フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦ロシア杯、男子フリーの前半グループ。
ジョニー・ウィアーが棄権 残念。
というわけで最初の滑走はデニス・テン、118.35。冒頭から転倒、2回転になってしまったジャンプもいくつか。彼の本調子はいつ戻るか、、、
すぐ織田信成。154.74、シーズンベストには届かなかった。4回転の転倒以外はほぼ完璧。
リチャード・ドーンブッシュは143.45。後半どんどんスピードが上がって切れのいいプログラムだったわりには点が出なかった?
ミハル・ブジェジナはシーズンベストの150.73。4回転サルコウは転倒したけど、ほかのジャンプはさくさく決めていた。
前半を終わって、ブジェジナが224.56でトップ。織田は217.92で続く。後半の5人はどのくらいの点を出してくるか?
速報2に続く
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦ロシア杯、女子フリー。後半グループ。
アデリナ・ソトニコワ、100.87。らしくない3回転倒 最後まで頑張ったけど。
アリョーナ・レオノワ、98.42。きりっとした猫目メイクのフラメンコ。7位に終わったスケートアメリカに比べたら、うんと集中した顔で始まったと思ったけど、ところどころジャンプでふらついたりオーバーターンしたり2回転になったり。なかなか上手くいかない。
アグネス・ザワツキ、106.43。ジャンプの安定感が半端ない。「ラプソディ・イン・ブルー」の曲の盛り上がりに合わせるようにジャンプを決めていく。アメリ・ラコステはこれと比べられたくないだろうな♪
0.27の差で村上佳菜子の上に。
キーラ・コルピ、115.64。1回転倒はあったけど、決めたジャンプは気合入ってて、引き込まれるプログラム。この人は自分を美しく見せる方法をよく知っている。
177.19でトップに立った。
グレイシー・ゴールド、112.87。決まるジャンプは高くてシャープ。2回転になってしまったのもあったかな? 最後までスピードがあった。
結果、コルピが優勝、ゴールドが2位、ザワツキが3位。村上佳菜子ちゃん、惜しくも4位。ロシア勢は5位ソトニコワ6位レオノワ7位コロベイニコワと、地元の観客には残念な結果だった。
これでコルピは初のファイナル進出かな? 改訂版はあとでまた。
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦ロシア杯、女子フリー。
キャロライン・ジャン、92.06。1回転になったジャンプが一つあったけど、それ以外は大きなミスなし。「トゥーランドット」の雰囲気はよく出ていた。荒川静香のとはかなり違うけど^^;
ヴァレンティナ・マルケイ、102.42。すごくいい出来!と思った。少しオーバーターンしたジャンプもあったけど、全体に勢いがあった。シーズンベスト更新できなくて残念。
ポリーナ・コロベイニコワ、101.87。すらっと背が高くてジャンプが決まると見栄えがする。転倒もあったけど、今後伸びそうな16歳。
ヴィクトリア・ヘルゲソン、97.38。大きなミスもなく力強さ倍増。英語解説がステップやフットワークを褒めていたが、素人が見てもよく滑っていた感じがする。でも点はあまり伸びず…
そして村上佳菜子、素敵 109.56。2本目でコンビネーションにしないといけないジャンプで、単独になったのがあったようなことを、英語解説が言ってたけど、そんなこと気にならない盛り上がりのタンゴ
シーズンベストいってもよかったと思うんだけど…スコアを見ないと細かい評価がわからない。
この時点で村上佳菜子が166.34で首位に立っている。後半は速報2で
BS放送を見ながら改訂^^;
朝の地上波放送は見てないんだけど、どんな感じの放送だったんでしょう?
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦ロシア杯、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。首位に立ったのはやっぱり?!パトリック・チャン、2位にコンスタンティン・メンショフ、小塚崇彦が3位につけた。織田信成は8位、出遅れた
1位85.44、パトリック・チャン。
冒頭の4回転トウループからのコンビネーション、3回転または2回転をつける予定だったはずだが、1回転で終わってしまった。シニア男子SPのコンビネーションジャンプは4+3/4+2/3+3/3+2のどれかの組み合わせでなければならないので、規定を満たさないということで、4回転を決めたにもかかわらずGOEがマイナス3。
「こうした(コンビネーションを続けるのが難しい)場合、単独にとどめて後半の3回転ルッツをコンビネーションにする練習もしているはずですが、体が反応してしまったようですね」と解説の本田武史氏。なるほど
そんなもったいないミスがあっても、ほかの選手たちが誰も80点台に乗ってなかったので、気持ちに余裕があったと思われる。もし4回転を単独、ルッツをコンビネーションにしてたら、軽く90点越えだった
2位76.73、コンスタンティン・メンショフ。
後半1.1倍をもらうことは考えずに、前半に4回転+2回転などをビシバシ決める。彼にとっては最高の作戦。フリーも同じように決められるか。
僅差で3位76.34の小塚崇彦。
4回転は下りたように見えたが、回転不足と両足着氷。回り切って転倒するより少し点が低くなる…なんかこの辺はジレンマ 全体は悪くないのでフリーは期待
8位となってしまった織田信成、63.18。
コンビネーションの3回転+3回転は、ベストではないが悪くはない。シニア男子SPでアクセルはダブルかトリプルが規定なので、シングルではGOEがマイナス3になってしまう。スピンとステップも少し取りこぼした感。でもインタビューで言ってるとおり、フリーはパーフェクトな演技を見たい!
4位と5位が地元ロシアのザン・ブッシュとアルトゥール・ガチンスキー。二人とも19歳、4回転はブッシュが決めたが演技構成点はガチンスキーが断然強い。これからいいライバルになりそう。
6位にミハル・ブジェジナ。4回転サルコウさえ決まったら、、、なんだろうか。コケるより回れないほうが得点としては痛い(2回転では規定を満たさずGOEマイナス3)。曲「山の魔王の宮殿にて」はグリーグ「ペール・ギュント」から。同じ旋律とリズムを繰り返しながらだんだん速くなっていく、面白い曲。
7位のリチャード・ドーンブッシュ、4回転完璧!だったがトリプルアクセルの片手つきと、コンビネーションが跳べなかった。SPではコンビネーションにならないと「規定要素を満たさない」としてGOEマイナス3になる ロックバンドU2の曲をオーケストラアレンジは面白い。
最近どうしてもジャンプが決まらないデニス・テンが9位。回転不足で転倒して、さらに立ちあがるのに時間がかかり、その間トランジションなどができないという悪循環。早く抜けたい・・・
まさかの10位スタート、ジョニー・ウィアー。長期間の休養の後の復帰という、あえて厳しい道を歩むその覚悟やよし。
それにしても、テレビ朝日の実況アナがSPの規定要素について、きちんと把握してないまま喋っているのが困ったものだ。自分で確認する意味でも、開始前に視聴者に説明したらいいんじゃないだろうか?
おっと、もうすぐ女子フリーが始まる。忙しい^^;
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦ロシア杯、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
ジョニー・ウィアー。最初のジャンプから転倒、コンビネーションは2回転+2回転、、、フィンランディア杯のときはもう少しよかったのに。フリーで素敵なジョニーを見せて!
地元期待の若手ザン・ブッシュ、ほとんどミスなし。切れのいい演技だった。
リチャード・ドーンブッシュ(米)、トリプルアクセルで片手をつくなど、少し乗り切れない感じ。
コンスタンティン・メンショフ(ロシア)、“jumping machine”とコメントされるほど、見事な4回転+3回転にトリプルアクセルで自己ベスト更新。
デニス・テン(カザフスタン)、冒頭の4回転とトリプルアクセルで転倒、コンビネーションもクリーンに決まらず、なんで~って感じ
織田信成、4回転を跳ばなかったのはいいとしても、アクセルでシングルって フリーは頑張って
もう1人ロシアの期待、世界選手権2011の銅メダリスト、アルトゥール・ガチンスキー。冒頭のジャンプで転倒したが、ほかは大丈夫。全身黒の衣装で、渋好みの19歳?!
小塚崇彦、4回転は下りたように見えたが、、、回転不足だったか。トリプルアクセルで少しぐらついた。演技構成点でもう少し出るようになりたい・・・
ミハル・ブジェジナ(チェコ)、4回転サルコウは2回転になってしまったが、それ以外はしっかり決めていた。本人はちょっと口惜しそう。アイスダンスのキャシー&クリス・リードと練習仲間で、リード姉弟のブログに“マイケル”としてよく登場している。
パトリック・チャン、4回転を下りたのにコンビネーションにつけたのがシングルになってしまった。それ以外は余裕 ただ一人80点台、2位以下に9点近い差をつけて、もう余裕綽々
明日のフリー、小塚は総合3位でもファイナル進出だけど、ほかの日本勢のことを考えると、メンショフ(現在9ポイント)には勝ってほしかったりする^^; 点差をつけられちゃったけど諦めずに、上を狙って頑張って(織田くんも巻き返して~)