フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ2016のオータムクラシックで、羽生結弦が史上初めて4回転ループに成功したと、ISU(国際スケート連盟)が認めたというニュース。ISUサイトでは、認めたレフェリーとテクニカルパネルの名前も列挙している。なるほど正式な認定
JGPスロベニア大会でアレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)が挑戦、回転不足なく片足で下りたのでもしかして史上初?!認定されたのかと思ってたが、映像を見直すとフリーレッグがすぐ下りてしまい、片手をついている。回転もぎりぎりだったのかな^^; 着氷したが成功ではないという扱いらしい。
羽生結弦のSP映像を見ると、着氷後の流れがうんとあったわけではないが、きっちりコントロールされた着氷で、すぐイーグルにつなげることができている。確かにこれはクリーンといえる。
狙っていた“史上初”をものにしたが、「練習ではもっときれいに跳べている」し、SPもフリーもミスがあったので、口惜しがっているほうが大きい今大会の羽生結弦であった
これでアクセルを除く5種類の4回転を、公認大会で誰かが成功させたことになる。いまや世界のトップを目指すには、4回転は1種類では足りず、2種類以上が当たり前 バンクーバー五輪でエヴァン・ライサチェクが4回転を跳ばずに金メダルを獲得、「4回転論争」が起こったのが嘘みたいだ。。。
【岡崎真の目】では「羽生、3種類目の4回転体得でフリー構成に幅」と期待を寄せている。トウループがまだ怪我あがりの足に負担が大きいのであれば、ループとサルコウで稼げるのは強み。「Let' Go Crazy」の曲と白系の衣装はファンにはあまり好評でないようだが^^;(確かに白は氷と一体化して見づらいかも)
岡崎真氏は「羽生、曲線的で柔らかいベストマッチの演目」とフリーのプログラムに高評価。今回はちょっと体が重そうだったけど、滑り込んで洗練されてきたらどんな感じになるのかな
宇野昌磨も「フリップとトウループが安定したら、いずれループも」と言ってるし、今季からシニアに上がるネイサン・チェン(アメリカ)は国内大会でルッツとフリップを着氷している。今季の4回転合戦、凄いことになりそう・・・
見るほうは楽しみだけど、みんな怪我しないように頑張ってね