大相撲中継を見ている。栃煌山が琴欧洲の休場で不戦勝の勝ち名乗りを受けた。
解説の北の富士が、「これだけ言われて(非難されて)たら、(琴欧洲が)来るかもしれない」なんて言ってたが、松葉杖で歩いてるような状態では無理だろう。「昔は『土俵で死ねるなら本望』って力士もたくさんいたもんだが」って、、、それはないでしょう
ただ、「千秋楽に大関が休場というのは、本人も師匠も自覚が足りない。昨夜のうちなら、『割り返し』も含めて対応できた」という理事長の談話。割り返しとは、一度編成した取組を休場力士が出たことなどにより組み直すことだそうだ。昨日の取組の後、すぐ病院に行って今日の出場は無理と判断し、届けていれば“不戦勝”は栃煌山の避けられたというわけ。
たしかに、相撲協会とファンにとっては、そのほうがよかったかも。
・・・旭天鵬が勝ち、稀勢の里が破れて、平幕二人の優勝決定戦と決まった。さて、どうなる
波乱万丈の大相撲5月場所、14日目まで3敗が3人、4敗が横綱を含む3人、千秋楽に直接対決がなく、6人による優勝決定戦もあり得る
・・・という話だったが、大関琴欧洲が休場で、3敗の栃煌山が不戦勝というニュース。これで4敗の3人には優勝の可能性がなくなった。
正直、11勝4敗で優勝って、あんまりほめられた成績じゃないな~と思ってたので、ちょっとほっとした気持ち 過去に11勝4敗で5人が並んで優勝決定戦ということがあったそうだけど(1996年11月場所)、見てたはずなのに記憶にない
優勝決定戦の方法は、参加人数によって決められているそうな。2人は直接対決、4人はトーナメント。3人は巴戦といって、まずくじ引きで最初に休む力士を決め、残り2人が対決。勝った力士と休んでた力士が対決、最初に勝った力士が2連勝すれば優勝。負けた場合は、最初の取組で負けた力士がまた土俵に上がり、誰かが2連勝するまで続ける。
旭天鵬、稀勢の里が二人とも勝てば、この巴戦が行われる。逆に二人とも負けたら、優勝が不戦勝によって決まることになる。それって史上初かも?!
さて、どうなる
フィギュアスケートの安藤美姫選手が2012/2013シーズンのグランプリシリーズから復帰というニュース。
“国際スケート連盟(ISU)は休養した選手が復帰する場合、不測の事態が起こらない限り必ず試合に出場することなどを約束する誓約書への署名を義務化”という話、“勝手は許さない”という感じ。
ISUとしては、どの選手が出るかは大会の集客に大きく影響するから、出ると言っててやっぱり出ないのは困るということか。
安藤選手は誓約書に署名したそうだから、本気でいいプログラムを作ってくるだろう。しっかり練習を積んで、いい演技を見せてほしい。しかし、トップクラスの選手多すぎの日本勢、2試合出られる選手は何人? 世界選手権銅メダルの鈴木明子、5位の村上佳菜子、6位の浅田真央に安藤美姫が加わると、2011/2012シーズンは2試合出られた今井遥あたりは、出場させてもらえるかしら
日本では聞かないけど、米国などでは、トップの選手がグランプリシリーズに出場するにあたって、なにがしか“ギャラ”が払われたりするらしい。どこから出るお金なのか知らないけど・・・。その金額が折り合わなくて、グランプリシリーズ出場をやめた例があるらしい。
ギャラがなくても、上位に入賞すれば賞金は出る。グランプリファイナルに進出すれば、出場するだけで賞金がある。それじゃ足りないのか
気が早いけど、今週末の組み合わせ会議の結果が待ち遠しい
今夜日テレ23:00「アナザースカイ」に安藤美姫が出演だそうだ。なんか前髪ばっさりで日本人形みたいな顔になってる。見てみよう
何の略かと思ったら・・・
"Referee Stopped Contest"の略。南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代選手が、ボクシングロンドン五輪予選を兼ねた女子世界選手権で、3回RSC勝ちで3回戦に進んだというニュース。
RSCはプロボクシングのTKOにあたるもの。ダウンした選手が10カウント以内に立ちあがったものの、(1)ダメージが甚大 (2)規定のダウン数を超えた (3)実力差がはなはだしい (4)負傷によりレフェリーまたはドクターがストップ などの場合に適用される。
1回にダウンを取られたが、2回と3回で計3回のダウンを奪ったところでレフェリーが止めて勝利決定。ミドル級はこの大会で枠を得るには、アジア選手の中で最高位を取らないといけないそうな。あと何回勝てばよいのやら、、、
アジア選手の中でトップだから、ほかの地域の選手がたくさん勝ち残ると、少し楽 なんて考えるのはよろしくない 相手が誰でも一つずつ勝っていくだけと思って、次も頑張れ~
母の日だった。
このところ母の日むけのギフトCMが目に入ると、今年はもう送る先がないのが残念だと思っていた。
もらうほうは、次男がロッテガーナチョコをくれた。でも最近私はおやつを控えめにしているので、次男にそのまま下げ渡す。(でも次男が食べてる横から少し齧る)
なんだか板チョコが昔より薄手になってる気がするけど、気のせい
数日前からの風邪が抜けなくて、今日も微熱と頭痛でずっと寝ていた。また寝よう
昨夜、香港を語る茶話會に参加。この企画は、写真展「香港トラムにのってぶらり旅」とのコラボレーションで、黄昏時のカフェでスイーツをいただきながら、チャットリーダーの方のお話を聞く。日によってテーマと担当リーダーが決まっている。
写真展は、香港のトラム(2階建て路面電車)を撮り続けている永田幸子さんの写真に、イラストレーター小野寺光子さんのイラストと、フリーライター池上千恵さんのコラムが加わったもの。写真の中のトラムの窓から、イラストで小野寺さんや池上さんが顔を出してたりして、可愛らしい 詳しくはこちらとmixiのイベント案内、facebookを。
昨夜は茶話會初日で、テーマは「香港 トラムに乗ってぶらり旅」。いろいろテーマがある中で私がこの日を選んだわけは、私自身香港島に住んでいたのでよく利用していたのと、蘇永康に「尾班電車」(終電トラム)というタイトルの曲があるから(笑)。
時間が夜7時~8時半なので、出かける前にパンを食べて行ったが、会場に着くと「粽あります~」とご案内が。1個100円で可愛らしい粽が提供され、ほどよくお腹があたたまる。お茶とスイーツ(オリエンタル・ホンコンパイ、アイスクリーム添え)が出る。たっぷり小豆と栗が美味しいパイ
参加者十数人のうち、「まだ香港に行ったことがない」方が数人いらした。香港旅行を計画中で参考にするなら、これはぴったりの企画だ。用意された資料を見ると、2004年で開通100周年だったそうで、、、知らなかった(住んでたのに^^;)。その前は鉄道馬車が走っていたそうな。
「輪ゴムをぎゅっと引っ張った形」の線路で、東のターミナル筲箕灣や西のターミナル堅尼地城では、ぐるりとターンする電車が見られる。日が沈むころの堅尼地城の写真、美しすぎる~。
163両の車両の中で、1両だけ1949年からずっと使われているものがあるそうで、外は木枠、中のいすも木でできているとか。私はまだ遭遇したことがない。これから何度も香港には行くつもりだけど、いつか遭遇できるかしら? 車両番号120番。
2000年に登場したミレニアム型新型車両というのは、2階の席が一部向かい合わせになってて、席数が少なくなってるやつのことだろうか? 進行方向逆向きの席があって、ちょっと乗りにくかったけど。現在3車両あるようだ。
停留所の数はおよそ122。後ろから乗るとき、荷物を持ってると回転バーをぐいっと回転させるのが意外と大変という話。あまり意識したことなかったけど、そういえばあの回転バーはそもそも何のためにあるんだろう
地下鉄やバスと違って「次は〇〇」みたいな表示はなく、「次降ります」のボタンもないので、降りる停留所が近づいたら運転席・出口近くに陣取る。運賃は現在大人2.3HK$だが、おつりは出ないのでオクトパスが便利、とオクトパス実物も紹介された。
降りたいところで正確に降りられなくても、数百メートルごとに停留所があるので、あまり心配いらないのがトラムのいいところ。筲箕灣から上環まで80分くらいかかるのだとか。地下鉄なら20分ほど^^;
展示の写真を見ながら、トラム沿いの街の景色を見て行く。市場の中を突っ切ることで有名な北角、賑やかな銅鑼灣、おしゃれな金鐘からセントラル、乾物屋や骨董屋が並ぶ上環。たしかに、トラムに乗ってるだけで、香港の様々な顔を見ることができる。
私にとってトラムは、地下鉄の駅と駅のちょうど中間あたりの場所に行くのに重宝する、手頃な交通機関。香港に行くこと自体が私にとって“旅”ではないので、“旅のツール”という視点でトラムを見るのが新鮮だった。
申し込みメールで質問やリクエストを受け付けていたので「九龍や新界の人にとって、香港島のトラムはどんなイメージですか?」と訊いてみた。「九龍や新界で『香港島で美味しいお店とかありますか?』ときいても『あんまり行かないから知らない』と言われてしまう。日常生活は狭い範囲らしい。でも『トラムの写真を撮ってるんです』というと、懐かしいという人が多い」ということだった。なるほど
蘇永康の曲は、事前にmixiのメッセージで歌詞と私の簡単な訳をお送りしておいたら、話の中で紹介してくれた。ちなみに、こんな曲♪
「尾班電車」by蘇永康(William So)(アルバム「笑下去」収録)
作詞:黄偉文 作曲:蘇永康
# 慢了沒緊要 夜了不緊要 ゆっくりでかまわない 夜遅くなってもいい
伴你歸家去 未介意慢些少 君を家まで送る もう少しゆっくりでいい
越過祟光了 越過修頓了 そごうの前を通り 修頓運動場を過ぎ
情調全變了 路人漸覺稀少 # ムードがすっかり変わった 道行く人が減っていく
* 踏進中區了 望見燈色照 セントラルに入って 町の明かりを見ている
亦有些心照 又靠緊些少* 心は通じて また少し近づく
由人們聚散 駕著快車溜後了 人が集まり散って 電車は進んでいく
不緊要 情願你我熱情逐吋加深 あわてないで 君と僕の情熱をもっと深めたいから
誰急於 太輕佻 急いで軽々しくしたくないから
Repeat # *
微微搖盪裡 那是晚風 還是我的心跳 カタコト揺れるのは 夜の風それとも僕の心のときめき
還是剎那動情讓這班車 亦差點要出軌了 一瞬の動く心 電車はもうすぐ終点
沿途在計算 路程尚有多少 ずっと考える あとどれくらいの距離か
假使必須送別 得幾公里還嫌少 送っていくなら 何キロあっても足りないのに
下了車可要停留在那裡 降りてもずっとそこにいて
漫談直到通宵 夜通し話していたい
最近、香港電車公司サイトを見つけた。トラム停留所の看板には停留所名が書いてないが、道路の真ん中にプラットフォームがあるタイプの停留所だと、屋根のところに番号と停留所名が出ている。路線図で停留所名をクリックすると地図が表示されるので、ある程度事前に調べることができる。降りたいところとその前の停留所名をメモっておき、2階に乗って一つ前の停留所の名前が見えたら1階に降りるようにすれば、初めてでも比較的確実に使えそう。
インデックスページでは停留所名を指定すると、次のトラムがあと何分で到着予定かも調べられる。スマートフォンやiPadで運行状況がわかったら、いらいら待たずに「やっぱり地下鉄にしよう」「もうちょっと待ってみよう」と判断できる。これはなかなかすぐれもの
帰りに永田さんの写真集「香港路面電車の旅」を購入 またじっくり香港気分に浸ろう
去年はクリアグレープが数量限定販売だった、ヘルシアスパークリング。「脂肪を燃焼しやすくする」というヘルシアだけど、効果を期待して毎日飲んだりするわけじゃなく、炭酸が好きだから
今年の春夏限定新発売は、ブラッドオレンジフレーバー(無果汁)。オレンジの色がついてなくて、あんまり甘くないファンタ わりと好みの味。
カロリーは1本500mlあたり21KCal。つまり100mlあたり4KCalちょっとだから、まあ気にせずに飲めるのはありがたい。来年また違う味を限定販売するんだろうか? 何味が一番かな~
大学に行き始めて、高校とは違う不規則な(?!)生活にも慣れてきた次男。今日は2限の1コマだけで、授業は「映画を見て感想とか書く」ものだったそうで・・・
教育関連の授業で、見た映画は「Remember The Titans(邦題:タイタンズを忘れない)」。なんか聞いたことがあるタイトル。こちらのサイトは映画製作者のファンが制作しているようだけど、すごく詳しい
デンゼル・ワシントン主演。1970年代初め、まだ人種差別がひどかった時代のヴァージニアで、白人の高校と黒人の高校が統合され、一つのチームが結成される。当初はいがみあっていた白人と黒人のグループが、しだいにチームとしてまとまっていく、というストーリー。
テレビで放映されたことはあるのかな、、、見たような見てないような。レビューを見ると、「アリー・マイ・ラブ」にも出ていた子役のヘイデン・パネッティーアがよかったらしい。
しかし、映画を見てレポを書く授業って、なんか楽そうでいいな~(笑)
mixiの香港関係コミュで話題になっていた本をお取り寄せした。「香港ストリート物語」小柳淳著(TOKIMEKIパブリッシング)。帯にびっしり香港の道路名標識の写真がひしめいていて、ついこの間行ったばかりの香港に、すぐまた行きたくなってしまう
ざっと目次を見て目についたページ、「香港街道地方指南研究」。香港街道地方指南は街歩きに最適の地図本で、私も毎年購入している。著者が製作スタッフたちにインタビュー、心意気が伝わってきて、すごく嬉しくなった。
90年代前半に住んでいた頃から使ってるから、我が家にはずいぶん古いバージョンもある。昔はなかったビルが今はあったり、昔はあったビルが今はなかったり、比べると変化がはっきり。香港の人には「毎年買わなくてもいいよ」と言われるが、毎年の分がずらっと並んでるのがいいのだ~
定価60HK$。取り寄せようと思えば日本でも扱う業者はあるけど、送料その他でかなり高くなってしまうので、取り寄せてまで買う気にはなれず・・・。蘇永康コンサートなど、何かしらで香港に行くたびに購入してきた。だから、抜けてる年があると、「この年は香港に行けなかったんだ、、、」と思う。
ぱらぱら読んでたら、指南の2012年版の写真があった。あれ、私が持ってる最新版は、、、2011年版だ。昨年11月に香港に行ったときに購入。先日マカオ&香港に行ったときにも持って行った。もう2012年版が出てたのに、気づかなかった
本の記述を読むと、改訂版の発売は12月~1月頃だそうだ。なぜか春先と思い込んでた 新版が出てると思ってないから、探しもしなかった。これは失敗
夏にまた香港に行きたい希望はあるけど、地図本買うために行くわけにもいかないか 行きたいな~
SUNTORYオールフリーのCM。父・三浦友和と娘・榮倉奈々が、クレモンティーヌが歌う「バカボン」をバックに、のんびりとノンアルコールビールを飲む。
そこへ最近参入した綾野剛。第1弾は3人とも顔だけ。第2弾は三浦・榮倉の家を訪れる綾野、娘のカレシ編。
「いつもお父さんの話ばかりなんですよ」
「お父さんじゃない」
「・・・」
「パパだ」
綾野くん、じわっと微笑む いい顔しますね
このCMシリーズ、赤塚不二夫ふうにほっぺに赤い渦巻が出る。これがいいのだ
昨夜放送していたフジテレビ「ペケポン」の新コーナー、「チャイナしりとり」。中国語の単語を日本語(カタカナ)に直してしりとりを続け、マスの最後を埋めたチームが勝ちとなる。
中国語の単語は、漢字を見て想像できるものもあれば、一ひねりしないと思いつかないものもあるから、クイズとしては作りやすく、見ていても面白い。「一号木桿」がゴルフのドライバーって、なるほどって感じ。
それはいいんだけど、解答の判定を告げる声が、「せいかい(正解)」「ぷーせいかい(不正解)」と変な日本語の発音で言うのが、なんとも不快 問題の単語はちゃんとネイティブが発音した音を流している。正解・不正解も中国語にするならするで、冒頭に音を流して説明しておけばいいこと。そうでないなら、普通にピンポン/ブー音で十分だし、併用でもかまわないのでは
ちなみに中国語だと、正解は「対」(dui4)不正解は「錯」(cuo4)(漢字は日本語ので代用)になると思われる。せっかく豆知識が増えるクイズなんだから、ちゃんとやろうよ
<追記>
別のコーナーの罰ゲームで、佐野史郎がレギュラー芸人たちのギャグを一通りやらされていた。さすが若いころは状況劇場で舞台やってただけあって、どうしてもやれということなら何でもやってしまう。おみごと
インタビュー あの真相が今明らかに・・・
じゃなくて、今朝シャワー浴びて髪を洗おうとしたとき。シャンプーのプッシュボトルからシャンプーを手に出そうとした瞬間、出口のところが詰まってて、噴出する向きが変わり、手のひらじゃなくて右目にプシュッ
強度の近眼なので、風呂場では何にでも目を近づけてしまう。シャンプーボトルにも思いっきり顔を近づけてて、、、シャンプー原液が目に飛び込んでは、さすがに痛い
すぐに洗ったけど、ずっと右目がゴロゴロしてて、目やにがやたら出てくる。後でまた洗わなくちゃ
原作の小説を、近所の本屋でふと目にして買ったその日、映画のアカデミー賞で助演女優賞を獲得した「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」。
本屋は映画がノミネートされてるということで目立つように陳列していたんだろう。授賞式は見てなくて、受賞のニュースは知らずに買ったんだけど、面白くて一気読みした。3月31日公開と帯にあったから楽しみにしていたが・・・
台湾に行ったり、突然思い立って香港に行ったりで、映画は行きそびれていた。もう行かないと終了しちゃう!とあせって検索すると、案の定、多くの映画館が4月27日で終了、またはナイトショーに移行。連休中公開している映画館も、座席数の多い大スクリーンから、少なめの小スクリーンに変わっている。
できるだけ見やすい、きれいな映画館で見たいと思って口コミを読むと、「段差になってないので前の人の頭で画面の下半分が見えなかった」「構造が少し変で、スクリーンに座席が正対してない」などなど、気になる書き込みがある。一番近い新宿武蔵野館は昔ながらの整理券方式で、全席指定方式に慣れてしまうとちょっと行きづらい
結局、日比谷方面に出るのと時間・交通費があまり変わらず、サイトでスクリーンも座席も確認できた立川のシネマシティに、ネット予約して出かけた。77席の小さなスクリーンだったが、小さすぎて迫力が足りないということはなく、楽しめた。
1960年代のミシシッピ、黒人のhelp=通いのメイドたちと、白人家庭の女性たちの話。家事も育児もヘルプに任せきりで、上流階級の女性たちはブリッジや慈善パーティーに明け暮れる。自分の子どもは人に預けて、勤め先の白人の子どもたちを育てるヘルプ。親よりも慈しんでくれるヘルプに育てられた主人公、作家志望のスキーターは、大学を卒業して故郷に戻るが、黒人差別が根強く残る社会の現実に違和感を覚え、ヘルプたちに取材して本を書こうと思い立つ。友人たちの家庭で働くヘルプのエイビリーンやミニーの協力を得るが、保守的な周囲との軋轢に直面し、、、
自分の家に働きにきている黒人メイドとトイレを共用するのが嫌と感じる、白人女性の感覚が怖ろしい。「黒人は特有の病気を持っている」と考え、家族や子どもの健康を守るためには当然と主張する、スキーターの友人ヒリー。時代・地域の常識というのは、それほど強固なものなのか 「分離すれども平等」は、長く差別政策を正当化する表現だった。
公民権運動の黒人指導者が撃たれる時代、白人女性と道端で話しているだけで視線にさらされる黒人メイド。ちょっとしたことでリンチに遭いかねない危険。怯えながらも、息子の学費のための前借を断られ盗みでつかまった仲間を見て、体験談を話そうとメイドたちがスキーターに協力する。
本が出版され、店頭に並び、話題になる。絶対に知られたくない秘密が暴露されているため、「この町のことじゃない」と必死で言い続けるヒリーは、言いがかりをつけてエイビリーンを辞めさせる。「そんな生き方してて、疲れませんか?」言い放ってエイビリーンは出て行く。歩いていく後ろ姿に、メアリー・J・ブライジの力強い歌が重なるラストシーン。
原作小説は上下巻で700ページ以上と長いので、少し設定を変えたりエピソードを削ったりしている。ミニーが働く家や失職の経緯は映画と少し違い、スキーターの恋愛、ミニーと新しい職場フット家の関わりは原作にもっと詳しく描かれている。スキーターと母の関係は、映画では和解の方向に。
しかし小説を読んだだけでは想像しきれない現実感が、さすが映画 ミニーの作るフライドチキンがあんまり美味しそうで、昼はケンタッキーに行ってしまった(笑) 映画では“因縁”のチョコレートパイも食べたい 女性たちのファッションも、なるほどと思わせてくれる。
アカデミー賞を受賞したのは、ミニー役のオクタヴィア・スペンサー。歯に衣着せない見事な毒舌ぶり、らしいんだけど、全然聞き取れなくて字幕頼み 60年代で南部で、じゃ難しいのは当たり前か。
エイビリーンが世話する女の子メイ・モブリーに、「あなたはやさしい子、あなたはかしこい子、あなたは大切な子」と教えるシーン。You are~じゃなくてYou is~と言っている。幼児語の一種なんだろうか? 辞めさせられて出て行く前に、もう一度この子が教えたとおりにいう言葉が、最後のはなむけとなる。
スキーターを演じたエマ・ストーンの顔が、誰かに似てる、、、思い当たったのは、晩年のマイケル・ジャクソン なんとなくだけど^^;
パンチの効いた台詞の一つ一つや、劇中で流れる曲、ファッションや風景、どれも一度見ただけでは味わいきれない。これはDVDで家に置きたい映画
コーチ変更のニュースついでに、ついつい過去に遡って見ちゃってる、羽生結弦選手の演技。EUROSPORTS英語バージョンで詳しくコメントされている。
GPシリーズ・ファイナル2011では「ジャンプのエントランスに難しいものを入れている」「トランジションがよい」など、いつもわりと褒められてた(細かいところは聞き取れないけど)。
世界選手権のフリーでは冒頭の4回転とトリプルアクセルに「Perfect」「Stanning start(輝かしい滑り出し)」、終わったところで「Phenomenal program(驚くべき演技)」「World champion in the future, would be on the podium today(将来世界チャンピオンだろう、今日も表彰台に乗れるかも)」と大盛り上がりだった あの演技なら当然だけど。
映像検索していくうちに、世界ジュニア2009のフリーを発見。男子1枠女子2枠で、女子は今井遥と鈴木真理が出場した年。SPで11位だったので、フリーで順位を上げて2枠獲得が期待されたが、総合12位だったときだ。
冒頭のトリプルアクセルで転倒して「まだ14歳だから」「それを言うのはフェアじゃない」なんてやりとりが。ビールマンスピンには「Just brilliant」。直前に滑ったのがNan SONG(宋楠)だったので比較され、「Nan SONGのほうがジャンプは高いが、スピンはいい」とか。「音楽と完璧に合っている」「14歳としては素晴らしい、いずれ世界選手権の表彰台か」
この頃から多分注目されていた。わりとどの選手も何かしら褒めてくれる解説陣だけど、予言どおりになった
自分のブログも検索したら、前からいろいろ書きまくっていて 最初は2008全日本に初出場の話題。2009世界ジュニア12位、続く2009/2010シーズンは、全日本ジュニアからジュニアグランプリファイナル、全日本については演技が放送されなかったとぼやいている。2010世界ジュニアは、SPを滑る前からSPの後、優勝して喜び、放送を見てまたまとめ・・・。
ジャッジスコアしか見てない状況でもあれこれ書く自分に、ちょっと恥ずかしくなったりしております
羽生くんついでに、ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組にもずいぶん言及しているが、こちらもようやくまともな注目を浴びるようになって、書き続けた甲斐があった
注目していた選手が順調に伸びて活躍していくのを見るのって、嬉しい