いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

ぐるっとパス2023: [その10] ちひろ美術館、武蔵野市立吉祥寺美術館、井の頭自然文化園

2023年06月21日 17時15分54秒 | 東京・横浜

ぐるっとパス2023年。 第10日目。
ぐるっとパス2023: [その1] 東洋文庫ミュージアム、六義園(りくぎえん)、旧古河庭園、旧岩崎邸庭園
ぐるっとパス2023: [その2] 東京都庭園美術館、泉屋博古館東京、大倉集古館
ぐるっとパス2023: [その3] 帆船日本丸/横浜みなと博物館、そごう美術館 さくらももこ展
ぐるっとパス2023: [その4] 神代植物公園、八王子美術館
ぐるっとパス2023: [その5] 町田市立国際版画美術館
ぐるっとパス2023: [その6] 松涛美術館、長谷川町子美術館
ぐるっとパス2023: [その7] 熊谷守一美術館、古代オリエント博物館、永青文庫
ぐるっとパス2023: [その8] パナソニック汐留美術館/ジョルジュ・ルオー、WHAT MUSEUM/ ART de チャチャチャ 高橋龍太郎コレクション
ぐるっとパス2023: [その9] アクセサリーミュージアム、郷さくら美術館、目黒区美術館、五島美術館

武相境から渋谷に出て、JR山手線で高田馬場へ。久しぶりに「アトムの駅メロディー」を耳のにする。西武線に乗り換え、上井草駅へ。歩いて、ちひろ美術館へ。展示は、初山滋。江戸っ子系モダニストとわかる。その後、歩いて、上石神井駅へ向かう。途中、バーミアンで五目焼きそばをいただく。上石神井駅付近では、オリオン書店を発見。このあたりは、立川から続くオリオン書店圏内らしいと察しがつく。上石神井駅からバスに乗り、吉祥寺駅へ。武蔵野市立吉祥寺美術館。常設展のみ。浜口陽三と荻原英雄の展示。浜口陽三と妻の南桂子の絵のはがきを買う。その後は、歩いて井の頭公園とその中の井の頭自然文化園へ。メタセコイアがそそり立っていた。前回行ったのは、2015年で、その時は、はな子さんという象がいたはず(と今知った)なのだが、記憶にない。りす園は憶えている。井の頭公園からは京王線に乗り渋谷に出た。

■ 58 ちひろ美術館

館内は撮影禁止。

没後50年 初山滋展 見果てぬ夢 (ちひろ美術館

初山滋(1897-1973)が75歳で亡くなってから、50年が経ちました。
明治生まれの初山は、まだ江戸の香りの色濃い東京の下町で育ちました。小学校を卒業してすぐに丁稚(でっち)奉公へだされ、模様画工房で着物の図案描きの修業をしますが、次第に絵を描きたい思いが募り、14歳のときに挿し絵画家・井川洗厓(せんがい)に弟子入りします。挿し絵の下絵描きをしながら、日本の古画などの模写に励む一方、印象派やアール・ヌーヴォー、キュビスム等、当時日本に一挙に紹介されたヨーロッパの新しい美術の潮流も感受ていきました。
初山は大正から昭和にかけての50年余りに渡り、“ 童画” の世界に欠かせない画家として、児童雑誌や絵本、童話集、教科書など、子どもの本に膨大な絵を描きました。体に染みついた江戸の装飾美に、モダンな感覚を巧みに融合させ、美意識の赴くまま自由な表現を展開したその絵は、今も新しさを失わず、みずみずしい感覚にあふれています。
本展では、初山滋の人生を追いながら、童画や絵本の原画、漫画などのほか、自刻自摺の木版画も展示します。ちひろ美術館


絵本『もず』より

web site  美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダで、この展示の紹介と初山滋の作品がいくつか見れる。

初山 滋(はつやま しげる、1897年(明治30年)7月10日 - 1973年(昭和48年)2月12日)は、童画画家 。本名は「繁蔵」。生涯にわたってひとつの画風に留まることのない自由奔放ぶりで知られる。

版画作品は二十数年にわたり、小学校の国語教科書の表紙に使われた。 wikipedia

主な作品に『たべるトンちゃん』(1937年)、『もず』(1967年)がある[2]。 

この展示で「コドモノクニ」(wiki)を初めて知る。

 Google 画像 コドモノクニ   初山滋

前回、ちひろ美術館に行ったのは2015年。その後、この動画が作成されたらしい。

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上石神井駅付近

■ 78 武蔵野市立吉祥寺美術館

常設展:浜口陽三記念室、荻原英雄記念室

◆荻原英雄記念室

従来の木版画の域を超えた複雑な表現を極め、世界的な木版画家として確固たる地位を築いた萩原英雄(1913-2007)より、代表的な木版画の数々が寄贈されたことを記念して設けられました。「ギリシャ神話」「三十六富士」などのシリーズ作品をはじめ、抽象作品など多種多様な作品の数々を展示紹介します。萩原英雄記念室

◆浜口陽三記念室

カラーメゾチントという独特な銅版画の技法を開拓し、多くの作品を創作した浜口陽三(1909-2000)より寄贈を受けた主要作品の数々を広く公開するとともに、氏の業績を末永く顕彰します。初期のモノクロームからカラーメゾチントに至る銅版画作品やその原版、道具類もあわせて展示します。浜口陽三記念室

絵葉書を2枚買った。左:浜口陽三[wiki]<<びんとレモンと赤い壁>> 1983-89年、右:南桂子[wiki]<<マロニエと少女>> 1975年

■ 79 井の頭自然文化園

▼ 水生物園



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