いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

不幸の尺八

2007年01月22日 20時37分48秒 | 日本事情

茨城県、西山荘にて。 調べると茨城はナンテンの北限らすい。 つまりはこのナンテンは北限のナンテンなのである。

保守王国にはその抑圧された反動で芸人知事が選ばれやすい。保守王国にも2種類あって、田舎保守王国と都会保守王国。前者が「森喜郎」的田舎のオヤジと「官選」知事の馴れ合い保守王国。後者がお役人上がり知事とお役人と無関心都府民との馴れ合い。どっちも、ガチガチ。

アオシマ、ノックみんなダメだった。ココロザシは案外高かったのだろうと思う。でもオヤクニンサンに負けたのだ。

それでも、田舎保守の長野の田中センセはよくがんばった。が最後はケンミンにも見捨てられた。あれだけ屹立した個人主義に裏打ちされたセンセでも、むずかすいのである。

かくして、不幸の尺八は、東国原センセにバトンタッチされた。議会との折衝でニッチもサッチいかなくなったり、ケンミンにそっぽを向かれたり、なにより県庁の配下が全然言うこときかないことに絶望したり、あるいは「都城は所詮 すまず っちゃ、スマズの宮崎すはいバ考えちょる」と言われた日には、こっそりと、この不幸の尺八を吹けばいい!

不幸の尺八こそ君のものだ!