草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の国柄に難癖を付ける韓国との経済連携に異議あり!

2011年10月19日 | 政局

 日韓連携を深めるためには、まず相互理解が必要だが、いつも日本を悪しざまにののしるくせに、助けて欲しいときだけ手を差し出すのは、あまりにも理不尽ではなかろうか。、外貨を融通し合う日韓通貨スワップの枠を700億ドルにまで拡大することで、野田佳彦首相と李明博大統領が合意したという。日本としては、金融危機に見舞われている韓国への支援策であるが、そこまで絆を強化するのであれば、一方的な日本パッシングは慎むべきだろう。自国の子供たちに、徹底した反日教育を行っていることについて、後ろめたさを感じないのだろうか。中野剛志の『恐慌の黙示録』には、ケインズの立場を解説している箇所があり、共感を覚えてならなかった。自由放任主義と決別し、機能拡大を是としながらも、「必要な社会化の手段は、漸進的に、社会の一般的な伝統と断絶しないように、導入することが可能である」とのケインズの言葉を引いて、中野は「ケインズは、伝統や生活様式の保守のために政府の積極的な介入が必要だと考えているのである」と述べている。守るべき価値観がまずあって、それを保守せんとして、政府の介入が正当化されるのである。今の民主党政権の経済政策は、それとはまったく無縁である。日本という国柄を破壊しようする外国勢力と手を握り、彼らからよく思われることが、経済のグローバル化だと勘違いしているのである。お気楽な連中ではないか。

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津波で亡くなった友を鞭打つ平野達男復興相の「バカ」発言

2011年10月19日 | 政局

 上から目線の元官僚の言いそうな言葉である。平野達男復興相の発言は、あまりにも酷い。「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカな奴がいます。彼は亡くなりましたけれども、バカな奴っていわれてもしようがないですけどね」という言葉のニュアンスは、自分で死ぬことを選んだのだから、あくまでも自己責任だし、救いようがない奴だ、という思いがこめられている。後になって、同級生というのが歯科医であったことを明らかにしたが、とんでもない放言癖である。「死の町だ」と口にして首になった誰かさんよりは、はるかに死者を侮辱している。そして、自分たちが現在の日本を統治していることを民主党政権の有力閣僚が忘れ、国民一人ひとりの責任にしようとする魂胆が見え隠れする。平野は岩手県出身で、東大を出て農水省の官僚となり、そこで小沢一郎と同県人ということから、政界に進出したのだろう。エリートコースを歩んできただけに、自分に優しく他人に厳しい典型である。官僚政治を槍玉に挙げていた民主党が、平野あたりを抜擢すること自体が、そもそも言行不一致なのである。よほど友達が死んだのが身にこたえたのだろう、と弁護する政治評論家もいるが、ぜひとも平野の発言を読み返してもらいたい。友達の死を悼む気持ちは微塵も感じられないから。

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福島産農産物の安全PRに躍起になっている国とNHKの犯罪

2011年10月19日 | 災害

 ここまでやるともう確信犯そのもので、刑事告発されるレベルではないか。まずは野田佳彦首相の福島産米のおにぎりを食べて見せたパフォーマンスである。福島県といっても広く、早川由紀夫先生ですら、放射性物質の汚染地域に、南会津を含めるかどうかで迷っている。つまり、南会津町あたりで収穫された米であれば、話はまた別なのである。本当の安全性をPRするのであれば、中通り地方の二本松あたりの米を毎日食べて見せればいいのである。それをしないのだから、どうして野田首相を信頼できよう。さらに、そうした民主党政権をバックアップするかのように、またもやNHKがやらかしたのが、去る17日のNHKの「あさイチ」である。嗤ってしまうのは、食卓まるごと調査を全国7家族を対象に実施した結果、郡山市の家族だけが0ベクレルであったことだ。ぜひとも同じことを、民間の研究機関に行ってももらいたいと思う。郡山市は空気中の放射線濃度も、1時間あたり1マイクロシーベルトに近いし、セシウムによる汚染も深刻である。だからこそ、除染の必要性が叫ばれているのではないか。それに目を向けさせまいとするキャンペーンに、NHKが手を貸しているのである。しかし、いかに真実を隠蔽させようとしても、国民はもっと利口である。嘘八百を並べ立てていることは、最終的には司法の場に持ち出されるのであり、せいぜい、茶番劇が通用するのは今のうちである。

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