今日もBS放送見ながら改訂^^; エリックボンパール杯の名物、画家が演技する選手のスケッチを次々描いているのが映る。
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦エリック・ボンパール杯(フランス大会)、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
81.18で首位に立ったジェレミー・アボット。
最終滑走だったので、それまでの選手たちの得点を見て4回転を回避したのかと思ったが、実況アナが「今回は入れていない」。選手が提出した予定要素リストをメディアは閲覧できるらしいので、初めからの作戦だったようだ。伸びやかなスケーティングが気持ちいい
76.65で2位につけた無良崇人。
冒頭のコンビネーションは、4回転で右手をつき3回転が回転不足。でもその分はトリプルアクセルのGOEプラスで十分取り返した。ちょっと無骨な表現が却っていい個性かも。
「細かい失敗をしないようにすれば表彰台も見えてくると思う」しっかり見据えたコメントが頼もしい。町田樹に続け
75.46で3位、ブライアン・ジュベール。
4回転に続けるコンビネーションは2回転、トリプルアクセルも万全ではなかったが、中国杯のときと違って活き活きしている。演技構成点のつなぎが6点台というあたりが、この選手が昔から不得手な部分か。
4位68.90のヨリック・ヘンドリックス、4回転を入れてないプログラム。トリプルアクセルの乱れと、コンビネーションスピンで「途中キャメルを入れたかったけど失敗したかな」(解説:佐野稔)。しかしポジションに工夫があって面白く、ステップもなかなかいい。
5位65.77の関金林(Jinlin GUAN)、曲は「死の舞踏」。黒の衣装で細い体がいっそう細く見える。4回転は着氷で乱れたがしっかり回り、逆にアクセルはダブル。コンビネーションも3回転+2回転になってしまったが、ステップやスピンを丁寧にやっていた。
僅差で6位の65.75で、フリーは前半グループになってしまった宋楠。4回転は回転不足の転倒、せめて回りきっておきたかった。コンビネーションも3回転+2回転なのが響いたか。「少し足の痛みがある」という実況の話で、少し納得
ジュベールよりも地元の期待は大きいかもしれないフローラン・アモディオ、60.13で7位。4回転の転倒、次のジャンプもコンビネーションにせず、トリプルアクセルも転倒、痛い シットスピンが無効0点になった理由を解説してほしいぞ~
8位58.28のシャフィック・ベセギエ、4回転がダウングレード。トリプルアクセルも3回転+3回転も跳んだけど、GOEがマイナスになってしまったのが厳しい。
9位57.40と出遅れたトマーシュ・ベルネル。4回転の回転不足&転倒、トリプルアクセルのパンク(1回転)、コンビネーションジャンプの乱れ…ジャンプの不調は、ゴルフでいう“イップス”みたいなものなんだろうか…復活してきてほしい! フランス語のアナウンスで「トマ」と呼ばれていた。そういう発音になるのね
SPの出来と今季出した得点を見た感じ、、、優勝争いは混戦。アボットが有利ではあるけど、ジュベールが完全に復調していたらもっと強いかも 無良崇人はフリーで自己ベストくらいなら、表彰台に乗れると思う。いい演技ができますように
いきものがかりのあの曲。なんで?
あ、「ゲゲゲの女房」の舞台で、水木しげるがずっと住んでるところだからか。なるほど。
たまにはペアも^^;
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦エリック・ボンパール杯(フランス大会)、ペアのショートプログラムから始まった(ジャッジスコア)。
スケートカナダで優勝したサフチェンコ/ゾルコビー組(ドイツ)が欠場で、今回参加は7組。優勝候補筆頭が出場しないということで、ほかのペアに少しチャンスが広がった?!
第1滑走は彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)組(中国)。張丹/張昊組としてトリノ五輪銀メダルや世界選手権2位などの実績がある張昊が、張丹の引退に伴って新パートナーと組んだ。彭程はまだ15歳 高い技術点で59.92を出す。
地元フランス勢のポポワ/マソ組、ジェームス/シプレ組と続く。スロージャンプ着氷でちょっと手をついたとか、ソロジャンプで2回転になった程度の、小さなミスしかないまとまった演技で会場は盛り上がる。52.96、51.44と悪くない得点だが、順位としては6位と7位。
ロシアの若手ストルボワ/クリモフ組、クールな「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、若干ミスがあって53.64。
今季絶好調!のデュハメル/ラドフォード組(カナダ)、曲は「ラ・ボエーム」でパトリック・チャンと同じ?と思ったけど、使ってる部分が全然違うみたいだった 転倒があってシーズンベスト更新はならなかったけど、62.28。
私の贔屓、ベルトン/ホタレック組(イタリア)。しっとりした大人の雰囲気はばっちり。57.30とシーズンベスト更新ならず、ツイストリフトやデススパイラルでレベル取れなかったからかな。
川口悠子/スミルノフ組(ロシア)、エキシビションでも使った「美しき青きドナウ」、燕尾服のような衣装のサーシャ(スミルノフ)と夜会服のような衣装の悠子ちゃん、ツイストリフトやスロージャンプの見事さもさることながら、全体がウィーンの舞踏会そのもの。素晴らしいプログラム 悠子ちゃんの手にキスするスミルノフの所作が、さすがはヨーロッパ人と思わせる。66.78。
結果、首位に川口/スミルノフ、2位デュハメル/ラドフォード、3位彭程/張昊、4位ベルトン/ホタレック、5位ストルボワ/クリモフ、6位ポポワ/マソ、7位ジェームス/シプレ。フリーでは上位2組はやはり強そうなので、3位争いがポイントかな。
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦エリック・ボンパール杯(フランス大会)、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本勢は出場してないけど、今大会でどの選手がファイナル進出を決めるか、NHK杯にも影響大。
地元フランスのレナ・マロッコ、技術的にかなり安定してきた。ジャンプ3つをしっかり決め、「危険な関係」でコケティッシュに踊る。48.86。
エレーナ・グレボワ(エストニア)、シックな雰囲気で出てきて、なんか以前は派手な感じだったから見違えた ジャンプ決まったし、体が絞れて動きがいい。52.61。
ジェナ・マコーケル(英)、転倒でコンビネーションにできず、前の2人と比べるとやや重たげ。今季はオンドレイ・ネペラ、アイス・チャレンジと優勝しているんだけど…。43.15。
クリスティーナ・ガオ(米)、スケートアメリカの再現なるか?!だったが、冒頭の3回転トウループで乱れてコンビネーションにできず、あとで3回転ループ+2回転トウループを跳んだ。3回転+3回転の予定だったと思われるので、ちょっと口惜しいかな。52.55。
ポリーナ・コロベイニコワ(ロシア)、パステルピンクの衣装が美しい「ロミオとジュリエット」、3回転+3回転はじめジャンプ完璧、スピンもきれいなポジションで、音楽ともぴったり。54.50で自己ベスト更新。
後半は注目のユリア・リプニツカヤ(ロシア)から。ジャンプ3つをさくさくコンプリート、ステップも速いテンポの曲「剣の舞」でのりのり。スピンのポジションは例によって誰も真似できない凄さだけど、けっこうトラベリング(回転位置の移動)が目立つ。63.55でシーズンベスト。
ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン)、「シルク・ド・ソレイユ」で片手上げジャンプ、スケートカナダよりは全体の出来がよかった感じ。45.19。
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)、真紅の衣装でタンゴを踊る。3回転+3回転コンビネーションジャンプで少しだけ乱れたけど、後半に片手上げダブルアクセルで魅せる。58.26、シーズンベストは更新。
地元の期待マエ=ベレニス・メイテ、ノーミスの演技で曲のとおり「Feelin' Good」♪ 動きがアスリート!って感じでパワフル。54.83の自己ベスト。
最終滑走はアシュリー・ワグナー(米)、3回転+両手上げ2回転のコンビネーションなど、何をやっても決まる自信に満ちている。10代の選手たちに「スケートはこうやるのよ」と見せつけてる 63.09。
結果、首位に立ったのはリプニツカヤ、2位ワグナー、3位トゥクタミシェワ、4位メイテ、5位コロベイニコワ、6位グレボワ、7位ガオ、8位マロッコ、9位ヘルゲソン、10位マコーケル。やはりリプニツカヤとワグナーの優勝争いになりそう。トゥクタミシェワがそこに割って入れるか、メイテが表彰台に届くか?もフリーの見どころ
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦エリック・ボンパール杯(フランス大会)、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本からの出場は無良崇人1人だけ。
関金林(Jinlin GUAN)(中国)、ジャンプのダウングレードっぽいのがあったけど、全体に切れのいい滑りで自己ベスト更新の65.77。
シャフィク・ベセギエ(フランス)、ジャンプはなんとか下りる感じ、スピンでずるずるトラベリング(回転位置が移動)^^;だけど、転倒などはなく、観客の声援いっぱい、58.28。
宋楠(Nan SONG)(中国)、中国杯でフリーの6分間練習中にアダム・リッポンと衝突、脳震盪を起こして棄権したが、無事に回復して何より 4回転は転倒したが、トリプルアクセルはすごくきれい。65.75。
ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー)、ケビン・バン・デル・ペレンの引退で枠を引き継いだ形の若手20歳。トリプルアクセルで少し乱れたほかは流れがあってシャープ。地元勢に近い声援を受けて68.90。
後半の最初が無良崇人。4回転+3回転、片手ついたけど下りた!! トリプルアクセルばっちり、音楽にしっかり乗って雰囲気出せてる。76.65。
地元のヒーロー、ブライアン・ジュベール。4回転+2回転を決め、トリプルアクセルでちょっとだけオーバーターン。見るからに調子が出てなかった中国杯のときと違って、コンディションは良さそう。75.46。
トマーシュ・ベルネル(チェコ)、4回転の転倒は回り切ってからに見えたが、またやっちゃった…トリプルアクセルのパンク(1回転) コンビネーションも少し着氷が乱れる。なかなかクリーンなプログラムにならない今シーズンのベルネル。57.40。
フローラン・アモディオ(フランス)、大声援の中で登場。4回転で転倒、次のジャンプが2回転、トリプルアクセル転倒、、、フラメンコの振付がめっちゃカッコいいだけにもったいなさすぎ 60.13。
ジェレミー・アボット(米)、4回転を回避して完璧な「スパイ」を滑った。佐藤有香コーチもニコニコ、81.18。
1位アボット、2位無良、3位ジュベール、4位ヘンドリックス、5位関金林、6位宋楠、7位アモディオ、8位ベセギエ、9位ベルネルというSP結果。無良は絶好の位置につけた。フリー頑張って