-昨日の朝の筑波山麓-
おいらは、冬の関東が好きだ。晴れの日が続く。雨が降らない。何より雪と無縁だ。
おいらは、北海道の出身だけど、否、北海道の出身だから、雪が嫌いだ。ぞっとする。
がきんちょの頃から雪かきに動員された。
今思うに、B-29の洗礼を浴びなかった札幌は、「石狩湾低気圧」の「おとろしい」"爆撃"を受け続けているのだ。
(例外; ロマンチックな薩摩人の札幌屋敷)
而して、子供の頃から、いつかは「出世して」、"内地"で雪かきなぞしない生活を送りたいものだ!と希(こいねが)い、刻苦勉励にがんばってきた。
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北海道は石狩や十勝など大平原のイメージがある。実は、関東こそ大平原なのである。
なんちって北海道の大平原となった昨日の筑波山麓。
道産子は北海道に生まれ育っただけで、無意識でも、足腰の粘りと受け身(転倒した場合の対処)の身体性を、雪道、凍り道の歩行で、身につけているのだと思う。昨日首都圏で100人以上が滑って転んでケガをした。もし道産子たちがそのような首都圏人の身体性であったなら、みんな滑って転んで、死屍累々となってしまう。
昨日の朝、びびったおいらは、久しぶりにごっつい靴をひっぱり出して、履いていった。いつもの「寅さん、健さん」とは違うのだ。
ちなみに地面はただの積雪ではなく、全面氷。足腰の粘りと受け身(転倒した場合の対処)の身体性を呼び起こし、がんばって、歩いていった。
この日は、雪道・氷道を「滑って転」ばないようにがんばったが、おいらのずんせいそのものが、そもそも「滑って転ん」でいるのだ。40歳代後半で、バイト先にがんばって行ったのだ。
そして、道産子諸君にはなじみのない、雪の風景を捧げる;
参考;Google(北海道 竹林 ない)