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この時期、チャレンジ

2014年03月12日 04時48分03秒 | スポーツ

 フィギュアスケートでオリンピックの次に大きな大会は世界選手権。今年は3月26日にさいたまスーパーアリーナで開幕。
 ジュニアでは世界ジュニア選手権、こちらはもう12日から始まる。今年はブルガリアのソフィアで開催。
 オリンピックや世界選手権に出場しない選手たちには、いわゆるB級国際大会で力試しの時期でもある。上位に入れば世界ランクのポイントも入るから、来季に向けてはずみをつけたいところだ。
 ジュニアより下のカテゴリーを設ける大会もあるので、ノービスの選手たちも国際大会を経験させてもらえる時期。全日本ノービスで上位の子たちは全日本ジュニアでもけっこういい成績を出していてレベルが高いから、海外でどのくらい評価されるのか、楽しみ
 先週末に行われたチャレンジ・カップ(オランダのハーグで開催)には、各カテゴリで日本勢が参戦した。
 男子では無良崇人選手が239.10で優勝 SPでミスがあって2位だったが、フリーでは164.00の1位。フリーのスコアはおそらく自己最高点 ISUのパーソナルベストにはならないが^^; 意外にも、全日本など国内大会でフリーは160点台に乗ったことがなかったのだった。
 いまや世界ランクも8位だし、安定した力を見せている。あとはフリーで4回転2本とか、3連続コンビネーションが入るようになったら凄いんだけど。
 女子では今井遥選手が134.03で2位。ISUパーソナルベストを更新した四大陸選手権のようにはいかなかった。ジャッジスコアを見るとループなどジャンプにミスが多かったようだ。ピークを維持するのは難しい…
 ジュニア男子は、川原星選手(165.84)と友野一希選手(159.00)の1、2フィニッシュ ジュニアグランプリシリーズで上位に入るには、少なくとも180点台がほしいところなので、2人とももう一息 トリプルアクセルが安定して下りられるようになったら、間違いない!
 ジュニア女子は、坂本花織選手が153.87で優勝 このスコアはシニア女子の優勝スコアより上^^; 三原舞依選手が137.06で4位だった。
 ノービス女子では樋口新葉選手が131.09のぶっちぎり優勝 もうジュニア並みの実力、来季はジュニアグランプリシリーズで活躍してくれそう。
 ジュニア・ペアに出場した須藤澄玲/コンスタンティン・チジコフ組は109.42で5組中4位。世界ジュニアのミニマムスコアをクリアした。今週はもう世界ジュニア

 この時期、がけっぷちで世界選手権ミニマムスコアのクリアを目指している選手たちの中で、チャレンジ・カップ及びスポートランド・トロフィーでクリアできた選手はいなかった。
 そのうち今週末のクープ・ド・プランタンにエントリーしているのは、男子のヴィルタネン(フィンランド)、女子のグルム(スロベニア)とマックスウェル(ルクセンブルク)の3人。男子のハリス(英)、ラヤ(スペイン)と女子のパレク(インド)はエントリーしてないので、もうクリアするチャンスはない。
 世界ジュニアとかけもちの選手も含めて、何人がクリアできるのか? 最終的な参加人数は、ショートプログラムのグループ編成と競技時間に影響するから、なんとなく気になる^^;

 日本勢はそのあたりに関係ないので純粋に力試し。クープ・ド・プランタンには、以下の選手が出場予定。
男子:村上大介 日野龍樹
女子:木原万莉子
ジュニア男子:山本草太 本田太一
ジュニア女子:松田悠良
ノービス女子:青木祐奈 本田真凛
 村上大介選手は11月のメラーノ・カップ以来の国際大会出場。日野龍樹選手は世界ジュニア出場の2枠に入れなかったが、来季からはシニア、ここで実績を作りたい。
 ノービスの本田真凛選手は昨年8月のアジアン・トロフィー以来の国際大会、成長した部分を見せられるかな。同じくノービスの青木祐奈選手、シニアに出る木原万莉子選手は初めての国際大会らしいが、楽しんで経験を積んでおいで

 世界ジュニアのプレビューはまたあとで。

コメント
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