、生、ではなくボイルしてあったものなのですが。
そのあとは何か月ぶりかのフライドチキンを食べたり、お歳暮を贈る手続きをしたり、有意義に過ごしました。
かなり前の魚なのですが、チョウチョウウオ科のミナミハタタテダイHeniochus chrysostomus Cuvier。三重県で漁獲されたもので死滅回遊、もしくは季節来遊魚と呼ばれる魚です。
稚魚、もしくは仔魚のうちに南日本の太平洋側で見られる魚たちで、夏から秋になると磯で、防波堤で、潮だまりで見られますが、12月ごろになると亡くなってしまうことが多いです。紀伊半島あたりで越冬する個体もいたりしますが・・・
チョウチョウウオの食性には雑食性、ポリプ食性、プランクトン食性などありますが、一般的に多いのが前2者、飼育しやすいのは雑食性、プランクトン食性。このミナミハタタテダイはサンゴのポリプを中心に食うといわれており飼育がやや難しい部類になります。
この個体は漁師さんに頂いたもので、この漁師さんは定置網やかごで色々な魚を採集しておられます。チョウチョウウオの仲間はムレハタタテダイやゲンロクダイ、ほか同定困難な稚魚まで採集されています。