フィギュアスケート・世界選手権2015、アイスダンス・フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
カロリーネ・モスケニ/アダム・ルーカス(ハンガリー) SD:53.05(19) FD:77.96(18) 合計:131.01(18)
「トッカータ」「ノクターン」「スケルツォ」♪ 黒っぽいクラシックな雰囲気の衣装。ラウンジポジションや膝を曲げたイーグルでのリフト。大きなミスなく、充実した表情。
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:54.38(18) FD:74.39(19) 合計:128.77(19)
「アーティスト」♪ 紫のドレスにスーツのベストとタイ。「加油!」の声がかかる。お化粧を直す最初の仕草が可愛い。片足滑走の膝の上に立つリフト、回転の速いローテーショナルリフトで拍手が沸く。ツイズルは少しずれたかも^^; 全体にスピード感があった。
アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) SD:55.08(17) FD:78.72(17) 合計:133.80(17)
「Escalier」/バッハ「アリア」/「Tango Tchack」♪ 女性の衣装が、黒スリップドレスの上に網をかぶせたみたいなので面白い。クリムキンイーグルでのリフトなど、低い姿勢が得意?! ペアスピンで一緒にウィンドミルなど、いろいろ工夫があった。
今季はジュニアとかけもち、偉い。
アリサ・アガフォノワ/アルペル・ウチャル(トルコ) SD:56.07(16) FD:80.40(16) 合計:136.47(16)
モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」/「Penser l'impossibile」♪ 女性の背中に描かれたバイオリンを奏でる仕草からスタート。ツイズルがぴったり合った。片足滑走のリフトでポジションチェンジ。女性が逆立ち姿勢で男性につかまり、男性は手を離すところがスリリング。
満足できる演技だったようで、得点にも納得の笑顔。
アリソン・リード/ワシーリ・ロゴフ(イスラエル) SD:51.12(20) FD:73.20(20) 合計:124.32(20)
「ロミオとジュリエット」♪ 2011/2012シーズンに羽生結弦がフリーで滑った曲。グレーに水色をあしらった衣装がなかなかいい。クロスするツイズル、スプリットポジションのローテーショナルリフト、きれいな姿勢を見せる。
ベストには届かず・・・
<G2>
サラ・ウルタド/アドリア・ディアス(スペイン) SD:59.16(15) FD:89.51(13) 合計:148.67(14)
「シルク・ド・ソレイユ」より「Meditation」/映画「つぐない」/オリジナル曲♪ 女性は赤、男性は濃紺。肩先の色の薄い部分に"pride"など英単語がたくさんプリントされている。ラウンジポジションで背中に逆立ちのリフト、ジャンプして背中に乗るリフト。流れがよくて、あっという間に終わった。
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) SD:61.43(11) FD:95.13(10) 合計:156.56(10)
映画「華麗なるギャツビー」♪ 黒系に飾りがストーンだけ、かえってゴージャスかも。膝を曲げたイーグルに逆立ちリフト、靴の上に立ってフリーレッグを肩まで上げるリフトなど。ツイズルをうまく合わせた。
フェデリカ・テスタ/ルーカス・チョリー(スロヴァキア) SD:60.07(13) FD:82.22(15) 合計:142.29(15)
「Enter the Circus」「Terrorklowns」「Hurt」「Song Of Spirit」♪ ピエロが着るようなダイヤ柄をあしらって。SDでは後ろでくくっていた男性の長めの髪を、フリーでは結ばずになびかせていて、かなり印象が違って見える。いったん持ち上げてから一気にハイドロブレーディングの姿勢に落とすリフトはスリリング。ツイズルで女性が少しバランスを崩したかな。
シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) SD:61.02(12) FD:92.82(12) 合計:153.84(12)
「Lord of the Dance」「Reel Around the Sun」「Nocturne」「Warriors」♪ 白に緑。リバーダンスのリズムで跳ねると会場が盛り上る。肩から背中を回って膝に立つリフトなど。力を出し切れた表情。
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) SD:59.62(14) FD:97.33(7) 合計:156.95(9)
「Eleanor Rigby」♪ 女性は紫、男性はグレー。完全にシットのポジションでツイズルはユニーク。完成度の高い演技で、ハベル/ドナヒューを僅差でかわしてトップに立つ。
<G3>
ローレンス・フォルニエ=ボードリー/ニコライ・ソレンセン(デンマーク) SD:62.40(9) FD:93.83(11) 合計:156.23(11)
「The Summer Knows」「Summer of 42」「Summer Me, Winter Me」♪ 草色のドレスと紺のシャツ。しっとりしたボーカルにのって、柔らかな滑り。要素が目立たないということは、うまくプログラムに溶け込んでいるのかな。
自己ベスト更新。
クセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン(ロシア) SD:62.36(10) FD:96.77(8) 合計:159.13(8)
「サラバンド」♪ グレー系。片膝をついたポジションでの逆立ちリフトや、膝を曲げたイーグルのカーブリフトなど、なかなかいい演技だった。自己ベスト更新。
パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:65.90(7) FD:99.32(6) 合計:165.22(6)
「欲望という名の電車」/映画「紳士は金髪がお好き」/「Si tu voi ma mere」「Dans les rues d'Antibes」♪ ブルーのドレス、白タキシード。おしゃれなムード満載で、ポジションチェンジの速いリフトや、ぴったり合ったツイズル、軽快なノータッチステップ。最後まで飽きさせないプログラムでミスなく、フィニッシュはマジでチュッ。
自己ベスト更新に大喜び、トップに立つ。
アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム(カナダ) SD:64.38(8) FD:88.21(14) 合計:152.59(13)
ピーター・ガブリエル「In Your Eyes」♪ 男性は羽織ったシャツをなびかせて。いったん膝の上でホールドしてから肩まで上げるリフト、肩を回ってからウェストあたりに立たせるリフト。若々しいフレッシュな雰囲気とスピード感があった。
マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:69.32(6) FD:102.71(5) 合計:172.03(5)
ヨハン・シュトラウス「南国のバラ」「美しく青きドナウ」♪ 水色のドレスに白Yシャツ。全ての要素が、美しいボールルームダンスの中に溶け込んで、どこをとっても絵になる。肩を回って前でホールドするリフト、完璧なユニゾンのツイズル。こういう演技が見たかった!!
自己ベスト更新でトップに立つ。
<G4>
ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) SD:72.68(2) FD:106.74(3) 合計:179.42(3)
ヴィヴァルディ「四季」より「春」「夏」「冬」♪ 女性は春と夏のオレンジ、男性は冬のグレー。片足滑走でフリーレッグを前に出した姿勢で、膝上に立つリフト。足を前に出すのは難しいそうな。ツイズルも見事、低い姿勢のリフトで沸く。終盤どんどんスピードを増しながらのストレートラインステップでさらに盛り上った。
手ごたえがあったわりに、ベスト更新はならず、少し残念そう。
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) SD:74.47(1) FD:106.87(2) 合計:181.34(2)
「パリのアメリカ人」♪ 黒系。直立姿勢の女性の両足を持って胸のあたりまで持ち上げるリフト、かなり力が要りそう。ツイズルでわずかに女性がふらついたが、最後は合わせる。背中から首のあたりに巻きついたり、足に巻きついたり、巻きつく系のリフトが得意? 腕の下をくぐったり、ちょっとした二人の絡みが工夫されている。
自己ベスト更新でトップに。
エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) SD:69.46(5) FD:95.38(9) 合計:164.84(7)
「Appassionata」/映画「クレオパトラ」♪ 女性はレース系のグレー、男性は黒。回転の速いローテーショナルリフトからスタート。ツイズルで女性が大きくバランスを崩してしまった。膝に片足立ちのリフトは盛り上る。
減点1はリフトの時間超過
ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) SD:71.94(4) FD:112.34(1) 合計:184.28(1)
モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」より「アダージョ」♪ ピンクベージュのシンプルな衣装。持ち上げるまでに工夫のあるリフト、高いところから一気に低い姿勢に移動するリフト。ツイズルは若干ずれたが崩れなかった。曲の音と要素や動きがぴったり合っているだけでなく、シャープな切れがある。
自己ベスト大幅更新で感激。
アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:72.39(3) FD:105.11(4) 合計:177.50(4)
サン-サーンス「死の舞踏」♪ 女性は濃いワインカラー、男性は黒。力強い滑りで惹きつけていく。長い距離をしっかりキャリーするストレートラインリフト、スピードもありながら丁寧なツイズル。
出来はよかったけど、ベストには届かず。
結果、パパダキス/シゼロンがショート4位から逆転で初優勝、2位チョック/ベイツも初めての表彰台、ウィーバー/ポジェが3位。前回優勝のカッペリーニ/ラノッテが4位、シブタニ兄妹が5位、ギレス/ポワリエが6位。
なんとロシア勢の最上位がイリニフ/ジガンシンの7位。8位モンコ/ハリャーヴィン、9位ステパノワ/ブキンと3組続いたが、まさかの3枠取れず
2枠あったが1組しか出場してなかったフランスが3枠獲得。アメリカ、カナダの3枠とイタリアの2枠は変わらず。
今ちょうどフジテレビでフリー放送中なので、もう一回見ようっと(笑)
今夜はいよいよ男子