来週開幕する世界フィギュアスケート選手権2024が待ち遠しくて
出場選手関連の記事もいろいろ出ているが、アイスダンスの小松原美里/ティム・コレト(小松原尊)組の記事に「まずはフリー進出をめざそう」というコメントがついていた。日本勢これまでの最高は村元哉中/クリス・リード組及び村元哉中/高橋大輔組の11位。日本チーム悲願の10位以内&2枠獲得は、未だ達成されたことがない。
小松原組、まずはフリー進出安全圏なのか、10位に入れる可能性はあるのか。シーズンベストでチェックしてみた。
出場選手の中で、リズムダンスのシーズンベストは71.29で18番目。フリー進出は20位までだが、20番目は折原裕香/ユーホ・ピリネン(フィンランド)で69.52。そんなに差はないので、ベストに近いスコアは必要になりそう。
RD16位~20位はフリーで第1グループになる。もう少し上の11位~15位第2グループに入るにはどのくらい必要かというと、、、15番目はハナ・リム/イェ・クァン(韓国)の73.76。四大陸選手権よりさらに一段階上のレベルに上がれるか。ちなみに10番目はダイアナ・デービス/グレブ・スモルキン(ジョージア)の77.62。ジャンプのないアイスダンスで6点以上は、けっこうな差と言わざるを得ない
フリーはどうか。小松原組は111.41で16番目。10番目はクリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)の116.99と5点以上の差がある。トータルでも182.70で16番目、10番目カレイラ/ポノマレンコが194.14で実に12点の差・・・10位以内はちょっと遠い
現実的な目標として、72~73点台を出してフリー進出、フリー113~114点台・トータル185点越えで15位以内、できれば12位くらいに入る、というあたりだろうか。
2024/2025シーズンから世界選手権で予選が復活するという話はどうなったのか、よくわからないが、、、オリンピック出場枠に関わる2025年世界選手権に、少しでも有利な状況にしたいところ。
まずは実力を出しきってほしい