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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

本田真凜さんが英語で

2024年03月30日 18時05分42秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート選手権2024、タイミング的に遅めの地上波放送(フジテレビ)は一応録画したが、まだ全部は見ていない。全滑走放送のJ SPORTS 4も初回放送が終了、エキシビションまで録画した。
 現役引退を発表した後、フジテレビ現地フィールドキャスターとして大会を取材した本田真凜さん。エキシビションの録画をチェックしたら、イリア・マリニン選手にインタビューしていた。
 「お願いします」と日本語で言ったあと、シートを見ながら英語で2つ質問。画面には日本語字幕が出ている。まあまあ自然な感じに聞こえた。しっかり練習してきたようだ。
 マリニン選手も聞き返したりすることなく答えていた。おそらく、事前に質問内容を見てもらってあったのだろうが、どの質問をされたのかわからない、なんてことはないようだった。
 “彼氏”の宇野昌磨くんは、あまり英語ができないらしいが ランビエールさんの指導を受けるようになって、多少はできるようになったかな? 真凜さんのほうは努力していそうだ。
 世界ジュニア選手権に初出場で初優勝したときのインタビューを思い出す。日本の学校に通う中2、英語は先生に通訳してもらっていた。慣れてなくて、自分がマイクに向かって喋るのか確認したり すっかり大人になって隔世の感
 今後さらに英語インタビューすることが増えるなら、次はシートを見ずに話せるようになるといいな

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昌磨くんの今大会と今後

2024年03月30日 00時17分51秒 | フィギュアスケート

 世界フィギュアスケート選手権2024で4位に終わった宇野昌磨選手。インタビューでは今後について「話し合って決める」というような感じだった。って、進退を聞かれるほどのベテランだったっけ
 1997年12月生まれの26歳。今大会の男子に出場した40名中、年齢順では7番目。まあ、上の方ではある。国内では確かに最年長になっている(1学年下・早生まれの友野一希が唯一残っている同期)。
 同じ26歳で今大会6位に入ったルーカス・ブリツィギがこれから!という雰囲気なのと違うのは、代表キャリアの長さかな
 なにしろ、本来満9歳以上で出場する全日本ノービスに、満8歳の小3のときから出場している。ノービスBで2連覇・Aで2連覇の計4連覇。ノービスA1年目の小6のとき、推薦出場した全日本ジュニアで3位。優勝した羽生結弦から握手を求められて固まってしまう映像を見たことがある
 ジュニア1年目の2011/2012シーズンからジュニアグランプリシリーズ2大会に出場を続け、2014/2015シーズンはファイナルに進出して優勝。世界ジュニアも10位・7位・5位と順位を上げて2015年に優勝を飾った。
 シニアに本格参戦した2015/2016シーズン、さっそくグランプリファイナル銅メダル、世界選手権初出場で7位。その後ずっと出場を続け、2位・2位・4位、中止の2020年の後は4位・1位・1位・4位。平昌オリンピック銀メダル、北京オリンピック銅メダル。世界のトップレベルで戦い続けてきた。ジュニアで4シーズン、シニアに上がってから9シーズン。
 こうして書いてみると凄いんだけど、あまりそんなイメージがないのは、、、つい2シーズン前まで羽生結弦という大き過ぎる存在があったせいか。羽生結弦が達成したスーパースラム(ジュニアグランプリファイナル・世界ジュニア・グランプリファイナル・ヨーロッパまたは四大陸選手権・世界選手権・オリンピックを制覇)、実は宇野昌磨もあとオリンピックで達成する可能性がある。

 今大会の昌磨くん、ショートプログラムは素晴らしかった。4回転フリップがきれいに入ったし、4回転+3回転を予定していてもセカンドが2回転になってしまうことが多いが、今回はしっかり3回転を付けられたのでよっしゃ!と思った。
 ただフリーに入るとき、「なんだかオーラがないな」と感じた。ジャンプにあまり高さが出ない。それでも転倒は冒頭の4ループだけでまとめたが、最後の3サルコウが単独になる。予定通りだが、ここまでジャンプのコンビネーション/シークエンスは2つ、あと1つできる。3サルコウに3トウをつけられたら約4点上がり、アダム・シャオ・イム・ファを上回って3位になれていた。「勝ちたい気持ちが弱かった」というコメントもあったが、いつもなら3トウをつけることを考えられたのでは?
 時間オーバーの減点1ももったいなかった。最後のスピンはいつもどおりに行ってレベル4だったが、回転数を落としてレベル3にして時間内に終えれば、基礎点は0.5下がるが合計点は少し上がるかもしれない。接戦の場合は順位に関わることもあるだろうから、曲に遅れているときのシミュレーションもしてあればいいと思った。

 ジャンプ構成からすると、イリア・マリニンに追いつくのはなかなか難しい。また今シーズンは、きれいに着氷したジャンプでq判定があり、「これ以上は難しい」とコメントしていた。ジャンプにそう高さが出るタイプでもないので、GOEを伸ばすのも限界がありそう。
 しかし、はまったプログラムでの表現力は、侮れないものがある。勝ちにこだわるより、自分の理想のプログラムにこだわることで、モチベーションは保てるんじゃないだろうか。ファンもそういうプログラムを見たいし、そこに結果が付いてくればなお良しくらいのスタンスで応援するのがいいような気がする。
 試合がない期間に、ショーでどんな演技を見せて、どんなことを考えて結論を出すのか。まだまだ若手の“壁”になり、競技人生はきちんとした終わらせ方をするんじゃないかと、私は勝手に思っている。

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