いよいよ明日、世界フィギュアスケート選手権2021が開幕
PCR検査で陽性と出た選手が隔離されたというニュースもあるが、これ以上広がらないように、安全第一でお願いしたい
今大会のエントリー状況によっては、来年の北京のオリンピック出場枠獲得方法に変更があるかも(最終予選だけになるかも?)という話もあったが、出場可能な国・地域がほぼ全部選手を派遣してきたので、予定通り今大会とネーベルホルン杯で北京五輪出場枠を決めることになった。(Communication 2380)
前回までと違うところは、「2枠・3枠を獲得した国・地域は、2人/組・3人/組がフリーに進出した場合のみ、2枠・3枠が得られる」ということ。(参照)
例えば、男子3人出場して1位・10位・28位だった場合(2010年の例)、1+10=11で3枠に相当。しかし1人がフリー進出できず28位なので、今大会で獲得するのは2枠。最終予選に1人出場させる権利を得る。
1人出場して10位以内なら2枠相当だが、フリーを滑ったのは当然1人だけなので、獲得が決まるのは1枠。やはり追加の1枠を最終予選で争うことになる。
男子と女子は24人、ペア16組、アイスダンス19組が今大会で決まる。枠を増やした国・地域は増えた分を確定できないため、かなり下の順位まで枠が回っていきそうな感じ。ビデオ判定などを活用してなんとかミニマムテクニカルスコアを獲得、選手派遣できた国はけっこう有利だ。
反対に今回出場できなかった国・地域は、最終予選での戦いが前回より厳しくなりそう。複数枠があって+1枠を取りにくる、それなりに強い国の選手が参加するからだ。
ちょっと計算してみたが、枠を増やす国と減らす国が多いと、フリーを滑った選手だけでは24人/16組/19組が埋まらない可能性もあるような、、、 その場合はどうするんだろう
パーソナルベストで予想してみたので、詳しくは次で。