マスコミの動きは常に要注意だが、民主党が負けそうになると、真っ先に忠臣ぶりを発揮するのが産経新聞だったりするから、わけがわからない。ネットで与党が過半数割れになれば、一大事のごとく報道しているのには、いやはやまいってしまった。なぜ今の時期にそんなことを書くのだろう。この国のかたちを守れとか言っていたのは、真っ赤な嘘なのだろうか。権力に擦り寄ることで、生き残りを図ろうとする魂胆が見え見えである。しかも、記事の内容と見出しがちぐはぐなのも、ついつい嗤ってしまう。整理部はもっと丹念に文章を読んでやらないと、世間様に馬鹿にされるだけである。いくら保守派を名乗っても、色々な記者がいるんだろうから、自民党御用達ばかりではなく、民主党御用達もいて、手分けしてスポンサーを喜ばせないと、商売が成り立たないのだろう。しかし、民主党の経済政策を修正させるためにも、政治的な地殻変動は歓迎されるべきなのに、そこにクレームをつけるのだから、いい度胸をしている。言論は自由だが、保守派の国民が厳しい目で見ていることを、産経新聞といえども、肝に銘じるべきだろう。
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