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フィギュアスケート・ペア

2006年02月17日 00時20分50秒 | スポーツ
 “オリンピック寝不足症候群”進行中。見ないで寝ようと思うのに、ついつい見てしまう・・・
 大会前は日本代表が決まるまで大騒ぎだったフィギュアスケートだが、ペアは出場していない(つまり出場枠もないということか、、、)。が、日本人は出場していた。ペアでアルベールビル、シングルでソルトレークシティ大会に出場した井上怜奈選手が、今度はアメリカ代表で出場。長野大会を前にお父さんを癌で亡くし、アメリカへ渡った後に自分も癌にかかって闘病しながら練習を続けていた話は、あちこちで報道されている。彼女をパートナーとして見込んだボールドウィンは、彼女の何がいいと思ったんだろう? そのへんは聞いてみたいところだ。
 SP(ショートプログラム)をぼーっと見ていて、「五輪史上初めてのスロー・トリプルアクセル成功!」と実況アナが叫ぶのを聞いて「いいもの見たかも」と思った。フリーでは失敗してしまったけど、実力を出し切って、自己ベストの点を出して、満足だったろうと思う。ボールドウィンがとにかく今の井上が自慢でしょうがないという顔。井上と滑ることでペアの選手としての喜び・醍醐味を存分に味わっているようだ。競技のパートナーとして深く尊敬しているのが見てとれる。お互いに相手を見つけたことが最高の幸運だった
 ずっとペアの金を続けてきたロシアが、根性で金を守って終わったが、中国がとにかく強いんでびっくり。シングルではトップクラスの選手が出てもなかなか続かないけど、ペアは集団的な育成が向いてるんだろうか? スロー・4回転サルコーで転倒して、中断した後滑りきって2位に入ったペアの張丹選手の根性すごすぎ。パートナーの張昊は感激しまくってたが、張丹は早く引っ込んでスケート靴脱ぎたいって顔だった^^; 中国のどれかのペアが使った音楽で、王力宏が歌った「龍的傳人」のモチーフが流れていた。この曲は元々伝統音楽の一部なんだろうか? そのうち調べてみたい。
 久しぶりにペアの競技を見て面白かった。昔のようにひたすらぴったり並んで滑っている感じじゃないし、ステップや振り付けが上手くなってアイスダンスに近い豊かな表現もできる。ツイスト(男性が女性を真上に投げながら女性がジャンプして上で回転し、男性がキャッチする)、スロージャンプなどは技術的な難易度がわかりやすいし、リフトは持ち上げ方、持ち上げられた女性の姿勢、持ち上げてる男性の姿勢、下ろし方と見るところがいろいろある。もっと人気があってもいいかも。
  日本もシングルはそれなりに強いんだから、真面目に育成すればペアもオリンピックくらい出場できるようにならないんだろうか? 少なくとも女子は比較的容易に転向できると思うんだけど。男子のなり手が少ないのかな・・・。
 今日は男子シングルのフリー。高橋大輔選手は最終滑走だから、録画セットして見ないで寝よう。でないと昼間寝ちゃう
コメント
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