フィギュアスケート・世界選手権2014、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<グループ1>
#1 マチェイ・チエプルチャ(ポーランド)
「セビリアの理髪師」♪ PCトラブルでほとんど見られなかったけど、笑顔で終わっててよかった。63.07。
#2 ナム・グエン(カナダ)
「Unsquare Dance」♪ 滑り出しでどうした拍子か転倒^^; 少し固くなった? トリプルアクセルは着氷乱れたけど立った。3回転とコンビネーションはOK。66.75。
#3 ヴィクトル・ファイファー(オーストリア)
「Cloud Atlas」♪ ピアノの静かな曲。黒一色の衣装で細長い手足が一層長く見える。3回転とダブルアクセルで少しステップアウト。後ろに曲げたフリーレッグを前から回した手でつかむ、独特の姿勢のスピンはおなじみ。57.17。
#4 ステファン・ウォーカー(スイス)
鼓童「Strobe's Nanafushi」♪ 日本開催の世界選手権を意識して日本の曲を選んだのかな? トリプルアクセルは軽くオーバーターンしたが着氷、3回転ルッツ+3回転トウループ、単独3回転が決まり、元気よくステップを踏んだ。64.40、自己ベスト更新。
#5 エラッジ・バルデ(カナダ)
「BoBom」♪ 世界選手権初出場。アップテンポの曲で手拍子を誘う。冒頭の4回転は回転不足判定?片手をついた。トリプルアクセルは根性で踏ん張って立つ。コンビネーションの3-3は大丈夫だった。面白いエキシビションを見せることでも有名な選手。62.84。
<グループ2>
#6 ユストス・ストリド(デンマーク)
シルク・ド・ソレイユ「Where Did My Bird Go」♪ 「ボクの小鳥はどこへ行ったの?」という曲のとおり、飛んでいった鳥を追いかけるような振付から。トリプルアクセルはオーバーターンしたが回りきって着氷したのに、フリップが2回転になってしまった。ルッツになんとか2回転トウループをつける。芝居っけたっぷりの振付に手拍子。55.62、シーズンベストではあるけど、ちょっと厳しい^^;
#7 クリストファー・カルーザ(フィリピン)
ドビュッシー「アラベスク」♪ 光沢のある白いシャツと黒パンツのシンプルな衣装。ピアノの美しい調べに、女子選手よりも美しいスパイラルでまず魅せる。ループの3-3は男子選手でもなかなかやる人がいない、意外と難しいコンビネーション。ルッツも決め、ひとつひとつ音楽と調和した意味のあるつなぎの動きで、素晴らしいプログラムを演じてくれた。キス&クライで「ありがとうございました」 64.69。
#8 ゾルタン・ケレメン(ルーマニア)
「Rich Man's Frug」♪ 最初にきれいなトリプルアクセルを決める。コンビネーションは3-2になってしまった。EUROSPORTのコメンテーターが「スケーティングがよくなった」と言ってたかな。63.23。
#9 ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)
「ノートルダム・ド・パリ」♪ この曲を聴くと去年の羽生結弦とデービス/ホワイトを思い出す^^; トリプルアクセルと3-3が無難に決まったが、ループが1回転に ほかは崩れたところがなかっただけにもったいない。61.14。
#10 アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン)
スイング・メドレー♪ ほぼ無良崇人とかぶってる曲。シャツがピンクになってる 3-3をなんとか下り、トリプルアクセルはちょっと手をついた。おなじみのサスペンダーを使う振付のステップで手拍子。61.77。
<グループ3>
#11 ヤコフ・ゴドロジャ(ウクライナ)
「トスカ」♪ ルッツ-トウループの3-3、トリプルアクセルとうまく決めたが、ループで転倒。キャメルスピンの片手でブレードを持つ姿勢で少しふらついた。なかなかパーフェクトな演技をするのは難しい。61.53。
#12 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
「素敵なあなた」「Sing Sing Sing」♪ 軽快な曲にのって、トリプルアクセルをやや乱れたが下りる。次の4回転が見事! コンビネーションはなんとか。スピンが少し不安定かも。ステップではたくさん手拍子をもらい、終わってにっこり。69.73、自己ベスト更新。
#13 キム・ジンソ(韓国)
「The Mask」♪ まだ17歳。マスクをつけた瞬間に人格が変わる映画の主人公を元気よく演じた。トリプルアクセルを膝を深く曲げて下り、ルッツやトウループの3-3もきれいに決まる。手拍子にのって軽快にステップを踏む。終わってガッツポーズ、69.56の自己ベスト更新でコーチも大喜び。
#14 イヴァン・リギニ(イタリア)
ラベル「ボレロ」(R&Bバージョン)♪ この選手の演技は初めて見るが、最近イタリア男子の中で伸びてきている選手らしい。トリプルアクセルは惜しくも転倒したが、両手上げのフリップ、さらに両手上げルッツからのコンビネーションは美しい。踊るセンスもあるし、今後が楽しみ。69.43、自己ベスト更新。
#15 キム・ルシーヌ(モナコ)
「マリオ・ブラザーズ」♪ 完全にゲームキャラになりきって、金貨をピコーン 受けねらいのみ コンビネーションは第1ジャンプがきれいに跳べたのにセカンドで転倒して残念。アクセルはダブルだけど、音とぴったりで盛り上る。3回転もゲームで高得点を取った気分 58.19、得点は
<グループ4>
#16 ロナルド・ラム(香港)
ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ ムーディーなスイング調のアレンジ。ほどいたタイが模様のように縫い付けられたシャツ。最初の3回転はきれいに入り、トリプルアクセルは片手をついたが回った。後半のコンビネーション、第1ジャンプで片手をついたがなんとかターンだけでこらえてセカンドをつける。60.07。
#17 シャフィク・ベセギエ(フランス)
「Heat」「Clozee Moutain Legend」♪ ストリートダンスっぽい振付がユニーク。いきなり4回転+3回転を決めた トリプルアクセルは空中でやや曲がったが下り、ルッツもそんな感じ^^; 衣装の背中にスプレーで描いたような文字が、ストリートって感じ。76.80、自己ベスト大幅更新でコーチとハグ。
#18 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)
「Back in Black」「Thunderstruck」♪ 黒一色だけどアップで見るとストーンが入っている衣装。4回転サルコウでオーバーターンしたがセカンドをつける。4回転トウループで転倒、トリプルアクセルは"Double downgraded"と解説が言ってたが・・・? かき鳴らすエレキにのって速いステップ、ロックだぜ 68.52。
#19 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)
「キャラバン」♪ デューク・エリントンの名曲、Vネックの襟元の赤が黒い衣装に映える。トリプルアクセルでややオーバーターン、ルッツからの3-3は大丈夫。いい調子かと思ったら、最後のループが1回転に 終わって両手で頬を叩いて口惜しがった。65.56。
#20 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
ゲイリー・ムーア「Still Got Blues, Still Got Rock」♪ オレンジの衣装に髪を赤く染めて登場。泣きのギターが奏でるメロディにのって踊る。トリプルアクセルはステップアウト、コンビネーションは頑張ってセカンドに3回転を跳んだら転倒してしまった。単独3回転はきれいに決まる。キス&クライで「ありがとうございま~す」。60.34、フリー進出は厳しいか、、、
<グループ5>
#21 ジェレミー・アボット(アメリカ)
「Lilies of the Valley」♪
#22 マクシム・コフトゥン(ロシア)
「Farruca」♪ 4回転サルコウ、4回転トウループ+2回転トウループ、トリプルアクセルと下りたが、回転不足があったようだ。86.66。
#23 マックス・アーロン(アメリカ)
「ある恋の物語」♪ 高橋大輔とはだいぶ趣が違うけど^^; 4回転サルコウ+3回転トウループ下りた! ルッツもばっちり、トリプルアクセルはちょっとステップアウト。サンバホイッスルが響く終盤のステップは手拍子。本人満足の出来だったが、78.32は思ってたほどの得点ではなかったか。
#24 ミハル・ブレジナ(チェコ)
「山の魔王の宮殿にて」♪ 挑み続けてきた4回転サルコウ、片手をついたが2回転トウループをつける。しかし次のジャンプが2回転に、アクセルも1回転に、、、62.25。
#25 小塚崇彦
「Unsquare Dance」♪ 高橋大輔の欠場で巡ってきたチャンス。4回転は一瞬両足? トリプルアクセルは踏ん張った。ルッツのコンビネーションばっちり。軽やかで伸びやかなステップ、”たかちゃん”らしい小塚が帰ってきた。終わってガッツポーズ。85.54、トップに立つ。
#26 町田樹
「エデンの東」♪ 小塚崇彦の素晴らしい演技の後、町田も落ち着いていた。4回転+3回転、トリプルアクセル、3回転ルッツと完璧。スピンもひとつひとつ美しい姿勢と回転を保つ。物語のクライマックスがそのまま表れるステップ。観客全員が立ち上がり、町田選手自身も夢の中にいるような顔で挨拶、コーチと抱き合った。98.21。もちろん自己ベストでトップを奪う。
<グループ6>
#27 アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)
「Khorobushko」♪ のりやすいロシア民謡だが、冒頭の4回転トウループが2回転に。次のコンビネーションでセカンドが2回転トウループになり、「コンビネーション以外で同じジャンプを繰り返した」ということでコンビネーションが無効になってしまった 55.61。まさかのフリー進めず。。。
#28 トマーシュ・ヴェルネル(チェコ)
「Duelling Banjos」♪ 現役最後の大会。4回転が決まった!トリプルアクセルも決まった!!コンビネーション入った!!!あとはバンジョーに乗って踊りまくるだけ。パンク(1回転で下りてしまう)が多かったこの選手が、最後の大会で素晴らしい演技を見せてくれた。終わって氷の上に大の字。89.08、自己ベスト大幅更新。
#29 羽生結弦
「パリの散歩道」♪ 珍しく4回転で転倒 「いつもリンクを大きく使って滑ってから4回転に行くが、今日は小さく滑ってきてしまい、いつもと全然違う軌道で入ってしまった」(解説:本田武史氏)。しかしトリプルアクセル、ルッツ+トウループはもう大丈夫。少し今日は重たかったのかな? でもスピンは全部レベル4が取れた。4回転は回転不足^^; 91.24。
#30 ペーター・リーベルス(ドイツ)
「Clocks」♪ 柔らかく透ける生地の衣装は、風をはらんでスピード感がある。4回転で転倒したが、ルッツをコンビネーションにした。
#31 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン)
「Satan Takes a Holiday」♪ 4回転サルコウが軽々と決まる。トリプルアクセルもコンビネーションも柔らかい着氷で猫みたい 今日は軽さのある振付と要素がうまくかみ合った。自己ベスト更新の96.42。
#32 閻涵(Han YAN)(中国)
「Minor Waltz」「Viper's Drag」♪ 最初にリンクの狭い方の端から端まで届きそうな、豪快なトリプルアクセルを決める。4回転トウループも決まったが、コンビネーションは3-2に。無理をしなかったのか、たまたまそうなっちゃったのか^^; 86.70。
結果、SP1位は町田樹、2位にフェルナンデス、3位羽生結弦。4位ヴェルネル、5位閻涵、6位小塚崇彦。日本勢3人がフリー最終グループになった。
コフトゥンが7位、アボットが8位、アーロンが9位。レイノルズ15位、グエン16位とカナダ勢が出遅れた。
インタビューで、4回転トウループの転倒を「口惜しいです」という羽生結弦。「転倒したけれど、その後GOEの高いエレメンツをやっていけば90点には乗ると思って、切り替えてできたのは成長したかなと思います。」転んでもただでは起きない。
4年前、世界ジュニアを制したときもSPは3位だった。そう思えば悪くない
町田樹は「ただ幸せです」。「2年かけた『火の鳥』、最高のものをお届けしたい」、楽しみ 小塚崇彦は「大きなミスなく、シーズンベストも出て、よかった。」
フリーはどんなドラマが待っているのか、ドキドキ
フィギュアスケート・世界選手権2014、今日開幕
最初はペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。高橋成美/木原龍一組、フリー進出めざして頑張れ~~~
<グループ1>
#1 ミリアム・ツィーグラー/セヴェリン・キーファー(オーストリア)
「Thnak you」「Unsquare Dance」♪ ツイスト、ソロジャンプともにダブルだが、きれいに入った。スロートリプルも決まり、オリンピックの後完成度を上げている。ペアスピンはあまりスピードがなかったかな^^; 44.06。
#2 アマニ・ファンシー/クリストファー・ボヤジ(イギリス)
「アランフエス協奏曲」「レッド・バイオリン」♪ ダブルアクセルで少しステップアウト。ツイストはあまり高く上がらないけど回転はしっかり。スローは飛距離があってよかった。46.96。
#3 ユリア・ラフレンティエワ/ユーリ・ルディク(ウクライナ)
「City of the Birth」♪ 淡々とこなすペア 大きなミスはなかったが、スローの着氷で一瞬フリーレッグがついちゃったかも。44.20。
<グループ2>
#4 マイリン・ヴェンデ/ダニエル・ヴェンデ(ドイツ)
「November Rain」♪ 夫婦ペア。シックなグレーの衣装で大人のしっとりした演技。ソロジャンプがトリプルでぴったり揃い、スローもきれいに決まった。58.19。
#5 フェリシア・ザン/ネイサン・バーソロメイ(アメリカ)
「Carousel Waltz」♪ 女性のベビーピンクの衣装が可愛らしい 位置につくところから丁寧に演技。ツイスト、ソロジャンプ、スローとスムーズ。男性の背中から正面にまわるダンスリフトが素敵。57.59、自己ベスト更新。
#6 ニコーレ・デラモニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア)
「サムソンとデリラ」♪ 有名な「バッカナール」の旋律で。この曲だと衣装はオレンジとか黄色になるのかな^^; ソロジャンプで男性が手をつき、スローでもちょこっと手をついたが、ツイストなどは高得点。51.38。
#7 ユリア・アンティポワ/ノダリ・マイスラゼ(ロシア)
「ベートーベンの5つの秘密」♪ 16歳と26歳の歳の差ペア。すごい高さのツイストに歓声、ソロジャンプやスローでも技術の確かさを見せつける。振付もロシアらしくしっかり踊れていて、偉大な先輩に追いつけ追い越せの勢いを感じた。66.78、自己ベスト更新でトップに立った。
<グループ3>
#8 高橋成美/木原龍一
「サムソンとデリラ」♪ ジェイソン・ダンジェンコーチの言葉に、「Yes, Yes」とうなずいて出て行った成美ちゃん。もうすぐトリプルができそうな高いダブルツイスト、ソロジャンプはステップアウトしたがスローがきれいに決まった! なめらかなステップ。終わって「よしっ」と言った成美ちゃん。49.54、NHK杯と同じスコアが出た。
#9 マリア・パリアコワ/ニキータ・ボチコフ(ベラルーシ)
チャイコフスキー「ロシアン・ダンス」♪ 裾がピンクの民族衣装風コスチュームが可愛い。手拍子をもらっていた。45.29。
#10 ナタリア・ザビヤコ/アレクサンドル・ザボエフ(エストニア)
ロシア民謡♪ 国籍が間に合わずオリンピックを逃したペア。こちらは男性がルパシカを着ている。ツイスト、ソロジャンプがシャープ。スローはステップアウトっぽかった^^; 女性が男性を平手打ちする振付がコミカル。46.11。
#11 エリザベータ・マカロワ/レリ・ケンチャドゥゼ(ブルガリア)
「タンゴ・アモーレ」♪ 男性が黒、女性が赤で鮮やかに。ツイスト、ソロジャンプともにダブルだが、ソロジャンプでは手を上げていた。42.86、自己ベスト更新で嬉しそう。
<グループ4>
#12 ダリア・ポポワ/ブルーノ・マッソー(フランス)
「Les Aristochats」♪ 女性が後ろ向きで持ち上げてそのまま片手になるリフトがユニーク。ソロジャンプ、スロージャンプで女性が転倒、ツイストなどは高得点でシーズンベスト更新、52.50。
#13 彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)
「グリーン・デスティニー」♪ 安定感と切れが抜群。4回転もできるツイストは、3回転なら当然余裕。71.68、自己ベスト更新。
#14 ペイジ・ローレンス/ルディ・スウィーガース(カナダ)
「Olivier」「I Put a Spell on You」「Rudy's Bock」♪ パチンと2人が手を合わせて位置につき、女性は正面に向かってウィンク。ノリのいい早速手拍子が起こる。2人とも時計回りのソロジャンプをぴたりとそろえ、気持ちよく踊って最後のスローが、、、残念、転倒 カメラに向かって「Happy birthday, mom」と女性が言ってたが、プレゼントになったかな? 59.84の自己ベスト更新。
#15 隋文静(Wenjing SUI)/韓聡(Cong HAN)(中国)
「道」♪ 見事なスローでドラマチックに始まった。日本の観客にはおなじみの曲で手拍子も。ツイストで女性が片手を上げてたり、いきなり胴体支持のリフトなど技術が高いだけでなく、曲の雰囲気がよく出せるようになった。女性のメイクも上手になったかも 72.24、トップに立った。
<グループ5>
#16 ステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレク(イタリア)
「The Mask」♪ 今日も黄色のパンツとゴールドの衣装でノリノリ。パワーと技術、ダンスのバランスがいい楽しいプログラム。ソロジャンプぴったり、女性の身体が一直線のリフトはいつもながら迫力。スローは両足着氷^^; コーチの一人はジェイソン・ダンジェン氏。62.73。
#17 カースティン・ムア‐タワーズ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)
「Motley Crew - Mic Macs」♪ 衣装が少し変わった? ピンク系が入った。女性がけっこう大柄だけど、技術がしっかりしているのでツイストもスローもトリプルが豪快に決まる。ソロジャンプのユニゾンもいい。69.31、ベストに届かなくて少し残念そう。
#18 ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア)
「Titine(映画「モダン・タイムス」より)」「Paris by Night - Je cherche apres Titine」♪ 男性は黒一色の衣装だけど練習着ではありません(笑) ソロジャンプで女性が片手をついたが、ほかにミスはなし。楽しげな曲なんだけど、演じてる本人たちがあまり楽しそうに見えない気がする^^; 67.41。
#19 クセニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ(ロシア)
「Surrender」♪ シックな臙脂の衣装でフラメンコ。「ミス、何それ」といいそうなくらい、どの要素もスムーズ。スローはあまり高さがないように見えたが、回りきる技術が補って余りある。ドラマチックなステップで締めくくった。76.15、自己ベストでトップに立つ。
<グループ6>
#20 ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス)
「ある恋の物語」など♪ 女性のジェームズ選手、双子の妹がイギリス代表のアイスダンスの選手とは オリンピックとは曲を変えてきた。ラテンのリズムにのったステップに手拍子。ジャンプ高い! 64.01。
#21 アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ)
「ピンク・パンサー」♪ 今大会で引退のペア。キュートでお洒落なピンク・パンサー、完璧だった。スローの高さと飛距離、ツイストのタイミングの美しさ。演技が終わるとドイツ国旗がゆれ、カウベルが鳴った。79.02、自己ベストまであとわずかの高得点でもちろんトップ。
#22 マリッサ・カステリ/サイモン・シュナピア(アメリカ)
サンタナ「Black Magic Woman」「Smooth」♪ 体格差を生かしたアクロバティックな動きが得意だが、それを大人っぽく表現できるペア。ツイストやスローの切れはよく、ソロジャンプは成功したがほんの少し2人のタイミングがずれた。ステップでは手拍子。演技が終わった瞬間、音楽がリピートモードに入ったのか、また鳴り始めてしまった。60.60、ちょっとベストには遠くて残念。
#23 メーガン・デュアメル/エリック・ラドフォード(カナダ)
「Tribute」♪ 亡くなった元コーチに捧げる、男性ラドフォード選手の自作曲。ソロジャンプの3回転ルッツ、決まった これが跳べるペアはほかにいない。男性の脚の間をくぐりぬけてそのまま上がるダンスリフトなど、このペアにしかできない動きがプログラムの中で魅力的に展開。77.01、自己ベスト大幅更新に大喜び。
結果、首位に立ったのはサフチェンコ/ゾルコビー、2位にデュハメル/ラドフォード、3位にストルボワ/クリモフがつけた。中国勢が4位と5位、この調子なら来年の3枠は固そう。ドイツの2番手ヴェンデ夫妻組が13位だが、もしサフチェンコ/ゾルコビーが優勝してヴェンデ組があと一つ順位を上げれば、ドイツは3枠が獲れる。
高橋/木原組は17位、、、惜しい フリー進出を逃した。あと2点というと、ソロジャンプが完璧に決まればもしかしたら、だったかな? 来季はツイストでトリプルができるかもしれないし、リフトやデススパイラルのレベルをあと1つ上げられたら、それだけでも順位が大きく変わってきそう。結成1年でよくここまで頑張った
SP結果を見ると、フリーに進出したのは全員複数枠の国の選手だった。層の厚い国は練習環境も整っていて力が安定しているということかな。“1枠組”の今後の成長に期待
フィギュアスケート・世界選手権2014、ISU Skating Channelでペア・ショートプログラムをLive配信中。
日本は地域制限にひっかかっていないようだ。男子や女子は制限があるのかな? フジテレビでライブ配信と生中継放送だから、そちらでカバーされるけど。
いずれにしても、ペアが見られて嬉しい このあと、高橋成美/木原龍一組が登場する。頑張れ