フィギュアスケート・グランプリファイナル2012、ペアフリー(ジャッジスコア)と結果。
SP6位と出遅れた川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組が完璧な演技、涙が出そう。ダンスリフト一つにも観客から“Bravo!”と声援が。120.70、合計で178.72。
続いてムア-タワーズ/モスコヴィッチ組。全体に雄大な雰囲気の滑りで、ほぼミスもなかった。シーズンベストの119.50、合計180.45。
3番滑走は高橋成美/マーヴィン・トラン組のチームメイト、メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組。ソロのコンビネーションジャンプでステップアウトしたくらいでノーミスでいきそうだったが、終盤リフトが一回で頭上まで持ち上げられないというハプニングが しかし、根性で持ち上げた
成美ちゃんが手術してリハビリしている間、デュハメル/ラドフォードはコーチたちにみっちり鍛えられた感じで出来がいい。引き上げるとき、デュハメルの誕生日と会場にアナウンスがあったようで、拍手されていた。122.89、合計187.09。
第2グループは龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)組から。ダブルアクセル2連続のシークエンス、スロージャンプがきれいに決まる。同調性もばっちり。シーズンベストの128.07、合計は192.81。
すごい歓声で迎えられた地元ロシアのベラ・バザロワ/ユーリ・ラリョーノフ組、ダイナミックな演技で全ての要素を完璧に決めた(と思う)。終わった瞬間バザロワがガッツポーズ。パーソナルベストの131.46と合計201.60、もちろんこれもパーソナルベスト。
大トリはタチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ組。SPで高得点を出してたので余裕かと思われたが、ソロジャンプでトランコフが転倒。そのとき足を痛めたらしく、スロージャンプで投げられずに転倒、ボロソジャルがトランコフの上に乗りそうな状態になってしまった。こんなの初めて見た・・・
これは優勝を逃すか?というところだったが、131.09が出て合計204.55で逃げ切った。
ロシアの1、2に中国が3位となったが、ジュニアのペアはロシアが表彰台独占。強い・・・
明日はエキシビション。
フィギュアスケート・グランプリファイナル2012、男子フリー(ジャッジスコア)。こちらはさすがに生中継(得点待ちの間にCM入れてるけど)
SP6位町田樹から。4回転の転倒や、アクセルの1回転とか、残念な内容になってしまった。ファイナルに出たことがまずは収穫だと思って、全日本で頑張って!
SP5位のハビエル・フェルナンデス、4回転3本って凄すぎる・・・。3回転が2回転になったのがあったって、そんなの関係ねえ(笑) もちろん自己ベスト178.43、合計258.62。
続いて小塚崇彦。冒頭の4回転決まった!しかし次のコンビネーションは転倒。先にコンビネーションを跳んでおくプログラムにするってわけには、いかないか、、、。でも後半は小塚らしい滑りで、ちょっとだけフリーのシーズンベスト更新、166.88。合計は253.27。
羽生結弦、4回転トウループ完璧!サルコウは2回転になってしまったが、ほかのジャンプさらに完璧。何より動きが、音楽にしっかり入りこんでいる。ステップも前よりずっと表現が豊か。これはさらにいいプログラムになりそう。自己ベスト更新の177.12、合計も自己ベストの264.29。
ここでトップに立ち、表彰台確定
パトリック・チャン、冒頭の4回転で転倒、2本目の4回転は決めた。ほかも万全とはいかず、少し元気がない感じで、169.39。合計258.66。コンビネーション4つで最後のダブルアクセル+2回転トウループは無効
高橋大輔、衣装が黒に変わってる。4回転冒頭のは転倒したが、続くコンビネーション決めた! トリプルアクセルのコンビネーションで片手をつくところもあったが、一つ一つの動きの美しさ、コレオシークエンスの盛り上がりはやはり他を寄せつけない。「道化師」主人公の悲しみが見事に表現されて、シーズンベスト177.11、合計269.40。優勝おめでとう
結果、1位高橋、2位羽生、3位チャン、4位フェルナンデス、5位小塚、6位町田となった。日本男子初のグランプリファイナル優勝、しかも1、2フィニッシュ。やったね
放送時間枠からいって、生放送だと思い込んだ私が悪いのか・・・
フィギュアスケートのグランプリファイナル・女子フリー。6人1グループしかないのに演技と演技の間にCMが入って、数分ながら追いかけ中継に。念のためにつないでおいたストリーミングを同時に見るが、回線状態が悪いのか、映像が途切れまくり。ストレスたまった
浅田真央の優勝を見届けたあと、メモっておいた競技時間と放送時間を見ると、、、さっき見ていたストリーミングの放送局とは別の局もライブで放送していたことに気づいた。経験からいって、そちらのほうが安定した映像が見られたかも しかも英語実況、的確でいいところをたくさん褒めてくれるので、すごく楽しめるのに、、、
テレビ朝日にプンプンして、肝心なことを忘れた自分にむかつく。バカヤロー>自分
フィギュアスケートのグランプリファイナル、テレビ朝日の放送が今夜は6時半から。男子ショートプログラムが終わり、女子フリーの6分間練習からLiveの表示。やったね!と喜んで見ていた。
が、6人1グループなのに、しっかりCMが入る。そんなもの入れてる時間ないはず、、、と思ってLive Streamingを見たら、テレビでは演技が始まるところのトゥクタミシェワが、ちょうど演技を終わったところ。生じゃなくなってる!
遅らせてるといっても数分だけど、生放送とはいえない。なんか、卑怯
フィギュアスケート・グランプリファイナル2012、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本のテレビでは土曜の夜まで見られないけど^^;
ストリーミングがうまくつながらなくて、第1滑走ハビエル・フェルナンデスの演技をライブで見られなかった。80.19、減点1は転倒らしい。
4人連続日本男子、最初に高橋大輔ってなんか変な感じだけど、完璧な演技!4回転もトリプルアクセルも、スピンもステップも、ダイスケの世界。なんかスムーズすぎてあっけないくらい シーズンベストの92.29。(英語実況では、ダイスキ・タカハシに聞える
)
しかし町田樹が、、、トリプルアクセル転倒、コンビネーションのセカンドが2回転に。めっちゃ口惜しい、70.58。衣装が黒系に変わったけど、前とどっちがいいかな?
小塚崇彦は、4回転バッチリだったのに、トリプルアクセルで大きくステップアウト。でもステップやスピンはすごく良くて、のびやかなスケーティングが完全に戻っていて嬉しい。86.39で自己ベスト更新
そして羽生結弦。4回転はなんとか下りて、トリプルアクセルはいつもどおりパーフェクト、なのにコンビネーションのセカンドでコケた。2回転で止めておけば転倒せずにすんだかも…。氷の状態のせいなのか、スピンでトラベリング(回転する場所が少しずつずれていく)が少し。今日はフィニッシュの後、ガッツポーズじゃなくて頭かいた(笑) それでも87.17。
最終滑走のパトリック・チャン。ゆったりと4回転もトリプルアクセルも決めていい流れだったが、コンビネーションでステップアウト。ミスはそれだけに見えたが、90点越えはならず、89.27。ジャッジスコアを見たらコンビネーションのファーストは2回転だった^^;
結果は、1位高橋、2位チャン、3位羽生、4位小塚、5位フェルナンデス、6位町田となった。チャンは自分の前に羽生、後に高橋でけっこうプレッシャーかも。小塚あたりがベストの演技をすると、さらに包囲網が 日本勢スイープ(表彰台独占)はあるのか。あるいはフェルナンデスが巻き返してくるか?
フリー楽しみ
フィギュアスケート・グランプリファイナル2012、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
第1滑走は、欠場のリプニツカヤに代わって出場のクリスティーナ・ガオ(米)。コンビネーションジャンプ転倒がひびいて、48.56。
続いてエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)。少しふっくらしたのがむしろ可愛い 黒いタイツでタンゴを踊る。コンビネーションのセカンドが2回転になって、56.61。
第3滑走の鈴木明子。ジャンプばっちり! ハードなあっこちゃんもカッコいい・・・。65.00のシーズンベスト
キーラ・コルピ(フィンランド)。いつもながら美しい ジャンプは決まったけど、スローで見ると回転不足もあるのかな^^; 63.42のシーズンベスト。
そして浅田真央 元気よくのびのびと、さらにこの曲の持つ雄大さも見事に表現して、66.96(それでもシーズンベストではないけど^^;)。
最後はアシュリー・ワグナー(米)、いつもながら力強い コンビネーションジャンプでセカンドを両手上げ、見栄えがする。66.44のシーズンベスト。
1位浅田、2位ワグナー、3位鈴木、4位コルピ、5位トゥクタミシェワ、6位ガオの順になった。上位の点差が小さく、フリー次第で十分逆転可能。といいつつ、やっぱり真央ちゃんのベストなフリーが見たかったりする。鈴木明子とどっちが上でもいいから、1、2フィニッシュがいいな
時間枠が妙に長いから、嫌な予感がしてたんだけど、、、
フィギュアスケート・グランプリファイナルの女子ショートプログラムが始まっている。テレビ朝日の放送予定は夜8時~9時54分。生放送か?と思いきや、全然違う。
せっかく生中継できる放送枠があるのに活用しないなんて!信じられない!
ネットで結果が簡単にわかる時代、かえって視聴率下げちゃうんじゃない
・・・だからファンがストリーミングに走るんだけどな・・・
フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル、男子フリー(ジャッジスコア)。映像まとめはこちら。
SP6位の金博洋(中国)から。転倒は2回あったが、決めたジャンプはどれもしっかり回りきったようで、技術点は高得点。127.22で合計は187.95。
SP5位の田中刑事は2番滑走。アクセルがダブルになったり、3連続ジャンプでファーストが2回転になったり、片手をついたジャンプもあった。しかし体を大きく使ったステップは魅せてくれた。112.81で合計174.55。ちょっと残念なスコア。
続いてSP4位の日野龍樹。若干ふらついたジャンプもあったが、ほとんどミスがない演技で、「ロビン・フッド」の世界に引き込んでくれた。あまり笑顔を見せないシャイな感じだが、顔がアップで映ると実はイケメン、海外のファンも増えるかな。自己ベスト131.37で合計198.92。
SP3位のジェイソン・ブラウン(米)。前半、たぶんトリプルアクセルを跳ぼうとしたところで跳び上がれず レイバック姿勢のスピンやスパイラル姿勢を含むステップなど、魅力満載のプログラムなのに惜しい。128.89、合計198.32。
この時点で1位の日野龍樹、表彰台が決定
SP2位のマクシム・コフトゥン(ロシア)、4回転もトリプルアクセルも完璧、自国開催のファイナルで自己ベストを少しだけ更新する149.78、合計222.31 タラソワコーチが大喜び。
最終滑走、SP1位のジョシュア・ファリス(米)。冒頭のトリプルアクセルのコンビネーションは見事だったが、その後は転倒が2回。スケーティングはきれいなんだけど…不本意な出来だったろう。136.84、合計211.37。
結果、1位コフトゥン、2位ファリス、3位日野、4位ブラウン、5位金博洋、6位田中となった。ジュニア男子の日本勢は、羽生結弦の優勝以来の表彰台かな? おめでとう
フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。日本からは宮原知子が出場。
第1滑走はリア・カイザー(米)。冒頭のコンビネーションジャンプ、ファーストで転倒してコンビネーションにできず。2本目のジャンプをたぶん予定通りの単独で跳び、コンビネーションなしになってしまった。47.23。
ハンナ・ミラー(米)が完璧な演技。コンビネーションは後半に入ってから、3回転ループ+2回転ループを決めた。59.18。
そして宮原知子。冒頭のジャンプでぐらつき、コンビネーションにできず。ダブルアクセルも少し危うかったけど、ステップと両回転スピンなどで魅了する「白鳥」で、最後はたくさん拍手をもらっていた。49.60。
アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)。すらっとした長い手足で、3回転+3回転からバシバシ決めた。57.94。
アンジェラ・ワン(米)、コンビネーションのセカンドが1回転になるミスはあったが、安定したスケーティングでまとめた。51.16。
シリーズでぶっちぎりだったエレナ・ラディオノワ(ロシア)、ダブルアクセルでちょっとだけふらついた分、自己ベストは出なかったが、技術の高さを見せつけて60.90。
1位ラディオノワ、2位ミラー、3位ポゴリラヤ、4位ワン、5位宮原、6位カイザーの順となった。
宮原知子ちゃん、明後日のフリーはジャンプ次第かな。少し点差はあるけど、表彰台ねらってほしい
フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)から競技が始まった。
日本からは、羽生結弦と同学年の日野龍樹、田中刑事の2人が出場。こちらで演技直後から映像が見られる。
第1滑走の田中刑事、トリプルアクセルが途中で開いた感じでダブルに。ほかのジャンプやスピンは軽快に決めていた。61.74。
続いて日野龍樹。ジャンプが全部きれいに決まって、スピンも安定してた。ステップでは観客から手拍子も。67.55。
金博洋(Boyang JIN)(中国)、コンビネーションジャンプのファーストで片手をつき、セカンドが1回転になってしまった。ほかは頑張って60.73。
ジェイソン・ブラウン(米)、トリプルアクセルを跳んだ!単独3回転で片手をあげたがダブルに。相変わらずの表現力でシーズンベストの69.43。
地元の黄色い声援を背に、マクシム・コフトゥン(ロシア)が切れのいい演技。自己ベストの72.53。
ジョシュア・ファリス(米)、トリプルアクセルで高く跳びすぎて一瞬危なかったが転倒せずにこらえた。あとは流れのきれいなスケーティング。74.53でトップに立った。
1位ファリス、2位コフトゥン、3位ブラウン、4位日野、5位田中、6位金という順位。日本勢2人はフリー次第で表彰台も十分可能。頑張れ
前述のスポーツナビ、フィギュアスケートのページにリンクされたブログで、全日本ジュニア選手権のテレビ放送(フジテレビ)があることを知った。
グランプリファイナル&ジュニアグランプリファイナルが終了したタイミングで、9日(日)26:10~27:20(深夜2:10~3:20)。グランプリシリーズ&ファイナルまではテレビ朝日だが、選手権はフジテレビの担当。というわけで、ジュニアも選手権はフジテレビが恒例となっている。
番組紹介には、“夢の舞台「全日本フィギュア」への出場権をかけた大一番。その先へと続くソチ五輪への道。女王宮原知子の連覇は!?本田望結の兄・本田太一は初のシニアを懸けて”とある。たしかに、全日本ジュニア上位入賞者は全日本に出場できるが^^;
ジュニア選手たちの最大の目標は、やはり世界ジュニア選手権に出場していい成績をあげることだろう。日本スケート連盟の「2012-2013 年 国際競技会派遣選手選考方法 (改)」によると、選考基準は:
(1)全日本ジュニア3位以内
(2)ジュニア・グランプリ・ファイナルの日本人上位3名(参加が3名未満の場合はジュニア・グランプリ・シリーズのランキング上位3名)
(3)全日本選手権参加者のうちジュニア年齢で派遣希望のある上位3名
(4)全日本終了時点でのワールド・スタンディングのうちジュニア年齢で派遣希望のある上位3名
この条件を満たす選手の中から選ばれる(今季は男女各2枠)。全日本ジュニアで表彰台を逃した選手も、全日本選手権で挽回のチャンスがあるというわけだ。しかし
今季からシビアな条件が加わった・・・それはミニマムポイント。「当該年度のISU 選手権大会にエントリーするために満たさなければならない、国際競技会におけるテクニカルスコアー(TES)」で、上記の選考方法の最後に表が出ている。選手権大会で予選を行わない代わり、出場資格を与える得点が変更になった。(たしか以前は、世界ジュニアに関しては設けられていなかった)
TES(技術点)のみで、プログラムコンポーネンツ(演技構成点)は関係ない。今シーズンと昨シーズンのスコアが認められ、ショートプログラムとフリーは別々の大会で出したスコアでもかまわない。(参照1742のP.5,6,7)
ジュニアの場合、男子SP:20.00 FS:40.00、女子SP:20.00 FS:35.00。ジュニアグランプリシリーズの得点で見てみると、各大会で大体14、5人が出せる得点のようだ。予選の代わりとしては、一応妥当な数字だろうか。
(2010年当時国際大会経験がなかったアグネス・ザワツキーが全米選手権ジュニアで優勝、いきなり世界ジュニアに出場して2位になっているが、今はもうシステム上起こり得ないことになったようだ。)
選考基準には、「最終選考会である全日本選手権までにISU が定める当該年度の世界ジュニア選手権出場のためのミニマムポイントを獲得できていない場合は選考対象から除外する」とある。ということは、今まで一度も国際大会に出場していない選手は、全日本ジュニア&全日本でどれだけいい成績でも、今季に関してはチャンスがない
「当該年度のジュニアのショート・プログラム課題で、十分な得点を獲得出来る実力を当該シーズンのいずれかの競技会で示していることが必要」という条件も。ジュニアは毎年SPで課題のジャンプとスピンの種類が指定されるため、得意・不得意にかかわらず入れなければならない。全日本はシニアの大会だから指定はなく、得意な要素で構成してもかまわないが、それで高得点を上げただけではダメ、ということなのだった。
予選を行わない分、ミニマムポイントはかなり高くなった
[世界選手権]
男子/SP:35.00 FS:65.00 女子/SP:28.00 FS:48.00 アイスダンス/SD:29.00 FD:39.00 ペア/SP:28.00 FS:45.00
[ヨーロッパ&四大陸選手権]
男子/SP:25.00 FS:45.00 女子/SP:20.00 FS:36.00 アイスダンス/SD:18.00 FD:28.00 ペア/SP:20.00 FS:36.00
[世界ジュニア選手権]
男子/SP:20.00 FS:40.00 女子/SP:20.00 FS:35.00 アイスダンス/SD:17.00 FD:27.00 ペア/SP:20.00 FS:30.00
これがどのくらいのスコアかというと、、、世界選手権の方はGPシリーズ大会でも全員クリアが難しい。他の国際大会では、ヨーロッパ&四大陸が上半分というところ。
休養から今季復帰したジョニー・ウィアーは、世界選手権のミニマムポイントを今季まだ獲得していない これからある国際大会のどれかでクリアしないと世界選手権に出られない?!
世界選手権とヨーロッパ及び四大陸の差がけっこう大きくて、ヨーロッパか四大陸なら出られる選手は多いから、そこが最後のチャンスではある。若い選手なら世界選手権直前の世界ジュニアか。が、世界選手権で予選を通過できなかったレベルの選手は、そもそも無理!という感じ。ヨーロッパか四大陸に出られればラッキー、になってしまいそうだ。
予選を行うと、日程は長くなるし選手・審判の負担も大きくなる。前回大会の順位や枠、世界ランキングの関係で実力者が予選から出ると、それが妥当なのか?と疑問がわくケースも(2011年、ミハル・ブジェジナと小塚崇彦が予選から出場したのは、少し奇異な感じだった)。ミニマムポイントで選別するのが悪いというわけではない。
しかし、予選を勝ち上がってショートプログラムに進むことを目標にしてきた選手たちには厳しくなる。昨季までは予選に出られれば「世界選手権出場」の実績になっていたが、今季からはその実績を得るためには、毎回の国際大会が予選そのものだ
世界選手権のエントリーまでにミニマムポイントを獲得した選手がなく、1人/組も派遣できない国・地域が増えるかも。また、複数枠あっても活用できない場合も出てきそうだ。前回大会で上位に入った選手たちが引退したり怪我していて、他の選手がポイントを獲得できないと、枠を返上せざるを得ない そういうケースはどう扱うんだろう・・・
直前まで、ぎりぎりの挑戦が続きそう
この前も書いた日本のアイスダンスだが、ブリナ・オイ/水谷太洋組と平井絵巳/マリオン・デラ・アソンション組は、共に四大陸選手権のミニマムポイントを獲得している。全日本で派遣が決まるといいな
ウェブサイト・スポーツナビ、フィギュアスケートのページで、関連ニュースをよくチェックする。新聞や雑誌の記事・コラムのリンクもピックアップされるので注目している。
Number Webもときどきピックアップされる雑誌だが、昨日“ <男子フィギュアの貴公子が語る> 羽生結弦 「17歳の目覚め」”がリンクされていて、さっそくチェックしたら、ウェブサイトで読めるのはインタビューの途中まで。続きは紙の雑誌で、ということでAmazonで購入のリンクボタンもついている。
しかし、11月22日発売の12/6(817)号。ということは6日に次の号が発売になるから、早く行かないと店頭では買えなくなってしまう?! バックナンバー取り寄せはそれこそAmazonでできるだろうけど、こんなインタビューが載ってると知ってたらすぐ買いに行ったのに~。早く教えてほしかった
今日、近所の本屋に行くともう売り切れ、駅のむこうの本屋に行ったら、、、あった 羽生結弦と高橋大輔、ニコライ・モロゾフのインタビューが掲載されている。モロゾフ氏の話なんかは、なかなか読めないから貴重
買えてよかった。
NHK杯以後、コラムや記事がたくさん出ているので、ちょっとまとめておく。
<Number Web>
GPファイナルの男子は日本の独壇場。“先駆者”高橋大輔の危機感と自信。
男女でNHK杯を上位独占した日本勢。GPファイナルは男子6人中4人進出!
<Web Sportiva>
【フィギュアスケート】NHK杯は羽生結弦が制覇。GPファイナルで日本人男子の争い激化
【フィギュアスケート】NHK杯優勝の浅田真央。フリー失速にも取り戻した自信
<フィギュアの世界(日本経済新聞)>
フィギュア羽生、「3人4脚」で歩むソチへの道
男子は4人が進出したファイナル、1人は必ず表彰台に上ることになる。独占もあるかも?! 女子は浅田真央と鈴木明子で1、2フィニッシュをねらってほしい。
まずは明日から始まるジュニア。日野龍樹、田中刑事、宮原知子、頑張って
歌舞伎俳優の中村勘三郎が亡くなったというニュース、、、まだ57歳って、若過ぎ、、、
勘九郎が長かったから、まだ私には勘三郎が馴染みきってない。息子が勘九郎を襲名したので勘三郎と呼ぶしかないんだけど。
食道がん手術のあと、急性呼吸窮迫症候群で闘病していたとは知らなかった。そういえば顔を見ないくらいに思ってて・・・
ミュージカルやテレビドラマにもときどき出てたし、コクーン歌舞伎だの平成中村座だの、目新しい面白いことをやるのが好きで、何より芝居が好きという感じは、テレビでしか見ていなくても伝わってきた。勘九郎(←勘太郎)、七之助兄弟は、その空気の中でのびのび育ったのだろうと思う。
さっきからワイドショーで友人たちのコメントを紹介しているが、「おしゃべり好きで、笑いが絶えない稽古で」などと言われている。そういえば「今宵はKANKURO」というトーク番組のホストをやっていたのを思い出す。誰と話すのも楽しそうだった。(この番組のオープニング曲が、「ガドゥンガドゥンガドゥンガ・・・」みたいなスキャットで、それが当時1歳くらいだった長男のおしゃべりに似ていた)
父が亡くなったその日でも、息子たちは舞台に立つ。その映像も流れていた。
もう何年か元気だったら、孫と一緒の舞台も踏めただろうに。残念。ご冥福をお祈りします。
NHK「恋するハエ女」、初めは見てなかったんだけど、ここ3回くらい見てたらけっこう面白くて
きれいなお姉さんのミムラがドタバタするのも面白いが、筧利夫が謎のダメ出し男なのもハマりすぎて(笑) 元官僚で、仕事で長くポルトガルに住んでいたことがあり、無類のポルトガル好きという設定。家の中ではポルトガル国旗が紋になってる紋付の着物を着ている
妄想シーンでポルトガル語が出てきたりするが、字幕を見てもさっぱり聞きとれず 私の大学時代の知識は遠い空の彼方
男がやたらにポルトガルの話をするので、ヒロインも少し影響を受けたのか、「このバカヤロー!」のかわりに「このバカリャウ!」と言っていた(笑)(バカリャウはポルトガルでよく食べられる鱈で、コロッケが名物)
なんか次回(最終回)は、ヒロインが男を追ってポルトガルに飛んで行くらしい。ロケしたのかしら?!
そうそう、ドラマに出てきたユーラシア大陸のはてって、サグレス岬だったっけ? 私が学生時代に行った時はロカ岬だったけど。「ヨーロッパ大陸最西端に来た」証明書みたいなのを買った覚えがある。
と思ってウィキってみると、サグレス岬とサン・ヴィセンテ岬は、ヨーロッパの南西端にあたり、ローマ人が「日没が他のどこよりも大きく見える不思議な場所」と考え、世界の果てと位置付けたところだそうな。(証明書をもらえる最西端はやはりロカ岬。)
なぜにポルトガルなのか、わからないけど、、、とりあえず最終回も見ようっと