Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

GPS2016・スケートアメリカ女子SP

2016年10月22日 23時15分10秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2016、第1戦スケートアメリカ。期待の女子ショートプログラムジャッジスコア)。

#1 アンゲリーナ・クフヴァルスカ(ラトビア) SP:47.80(11)
 「If You Go Away」「Duendo」♪ 赤の衣装で、後半はフラメンコ。冒頭の3回転トウループで転倒、コンビネーションにできなかった。次のサルコウは単独、ここに2回転トウループがつけられるとよかったんだけど 面白い姿勢のシットスピンなど頑張った。

#2 セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア) SP:56.52(8)
 「Goodbye」♪ ブルーの衣装が金髪に似合う。世界ジュニアで2年連続2位となったが昨季は不調だった。ジュニア時代は“同期”のメドベージェワ以上に、それこそ全部に近いくらいジャンプで手を上げまくっていたが^^; シニアデビューの今季はどうかな?
 冒頭のフリップでステップアウト、ルッツに片手上げの2回転トウループをつける。まだ少し表現は幼い感じ。強豪ぞろいのロシアで生き残れるか。


#3 浅田真央 SP:64.47(5)
 「火祭りの踊り」(「恋は魔術師」より)ファリャ♪ 時折ぞくっとさせる妖艶な目つき。つなぎの動きのユニークさ。独特の魅力のある、目が離せないプログラムになった。
 3回転フリップの回転不足と、ステップがレベル3どまりだったのが惜しいところだけど、決して悪くない。フリーに期待

#4 マライア・ベル SP:60.92(6)
 「シカゴ」♪ まさにこの会場のための曲 ジャズの曲調で軽快に踊り、キュートな表情を見せる。ルッツ・トウ3-3はトウループで回転不足、フリップはなんとかこらえるが、大きなミスなく滑りきってにっこり 少しだけパーソナルベスト更新。

#5 パク・ソヨン SP:58.16(7)
 映画「黄金の腕」♪ 曲は1955年フランク・シナトラ主演の映画から。黒に金糸の衣装で、コケティッシュな仕草が可愛い。サルコウ・トウ3-3を決め、ループは回転不足になったが着氷。点が伸びなくても、見ていて楽しいプログラム。

#6 グレイシー・ゴールド SP:64.87(3)
 「Assassin's Tango」(「Mr.& Mrs.スミス」より)♪ 鮮やかなルッツ・トウ3-3から。フリップは回転不足で転倒してしまったが、全体にまとまっている。

#7 ロベルタ・ロデギエロ SP:52.62(9)
 「A levare」「Yo Soy Maria」アストル・ピアソラ♪ 黒の衣装でタンゴ。トウ・トウは3-2になり、ダブルアクセルはこらえて立つ。タンゴらしさを出すにはもう少し、かな。

#8 村上佳菜子 SP:47.87(10)
 「カルメン」ビゼー♪ 透けるスカートで肩を出した衣装。冒頭はパーカッションでじわじわと盛り上げる。3回転フリップはダウングレード、決まったかに見えたトウ・トウ3-3も回転不足とダウングレードが痛かった
 演技構成点があまり伸びないのは、スピードが足りてないのかな。“カルメンらしさ”もさらに追究したいところ。

#9 三原舞依  SP:65.75(2)
 「ロンド・カプリチオーソ」サン=サーンス♪ 昨季ジュニアグランプリファイナル進出を果たした17歳、シニアに上がってGPSデビュー スピードにのってルッツ・トウ3-3、回転の速いスピン。きちんと音をとらえながらステップを踏み、最後に3回転フリップを根性でこらえた。
 終わって両手で頬をおさえてほっとした笑顔。パーソナルベスト更新の得点にびっくり つなぎの部分はまだ物足りないけど、技術点は堂々のトップ。素晴らしい

#10 ガブリエル・デールマン SP:64.49(4)
 「エロディアード」マスネー♪ 力強いスケーティング。冒頭のルッツ・トウ3-3は少し乱れたが、フリップ、ダブルアクセルと着氷から次の動きが見事。ステップはただ一人レベル4を獲得、すごくよく滑っていた。

#11 アシュリー・ワグナー SP:69.50(1)
 「Sweet Dreams」アニー・レノックス♪ 私の世代には懐かしい曲で^^; アイスショーで見たことがあったが、SPとしてバランスがよくノリもいい。フリップ・トウ3-3はトウループが回転不足だが、この選手はそのあたりはあまり気にしてない スピン、ステップも全部レベル3だが加点でしっかり稼ぐ。演技構成点もばっちりでトップに立った。

 地元期待のワグナーが1位、三原舞依が嬉しいサプライズの2位、ゴールドが3位につける。浅田真央は5位といっても僅差なので、まずはノーミスのフリーを見せたい。村上佳菜子の巻き返しにも期待

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GPS2016・スケートアメリカ ペアSP

2016年10月22日 17時06分19秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2016、第1戦スケートアメリカ。今日開幕
 女子ショートプログラムはまだ見てないので^^; 先にほぼリアルタイムでLive Streamingを見られたペア・ショートプログラムジャッジスコア)から。

#1 ヴァレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレク(イタリア) SP:62.49(6)
 「Seven Nation Army」♪ マルケイは女子シングルからペアに転向して3シーズン目。ツイストがトリプルになった! ソロジャンプは3回転ルッツを着氷。勢いのあるステップ。

#2 エフゲニア・タラソワ/ヴラディミール・モロゾフ(ロシア) SP:75.24(1)
 「New Swing」♪ ヨーロッパ選手権3位、世界選手権5位の実力若手ペア。ポップな曲にノリノリで躍動感あふれる。目を瞠る高さの3回転ツイスト、ソロジャンプの3回転トウループ、素晴らしい飛距離のスロー3回転ループ。男性が女性の背中を支えて寝かせるような姿勢をとってから、逆向きにゆっくり倒れるデススパイラルの入り方がユニーク。
 クラシック系の曲で重厚なイメージが強いロシアのペアだが、これはアメリカでもファンが増えたかな パーソナルベスト更新。

#3 タラ・ケイン/ダニー・オシェア(アメリカ) SP:57.93(8)
 「Take Me To Church」♪ 全米チャンピオンの登場。全体に堅実な感じ。スロー3回転ルッツの転倒が惜しい。

#4 ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) SP:65.78(4)
 「Earned It」 (「Fifty Shades of Grey」より)♪ 黒でシックな衣装。ソロジャンプの3回転サルコウがぴたりとそろった。スロー3回転フリップで女性が両手を挙げるのは珍しい ソロスピンの足換えで二人のタイミングがずれてしまった。全体になかなかいいプログラム。

#5 ジュリアンヌ・セガン/シャルリ・ビロドー(カナダ) SP:66.49(3)
 「Skokiaan」ルイ・アームストロング♪ 顔が真ん丸なセガンだが、3回転ツイストは高々と上がる。ソロジャンプのループは男性が2回転になってしまったが、スロー3回転ルッツはきっちり。デススパイラル、リフト、スピン、ステップとレベル4をそろえたが、今季オータムクラシックで出したベストには届かず。

#6 ヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイジャー(アメリカ) SP:67.29(2)
 「ドン・フアン」♪ 昨季女性の怪我で試合に出ていなかったが、完全復活 3回転ツイスト、スロー3回転ループとキレがよく、後半ドラマチックに盛り上げていた。パーソナルベストも更新。

#7 マリッサ・カステリ/マーヴィン・トラン(アメリカ) SP:61.17(7)
 「Fallin'」アリシア・キーズ♪ 日本のファンには高橋成美の元パートナーとしておなじみのマーヴィン。ソロジャンプの3回転サルコウ、スロー3回転サルコウを決めたが、リフトで姿勢を安定させられず、中途半端に下りてしまった。マルコット&ゴーチエチームに鍛えられたステップはさすが。

#8 クリスティーナ・アスタコワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア) SP:64.34(5)
 「Io Ti Penso Amore」(「Paganini vs Garrett」より)♪ 全体に安定した演技で、リフトの女性のポジションが美しい。

 タラソワ/モロゾフが頭1つ抜け出ているが、2位以下は接戦。フリーでは大逆転もあるかな

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スケートアメリカの前にフィンランディア杯

2016年10月22日 07時21分49秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2016第1戦、スケートアメリカが今日から始まる
 競技は日本時間の9時5分から、女子ショートプログラム。さっそく浅田真央が登場
 しかしテレビ放送は夜18:56からで^^;

 浅田真央は先々週行われたフィンランディア杯に出場。その模様をBS1でこのあと8時から放送。予習にちょうどいい

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