いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

にがて!NHK プロジェクトX

2004年09月08日 07時15分50秒 | その他
いか@ 台風がきて、スカイラインを撮る。

■台風が来ていても、暑いので窓を開けていたら、突風が吹き込みバラさんの鉢がカーテンによりなぎ倒された。土がかなりこぼれた。

■おいらは、NHK プロジェクトXが苦手である。ほとんど見ない。だって、浪花節・なにわぶし なんだもん。

「田中は病弱の妻が作った冷えた弁当を・・・食べた」 

これで、話がわかった気にさせちゃう!

結局、成功話を浪花節で編集したものなんだよね。プロジェクトそのものとは直接関係ない。プロジェクトが成功しても、なぜ成功したかという分析はない。「みんな、がんばりました。」で終わっている。例えば、全く独善的で協調性のない須藤さん(仮名)が成功の最大要因でした、なんて話はない。妻の弁当を食う奴はいるが、フレンチを宅配させてそれを優雅に食って、仕事してるやつは出てこない。

いままで、一番びっくらしたのは、小平なんとかさんの高額天文台の設置の話。基礎科学は認められないので予算獲得が難しいのでした、と苦難を説明したあと、成功の「おち」はなんと、大蔵省の権力者と小平が旧制高校のお友だちだったから予算がついた、というものだ。こりゃ、まずいだろ。役人の馴れ合いじゃん。びっくらであった。

 そんないつもは見ないプロジェクトX。昨晩はなんとスカイライン物語だった。櫻井設計技師が出ていた。やはり、浪花節でまとめているのはいやだった。例えば、日本グランプリでポルシェについで2位だった事実、つまりトヨタや日産には勝ったわけだ、と売上が半減したことを結び付けていたが、論理的には関係あるのか?ただ、苦難⇒成功というストーリーのための勝手な段取りじゃないのか?

 で、おいらは、R31 スカイラインに乗っています。