Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

世界フィギュアスケート選手権2021エキシビション(前半)

2021年03月28日 22時38分04秒 | スポーツ

 世界フィギュアスケート選手権2021、無事に競技が全て終わり、、、
 エキシビションを楽しもう。プログラム一覧はこちら
 リンクの中で滑りながら撮影するカメラが

<前半>
オープニング
 大会公式ソングのライブで、グループナンバー。

ニコライ・マヨロフ(スウェーデン・男子23位)
 「The Stroke」♪ 赤シャツに黒ベスト風でロックナンバー、カメラにずずっと寄っていく

彭程/金楊(中国・ペア5位)
 「My Drag」♪ 黒。なんか練習着っぽい 男性の頭を女性がつんつんから始まる、前に競技で使っていた曲。軽妙な雰囲気で余裕のスロー3サルコウを決めてくれた。

ヨセフィン・タリェガード(スウェーデン・女子15位)
 「Dancing Queen」「Take a Chance On Me」♪ 青の袖と足にフリル。やっぱりABBAでしょ 元気いっぱい、途中でそでのフリルが取れちゃった

ドノヴァン・カリーリョ(メキシコ・男子20位)
 「Cancion del Mariachi」「El Mariachi Loco」♪ グレーに白タイ。踊れるだけでなく、スケーティングがとてもきれいになった。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ・アイスダンス4位)
 「These Boots Are Made For Walking」♪ 黒、女性は赤ブーツで男性はカウボーイハット。キュートでコケットなマディソン

坂本花織(女子6位)
 「JIN」♪ くノ一スタイルの黒。コケちゃったけど 決まるジャンプはデカい! 三味線の音がカッコいい。

ミハイル・コリヤダ(FSR・男子5位)
 「Une vie d'amour」シャルル・アズナヴール♪ 黒。ジャンプの正確さ、スケーティングの端正なこと、渋いシャンソンを切なく踊ってくれた。イワン・シュムラトコ(ウクライナ)がSPで使った曲。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア・アイスダンス6位)
 「7+3」♪ 黒。イタリア語の曲で、しっとりと。カーブリフトで女性が思いっきりレイバック、それだけでも盛り上がる。

アレクサンドラ・トゥルソワ(FSR・女子3位)
 「Game of Survival」♪ 黒の袖にマントのような布をつけて登場。途中で投げ捨てて、今日も両手上げ4ルッツ(暗いので回転数はよくわからないけど)
 リンク内カメラがクリムキンイーグルにズームアップ

三浦璃来/木原龍一(ペア10位)
 「Million Reasons」レディ・ガガ♪ 青。ツイスト、スロー3サルコウ、リフト、デススパイラルと競技並みの水準でばっちり見せてくれた。つなぎのイーグルとか、股下くぐりとか、滑らか。
 2人が楽しそうに笑顔で滑っているのが何よりうれしい

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ・アイスダンス3位)
 「The Man In The Wings」♪ 黒。しみじみする男性ボーカルで、切ないドラマを見るよう。競技と違うので、2人がしばらく離れたり、同じ動作を繰り返したり、表現がいっそう豊か。

カレン・チェン(アメリカ・女子4位)
 「Never Enough」♪ ライトブルー。今日も高いジャンプ、代名詞のスパイラルは一緒に滑るカメラでスピード感抜群。笑顔が素敵

モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア・男子14位)
 「Friend Like Me」(アラジン)♪ アンナ・シェルバコワがランプを持って一周、リンクの真ん中に置くと、全身紫の本人が登場、ジーニーだ ジャンプを下りて拍手要求 なりきって踊ってくれた。
 シェルバコワとは同じコーチに指導を受けるリンクメイトだから、協力してくれたのかな

 後半には鍵山優真、紀平梨花、羽生結弦が登場

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世界フィギュア2021エキシビション、プログラム一覧

2021年03月28日 21時34分44秒 | スポーツ

 Twitterに上げてくださった方、ありがとう


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このあとエキシビション

2021年03月28日 21時18分24秒 | スポーツ

 熱戦が終わった世界フィギュアスケート選手権2021、このあと9時半からエキシビション。出演するスケーターの一覧はこちら。


 日本からは、坂本花織、三浦璃来/木原龍一、鍵山優真、紀平梨花、羽生結弦が出演予定。

 鍵山優真くんの可愛すぎるシーン、Twitterでバズっているらしいのでリンクしておこう

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世界フィギュアスケート選手権2021アイスダンスFD

2021年03月28日 04時56分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2021アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

<G1>
アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) RD:66.54(20) FD:100.80(18) 合計:167.34(20)
 「Prima Donna」「Apres La Pluie」「Steppe」♪ 白黒ボーダー。道化師風の可愛らしい振付がたくさん。背中に逆立ちするような姿勢のリフト、男性がしゃがみ込んで抱えるリフトなどユニーク。スライドは絡み合って背中が氷につきそう。
 観客がいたら、もっと盛り上がったんだろうな

エフゲニア・ロパレヴァ/ジェフリー・ブリソー(フランス) RD:66.80(19) FD:102.90(17) 合計:169.70(17)
 「Adagio for Tron」♪ 黒。「Allez!」と声援が送られる。少し重重しい曲だけど、演技全体に滑らか。イーグルの膝に乗せるストレートラインリフトから、肩に乗せるローテ―ショナルリフト。互いの足を絡めるスピン。
 この2人に合っている曲だった。

小松原美里/ティム・コレト(小松原尊) RD:68.02(18) FD:99.79(20) 合計:167.81(19)
 「Une histoire d'amour(ある愛の詩)」♪ ライトブルー。姿勢の美しいスピンで物語の世界に引き込む。背中に乗せるカーブリフト、今日は大きい! ツイズル、しっかり2人でレベル4。楽しい思い出を表現するコレオ、交差したりジャンプしたりが素敵
 滑りにスピード感があり、音楽との一体感があり。。。ステップでレベルの取りこぼしがあったか。。。

カタリナ・ミュラー/ティム・ディエク(ドイツ) RD:68.37(17) FD:99.96(19) 合計:168.33(18)
 「La Lettre」「Chanel (Rouge Coco)」「It's a Man's, Man's, Man's World」「It's a Man's World (The Best of Both Worlds) 」♪ 黒系、黒ジャケ。全体に安定感がある。力強い動きが多い感じ。1回転して曲げた膝に乗せるリフト、ツイズルにも1回転させてから入る。終わって満足そう。得点には肩をすくめる。

アデリナ・ガリャヴィエヴァ/ルイ・トロン(フランス) RD:69.99(16) FD:103.56(16) 合計:173.55(16)
 「Le Parfum」♪ 黒。引き寄せてぱっと離すなど、めりはりのある振付。腕を伸ばしてホールドするステーショナリーリフトは男性が片足になる。一度高く上がってから女性が滑るように下にくるコレオリフト。印象的な動きがたくさんあった。

<G2>
アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) RD:71.29(15) FD:106.89(15) 合計:178.18(15)
 「Churchyard」「It Happened Quiet」「Soft Universe」♪ 黒から紫、黒。膝をついた背中に乗る姿勢から幻想的な女性ボーカルでスタート。ツイズルが重なるようにきれい。ローテ―ショナルリフトは女性が逆立ち姿勢。柔らかな動きから後半はシャープな動きになってスピードアップ。
 得点を見て抱き合って喜ぶ

マージョリー・ラジョワ/ザカリー・ラガ(カナダ) RD:72.00(14) FD:108.71(13) 合計:180.71(14)
 映画「ブルー 初めての空へ」♪ 赤に青、青に黄色の羽のイメージ。左手と左足をホールドしてぶん回すステーショナリーリフト。ブラジルが舞台の映画から取った曲なので、サンバやラテンのリズムで勢いがある。パーカッションでぐいぐい進むツイズルは迫力。

王詩玥(ワン・シーユエ Shiyue WANG)/柳鑫宇(リォウ・シンユー Xinyu LIU)(中国) RD:73.97(13) FD:108.93(12) 合計:182.90(13)
 「ブラックスワン」♪ 黒にストーン。ゆったりと大きく動くワンフットステップ、女性の片腕と片足を持って振り回すスピニングムーブメント、背中から上がって前へ出て片足の男性の膝に立つリフト。どれも迫力十分 ツイズルは女性が少しミスした感じだが、スライディングで男性の膝下をくぐってフィニッシュ、身長差がある2人ならでは。

サラ・ウルタド/キリル・ハリャーヴィン(スペイン) RD:74.26(12) FD:111.87(11) 合計:186.13(11)
 「Orobroy」「Puerta del Sol (live)」♪ 黒、オフホワイト。髪を短くして女性はがらっとイメージが変わった。スピードに乗ってぐいぐい進むツイズル。フラメンコのリズムでコレオシーケンス、さすがに本場のカッコよさ 片足に立つストレートラインリフトも良かった。

ケイトリン・ハワイエク/ジャン-ルック・ベイカー(アメリカ) RD:75.08(11) FD:113.43(9) 合計:188.51(9)
 「Heart of Glass (Crabtree Remix)」「First Movement」♪ 赤茶からグレー、黒。リズムダンスと打って変わってシリアスなムードで。スピードとシンクロぶりが見事なワンフットステップ、男性の片腕に女性がしがみつくようなローテ―ショナルリフト。ツイズルは2人の距離が近い カーブリフトの連続で軌跡が大きなS字を描く。
 こんなプログラムも滑りこなせるところを見せてきた。

<G3>
ティファニー・ザゴルスキ/ジョナサン・ゲレイロ(ロシアスケート連盟) RD:75.58(10) FD:112.87(10) 合計:188.45(10)
 「Survivor」♪ グレーに赤、黒に赤。後ろから肩を回ってイーグルの前に立つカーブリフト、背中に逆立ち姿勢で乗るストレートラインリフト、得意の技をばんばん繰り出す。このレベルになると、リフトから下りるときのちょっとした動きに工夫がある。
 僅差でトップに立てず。

ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディリエフ(ポーランド) RD:76.12(9) FD:107.21(14) 合計:183.33(12)
 「Heart Cry」「Natural」♪ 黒、白シャツ。ストレートラインリフトのリフト中に女性を回転させる。女性の腰を後ろからホールドしたままニースライドで回転するスピニングムーブメントが面白い。女性は片手だけをホールドされ、男性の軸足に女性が足を絡ませる姿勢のステーショナリーリフトは独特

ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:77.42(8) FD:119.50(7) 合計:196.92(7)
 「Vogue」「Like A Prayer」♪ 黒にゴールド。スピード感命のカップル。ワンフットステップはリンクを大きく使えた。後ろから左肩に乗せながら男性がしゃがんでカーブリフト。男性が女性をまたぐようにしてそのまま片足でステーショナリーリフト、そのホールドのまま回転していくローテ―ショナルリフト、ほかにやっているカップルは見たことない。
 ベスト更新してトップに立つ。

ローレンス・フォルニエ・ボードリー/ニコライ・ソレンセン(カナダ) RD:77.87(7) FD:119.01(8) 合計:196.88(8)
 「A Call to Prayer」「The Last Kingdom」「Skogsraah」「ROOTS - The Return to the Inner Temple」♪ ワインカラーで露出多め、カーキのベスト。女性を逆さに抱えるストレートラインリフトから、そのまま肩に乗せて回転するローテ―ショナルリフト。ツイズルを揃えて、コレオシーケンスに入っていく流れがいい。男性が女性の腋の下をホールド、女性は男性の首と靴の上に手を置くステーショナリーリフトはなかなかアクロバティック。
 くるくると女性がポジションを変えるコレオリフトでフィニッシュ。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) RD:81.04(6) FD:124.06(6) 合計:205.20(6)
 「Atonement」「Little Sparrow」♪ 翡翠色、ベージュのシャツにサスペンダー。シームレス ツイズルは2人の距離がとても近くてコンパクト。そこから一気に大きくグライドしていくサーキュラーステップ。さりげなく男性が片足になってるステーショナリーリフトから、そのまま回転してローテ―ショナルリフト。フィアー/ギブソン組のとはまた違う見せ方。
 後半曲が盛り上がる中で、クライマックスのカーブリフト、片足を持って上げてからイーグルの膝で大きくアピールするポジション。終わって満足そうにガッツポーズ
 ベストに近い得点が出て嬉しそう。女性が何か男性をからかったらしく、男性が小突いていた(このカップルはリアルでカップル

<G4>
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシアスケート連盟) RD:83.02(5) FD:125.75(5) 合計:208.77(5)
 「Primavera」「Cry Me a River」♪ 黒。一切の齟齬がないツイズル、スピンの出では女性の回転を男性が止めて逆回転させて持ち上げる。男性が手を使わずに女性がすっと乗るストレートラインリフトから、下ろした瞬間にすぐ始めるローテ―ショナルリフト。得意のシット姿勢コレオツイズル、男性がしゃがんだ両膝の上に女性が座るステーショナリーリフト。
 なんだか、あっという間に終わってしまった

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:83.37(4) FD:130.98(2) 合計:214.35(3)
 「Both Sides Now(青春の光と影)」ジョニ・ミッチェル♪ ワインカラーにメタリックな飾り。客席でキーガン・メッシングが大きな国旗を振っている。スピードに乗ったツイズル、つなぎの動きからすっと入るスピン。大きな軌跡のカーブリフト連続。コレオシーケンスではそれぞれ違う動きをしながら、バランスが取れている。
 終わるのが惜しい、、、と思うプログラム 得点を見て喜びのあまり叫んだ

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメAリカ) RD:85.15(3) FD:127.54(4) 合計:212.69(4)
 「Yearning」「Sahara Nights」「Layali Al Sharq」♪ 特徴的なスピニングムーブメントから、こちらもカーブリフト連続。ポジション変化の複雑なこと! ツイズルはわずかに男性がふらついてレベル3止まり。コレオシーケンスのスネークダンスで盛り上がる。

 ここでギルス/ポワリエの表彰台が決まった。

マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) RD:86.05(2) FD:128.66(3) 合計:214.71(2)
 「Hallelujah」「Pray Gently to the Light 」♪ ピンク、黒。ジャッジ前からしっとりとコレオシーケンスで始まる。ワンフットステップが終わりのツイズルまできれい。カーブリフト連続は流行っているようで
 わりと大柄な2人が大きくグライドして表現していくので、演技全体が雄大な感じがする。素敵なサーキュラーステップだったがレベル2はちょっと残念かな。
 凄い僅差でトップに立つ

ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシアスケート連盟) RD:88.15(1) FD:133.02(1) 合計:221.17(1)
 「I Giorni: Andante」/ドヴォルザーク「Songs My Mother Taught Me(我が母の教えたまいし歌)」♪ グレイッシュピンク、グレー。めちゃ速いツイズル、膝をついて滑りながらのストレートラインリフト。とにかく2人そろって凄いスピードなので、女性をちょっと持ち上げた瞬間にスロージャンプでもしそうな気がする
 2人肩を組んで微笑みながらジャッジに向かってくるところなど、クラシックの曲だがストーリー性も豊か。技術と表現、最高の水準で嚙み合っていた。
 得点を見た瞬間、男性が万歳 ベスト更新で文句なしの王者

 結果、優勝はシニツィナ/カツァラポフ、2位ハベル/ドナヒュー、3位ギルス/ポワリエ。表彰台の3組が違う国になった。4位チョック/ベイツ、5位ステパノワ/ブキン、6位ギニャール/ファブリ、7位フィアー/ギブソン、8位フォルニエ-ボードリー/ソレンセン、9位ハワイエク/ベイカー、10位ザゴルスキ―/ゲレイロ。
 日本の小松原美里/ティム・コレト(小松原尊)は19位。
 北京オリンピック出場枠は:
3枠:ロシアスケート連盟(1位・5位・10位) アメリカ(2位・4位・9位) カナダ(3位・8位・14位)
2枠:イタリア(6位・25位)
1+1枠:イタリア(6位・25位) イギリス(7位)
1枠:スペイン(11位) ポーランド(12位) 中国(13位) リトアニア(15位) フランス(16位・17位) ドイツ(18位) 日本(19位) ウクライナ(20位)
 ・・・枠、とったぞ~~~

 今頃はスウェーデンでサマータイムが始まっている。時差が7時間に変わる。
 というわけで、エキシビションは日本時間の21時半から

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