(記事投稿の際、gooブログではジャンルを選ぶようになっているが、スポーツの中に相撲の項目がない。格闘技はあるが、、、格闘技という気がしないので、スポーツ・その他を選んでいる。)
長い相撲を制して朝青龍が優勝を決めた。直後のインタビューで「右でチャンスがあったら投げようと思っていた」とか、ずっと取組の勝負について冷静に話していたのが印象的だった。
写真週刊誌に泥酔してどうこうとか書かれたり、いつもあれこれ言われてるが、意外と本人は相撲には集中しているように見える。以前のような圧倒的な力がなくなった分、却って一番一番を丁寧に、勝機を逃さないようにしているのかもしれない。
勝負がついてるのにダメを押すのはいただけないが(集中しすぎ
)、私はこの人の相撲が嫌いではない。いつも態度が悪いと叱られているが^^;
昨日も実況アナウンサーに、「喜びを表すのは花道を出てからにしてもらいたいですが」と言われていた。土俵を下りて礼をして、退場する途中で片手をあげて歓声にこたえ、引きあげながらファンと軽く手をタッチした程度。土俵上でのガッツポーズを以前注意されてたから、控えめだったと思うが・・・
花道を出るまで喜びを表現できないとすると、ファンとその場で喜びを共有することができないことになる。結びの一番が終わった後ということは、野球やサッカーでいえば試合終了後。選手が観客席の前に行って声援にこたえるのに何の問題もない。フィールドやピッチを出た後、相撲では土俵を下りた後なら、多少はいいんじゃないだろうか?
最近の大相撲の観客席を見ると、応援する力士の名前を書いたボードを持っていたり、手拍子を合わせながら連呼したり、なんだか野球かサッカーを見ているのに近い。ファン気質も変わってきたのだろう。大相撲もプロスポーツの一つになっている感じ。これからは守るべき一線をはっきりさせた上で、変化に対応していくことになるのでは・・・
私はまだ一度も国技館で見たことがない。一度くらい行ってみたいかも