日本相撲協会は、昔から巡業を行ってきたので、どこに行っても、そこの土地の顔役と結びついていた。昔から興行師との関係があったのだ。だからこそ、暴力団との腐れ縁は、なかなか断ち切れなかったのである。そんなことは誰もが知っていたことで、わざわざ騒ぐ人間がいなかっただけだ。今回、警察が本腰を入れるというのは、もっと別な理由があるように思えてならない。日本の官僚組織は、幹部に限定するならば、今なお国家への忠誠心が強い。彼らは民主党政権が誕生したことで、この国のかたちがこわれることを恐れており、暴力団をこの機会に叩くことで、裏社会と結託した政治勢力をあぶりだそうとしているのだろう。これまでは見て見ぬ振りをしていたが、一点突破によって、反撃に転じたいのだろう。ムードに押し流される国民に期待するよりも、2・26事件に決起した青年将校のように、決起することを選択したのではないか。それは暴挙といわれるかも知れないが、已むに已まれぬことなのである。現在の東アジアは緊張しており、安全保障、治安面でのヘゲモニーを確保することで、直接、間接の侵略に備えなければならないからだ。裏社会で絶大なる権力を誇っているのは、在日と評される外国人である。そこと対決することで、この国を救おうとしているのであり、日本がどうなるかは、彼らの双肩にかかっているのである。
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