人々を恐怖に陥れることで、自らの主張を通そうとする、、、テロリズム。
パリのテロ、前日のベイルートのテロ、さらに犯行を予告するIS。
もう、きりがないったら
・・・なんで、共存できないかな・・・
土曜日、同窓会から帰って、フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)第4戦エリック・ボンパール杯のフリーを見ようと思ったら、中止になっていた。
パリから離れたボルドーで開催されていたが、全国の非常事態で、それどころではなかった。観客なし、警備強化での続行も検討されたが、政府から中止の指示があったようだ。
会場の一室で中止の知らせを聞く選手たちの映像が、フリーを放送するはずだった番組で流れた。ペアの公式練習を中止して、そのとき会場にいた選手・関係者が集められたのだそうだ。
涙を流す選手もいた。フランスの選手たちから自然に「ラ・マルセイエーズ」が起こった。
日本の男女シングルの選手たちは、ホテルのロビーで待機していて知らせを聞いた。村上大介選手はフライト変更の電話。一刻も早く日本へ帰そうと、関係者は急ぐ。
パリを避け、ローマ経由で帰国した日本の選手たち。まずは無事に帰れてよかった。
エリック・ボンパール杯の結果は、ショートプログラム/ショートダンスの結果をそのまま採用する方向で検討されているらしい。グランプリファイナル進出のポイントも同様。
SP/SDで思うような演技ができず、フリーで巻き返したかった選手には気の毒だが、フリーだけ別の日程・会場で行うということも、簡単にはできないだろう。
ファイナル進出のポイントと最高順位で並んだ場合、必然的に得点合計が低くなってしまうのが不利だが、そのあたりはどんな措置が取られるのか。明日ISU理事会で決定するということなので、通達を待とう。
今週末のロステレコム杯(ロシア大会)、来週末のNHK杯が無事に開催できますように。
犠牲者の冥福を祈ります