いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

万博公園で、イズミヤで買った、バッテラ食べた;そして、まいごワッペンという供養

2016年03月23日 19時17分21秒 | 国内出張・旅行


図1 万博公園の休憩所. 昭和の大規模イベント施設の残存物的建物. 誰もいなかった.
ここでバッテラ食べた。


図2 万博食堂. 待ち人数が100を超えていて、すぐ退散。

2月末、大阪の万博公園に行った。おけいはん参りの最初に行ったところ。国立民族学博物館愚記事)に行く直前。昼頃に伊丹空港からモノレールで万博公園駅に着いた。とても混んでいた。みんな遊びにきたようだ。旅行前からこの日の昼ごはんはモノレール万博公園駅にあるらしいららぽーとで食べようと予定していた。とても混んでいた。飲食店は行列(図2)。モノレール万博公園駅は、西日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」というのができたらしい。

一方、スーパーがあることがわかった。イズミヤ。知っている。ららぽーとEXPOCITY店。一昨年まで暮らしていたつくば山麓のとなりの牛久にはイズミヤがあった。本来、関西からのものと初めて知った。そのイズミヤで昼ご飯を買って、万博公園で食べようと考えたのだ。

スーパーの弁当、総菜コーナーには、バッテラがあった。つくばでも武相境斜面でもスーパーにはバッテラは売っていない。大阪らしいので、うれしくなって、買う。 食べた場所は、万博公園の休憩所(図1)。昭和の大規模イベント施設の残存物的建物。誰もいなかった。バッテラ、食べた。

万博公園の方は、西日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」とは異なり、そう混んでもいなかった。もっとも、閑散としていたわけでもない。何か、マラソン、あるいは、ウォーキング・イベント系の催し物をやっており、たくさん人がいた。

コンクリート製の休憩所から芝生が見え、寒いのに、家族連れが遊んでいた。寒いのに、敷物を広げて昼ご飯を食べている家族づれもいた。

▼ 昭和の成仏のために今も供養がわりにやっていること;

  

 万博公園入口では「まいごワッペン」なるバーコードを発行していた。子供にこのバーコードを張り付けておけば、迷子になってもすぐ見つかる、あるいは、自分がなんだかわからない状態に迷ったこどもがバーコードをつけていれば、赤いセンサーで、ピッとやって、親を照合するのだ。

45年経って、迷子という現象が極めて少なくなった最近、こんなものがなんであるのかというと、45年前は万博の一大問題だったのであろう;

 迷子になった親と子供の数:22万643人

●ところで、自分が「迷子」になったことを英語では、I'm lost という。おいらはこれまの人生で2度毛唐さんから「I'm lost」といわれたことがある。情況は2度とも同じで、仕事場=作業場で仕事をしていると人がやってきて、I'm lost、と云う。その施設は外来者も多く、施設内で迷うのだ。もちろん、I'm lost というのは、現在自分がいる場所が分からなくなったので、自分が今いる場所を知りたい;自分が行きたい場所に行きたい;自分が来たところに戻りたいという 意味である。だからその疑問に解答してやればいいだけのことだ。

それにしても、I'm lostっすごいて言い回しだな。 おまいさん、我を失ったのかよ! もちろん、違う。 I'm lost って、道に迷ったってだけの意味なのだが、おいらの初めての経験。毛唐さんが、現実の日常生活で、困惑した表情で、I'm lost、って発語した場面に遭遇したとき、おいらは、とっさにI'm lost ⇒ 道に迷ったという変換ができなかった。その困惑した表情と I'm lost という言葉に、一体何があったんだ!?と、こちらの方がが、困惑した。Dont' ask me!  I'm lost too (or you drive me lost! ) って感じだったよ。

そして、大阪万博で迷子になった10万人をこえるぬっぽんのがきんちょども、だれもが「自分は迷子になりました」とは言えず、ひたすら、泣く、わめく、絶望する、という行動をとっていたのであろう。そういう10万人の我を失ったぬっぽんのがきんちょどもの成(生)仏と供養(今ではどこかで元気に暮らしているであろう)のため、万博公園入口では「まいごワッペン」なるバーコードが発行されているのだ。

■ まとめ; のち、を自分探し [google]をしだした ぬっぽんずんと  迷子になった親と子供の数:22万643人 とがどういう関係にあるのか? あるいは、 全然関係ないのか、解明が待たれる (???)。