Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

グランプリファイナル2024女子FS

2024年12月07日 22時36分17秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリファイナル2024女子フリージャッジスコア)。

樋口新葉 SP:61.61(6) FS:135.35(4) Total:195.96(4)
 「Nature Boy (Acoustic)」「Running Up That Hill」♪ 紫系。大きな2アクセルから、3ルッツ+3トウ、3ループと決める。サルコウが2回転になったが、後半3ルッツ+2アクセル+2トウなど、ジャンプ頑張る。
 勢いのあるステップに感情がのっていくところ、本人も観客もエンジョイ。

松生理乃 SP:62.63(5) FS:126.39(6) Total:189.02(6)
 「Lux Aeterna」♪ シルバー。ふんわりと柔らかい滑り。3ループややこらえ、3ルッツ+3トウ+2トウのきれいな着氷。フリップが2回転になった以外ミスなし。その軌道をじっと見ていたくなる美しいエッジ捌きのステップに魅了される。

坂本花織 SP:63.98(4) FS:137.15(3) Total:201.13(3)
 「シカゴ」より「All That Jazz」♪ 黒。「この滑走順は慣れてないだろう」と解説。雄大な2アクセル、3ルッツこらえ、2アクセル+オイラー+3サルコウをダイナミックに決める。3フリップはなんとか、まだ緊張している? 3フリップ+3トウ、3ルッツ+2トウ、最後の3ループを決めてようやくほっとした表情に。
 音楽によくのっているステップはレベル4。観客は手拍子で楽しんでいた。

吉田陽菜 SP:64.23(3) FS:129.79(5) Total:194.02(5)
 「S.O.S. d’un Terrien en Détresse」♪ ブルー系。3アクセル、少しオーバーターンしたが着氷 3フリップはこらえたが、2アクセル+3トウはしっかり。コレオで見せるきれいなハイドロ、スピンではヒールで回るなど今の技術も。最後に3サルコウ+2アクセル+2トウが決まったのは大きい。
 プログラム自体は本人に合っていると思う。

千葉百音 SP:69.33(2) FS:139.52(2) Total:208.85(2)
 「Ariana Concerto No. 1」♪ 赤。優雅な身のこなしを随所に見せながら、3フリップ+3トウ、3サルコウなど決めていく。3ループはしゃがみこむような着氷になったが、ミスはそれだけ。後半3ルッツ+2アクセル、両手上げ3ルッツ+2トウ+片手上げ2ループを決めた。
 横から足を上げて後ろに回すスパイラル、じわじわと盛り上げていくステップ、美しいビールマンスピンと、終始惹きつけるプログラム

アンバー・グレン(アメリカ) SP:70.04(1) FS:142.03(1) Total:212.07(1)
 「I Will Find You The Return」♪ 紫系。見事な3アクセル 3フリップ+3トウ、3ルッツ+2トウと落ち着いて決める。サルコウが2回転になったが、くるくるターンから3ループ+2アクセル+2アクセルばっちり。スピンは全体に無理せずにまとめた感じ。終始パワフルに滑り切った。
 得点を見て喜びの絶叫

 結果、"Japanese National"を勝ち抜いて優勝はアンバー・グレン、2位千葉、3位坂本、4位樋口、5位吉田、6位松生となった。
 本物の全日本はもっと厳しい大会になる。コンディションを整えて頑張ってほしい

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佐津川愛美さん、こんなことしてた

2024年12月07日 14時03分39秒 | 

 佐津川愛美「俳優がウチワで扇いでもらえるのは偉いからじゃない」。照明、小道具、演出ーープロ達へのインタビューで知る”映画という共同作業の魅力”【インタビュー】

 たまたま目に入ったインタビュー。「佐津川愛美映画祭」とか、子どもたちと短編映画を作るワークショップとか。
 なんか、ただ可愛いだけの女優さんだと思ってました>ごめんなさい

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答え合わせ視聴・JGPファイナル女子FS

2024年12月07日 13時47分16秒 | フィギュアスケート

 昨夜、結局起きていられなかったので
 フィギュアスケート・グランプリファイナル&ジュニアグランプリファイナル2024ジュニア女子フリーのライブ配信を後から見る。
 後からの場合、結果を確認せずに見ればライブ感覚で見られるけど、つい先に確認してしまい 得点やジャッジスコアを見て、何やっちゃったの?どんなだった?とわからないところを、映像でチェックする感じになる。言ってみれば答え合わせ

ステファニア・グラツキ(フランス) SP:62.31(6) FS:113.08(6) Total:175.39(6)
 「地元の観客の前でファイナルの演技ができることは光栄だろう」と解説。3ループで転倒した後、気持ちを切らさずに3つのコンビネーションジャンプを決めたのは偉い。シーズンベストはフランス女子の中のトップ、シニアに上がるまでに相当な実績を積んでいきそう。

キム・ユソン(韓国) SP:64.42(5) FS:119.81(5) Total:184.23(5)
 見事な3アクセルを決めた!と思ったが、3フリップ+3トウでやや乱れが。終盤の3サルコウ転倒は、ちょっとスピードが落ちてたのかな。
 島田麻央と同期にあたるので、シニアに上がるまでにどこまで伸びるか。

王一涵(ワン・イーハン、Yihang WANG)(中国) SP:64.52(4) FS:123.38(3) Total:187.90(4)
 解説に「ビジネスライク」と言われた 集中してミスなく要素をこなしていく。芸術的な表現はこれから!

中井亜美 SP:67.26(3) FS:122.32(4) Total:189.58(3)
 「シンデレラ」を表情たっぷりに演じる。3アクセル+3トウは回転不足とqがつき、2本目の3アクセルは途中で開いて2アクセル認定になった。後半のジャンプに回転不足やqがないのはよかった。
 来季はシニアに上がることを視野に入れて、いろいろ試しているところがあるんだと思う。

和田薫子 SP:67.77(2) FS:123.98(2) Total:191.75(2)
 3ルッツ+3トウの高さなど、技術の安定感が半端ない。qや回転不足がついてしまったのとフリップのアテンションが課題かな。曲調がドラマチックになるところから、ぐっとスピードを上げていったのが素晴らしい。
 特筆すべきは、演技構成点で島田麻央を上回ったこと。全体の完成度が高くパワーを感じた。

島田麻央 SP:73.72(1) FS:125.74(1) Total:199.46(1)
 3アクセルはなんとか立ち、4トウは転倒。3ルッツ+3トウ、3フリップ+3トウと下りたが、いつもより高さが出てなかった感じ。後半の3ループ転倒はまさか!だったろう。
 とはいえ、悪いなりにまとめる力はさすが。この曲は繊細な表現をするが、もっとパワフルに表現する曲のほうが滑りやすいかも。

 結果、優勝が島田麻央、2位和田薫子、3位中井亜美と日本勢が表彰台を独占した。3人は帰国したら全日本選手権に向けてシニア用のフリー練習が待っている。体調に気をつけて

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ジュニアグランプリファイナル2024男子SP

2024年12月07日 10時19分19秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル2024男子ショートプログラムジャッジスコア)。

ルーカス・ヴァクラヴィク(スロバキア) SP:72.72(3)
 ベートーベン「交響曲7番」/「Lacrimosa」♪ 薄水色。きれいな3アクセル、3フリップ、後半3ルッツ+3トウとジャンプを丁寧に決める。なんだかシットスピンで無効になったり、コンビネーションスピンにVがついたようだが 激しい曲調でエネルギッシュにステップ。

ソ・ミンキュ(韓国) SP:69.68(5)
 ベートーベン「月光」♪ 白からブルー。柔らかなスケーティングで、3アクセル、3ルッツ+3トウとスムーズに決めたが、3フリップで転倒してフェンスにぶつかる スピンの姿勢の美しさと回転の速さは今後武器になりそう。

ヤンハオ・リ(ニュージーランド) SP:72.17(4)
 「Supreme」ロビー・ウィリアムズ♪ 薄紫に黒革風パンツ。今シーズン中にも背が伸びているような? 3アクセルは少しオーバーターン、3フリップ下り、3ルッツ+3トウを後半に決めた。女子並みのきれいなドーナツスピン、細長い手足を存分に伸ばしてステップ。

高橋星名 SP:61.83(6)
 「This is Me」♪ 赤から青。3アクセルで着氷が乱れ、その後の滑り出しでも少しバランスを崩した。3ルッツでコンボにできなかったのが痛い 3フリップはきちっと決めた。いつものようには弾けられなかったかな。

中田璃士 SP:79.39(1)
 「Aroul」「Uccen(Dwts Remix) 」♪ 赤系ボレロ。きりっとポーズを決めてスタート、短い助走から3アクセルの流れのある着氷、3フリップも短い助走でさりげなく。後半に3トウ+3トウ。手拍子の後押しを受けて、踵を打ち鳴らす音を巧みに使いながら切れのあるステップ。

ジェイコブ・サンチェス(アメリカ) SP:79.24(2)
 「Music」♪ 黒シャツ赤ベスト。3アクセルは軽くオーバーターン、いっそあと2回転くらい回ってツイズルにしてしまえばよかったのでは 両手上げ3フリップ、両手上げ3ルッツ+3トウをしっかり決める。体を大きく使うステップで技術を見せつけた。

 結果、中田璃士が首位に立ち、僅差でサンチェスが2位。3位ヴァクラヴィクと4位ヤンハオ・リも僅差、5位ソ・ミンキュも表彰台は狙えるか。高橋星名がちょっと出遅れた。
 フリーでどうなるか

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