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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

維新革命家吉田松陰に学ぶ攘夷のパトスとは!

2011年10月24日 | 思想家

 平成の世にあっても、日本人は攘夷の情念を持ち続けるべきであり、その手本とすべきは、吉田松陰ではなかろうか。松陰が攘夷論者を鼓舞することになったのは、開国を主張する者たちが、あまりにも不甲斐なかったからだ。徳冨蘇峰は松陰の思いを的確に述べている。「当時の開国論者の多くは真の開国論者に非ず、ただ敵愾の気を失し、外人の恫喝に辟易し、文弱、偸安(とうあん)、苟且(こうしょ)の流にして、而して彼の鎖国論者中にこそ、かえって敵愾、有為、活発の徒あり。この儘にして開国する時においては、国家の元気索然として、遂に復奮わず、この膝一たび屈して遂に復伸びず、故に一時逆流に立ち、天下の人心を鼓舞作興し、然る後徐に開国の国是を取らんと欲したるのみ」(『吉田松陰』)。それは今の時代にもあてはまるのではなかろうか。「この膝一たび屈して遂に復伸びず」になりかねないから、保守民族派と呼ばれる人たちは、外国勢力の干渉に対して戦っているのである。嘉永6年にペリーの艦隊が江戸近海に繋泊したときに、松陰が断固討伐を主張したのは、米国が砲艦外交を繰り広げたことへの反発があったからだ。それでいて後に密航を企てたのは、敵を知ることが大事であることを熟知していたからだ。どちらにせよ、根本にあったのは、理不尽な外国勢力への敵愾心であった。それが国を守るパトスとなって、欧米列強の脅威を撥ね付けたのである。腰抜けぞろいの民主党政権とは、月とすっぽんではなかろうか。

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脱原発反民主党政権の保守民族派のデモを断固支持!

2011年10月24日 | 祖国日本を救う運動

 進歩史観を振り撒くサヨクよりも、未来というものは、あくまでも私たちの努力にかかっているという保守民族派の方が、脱原発の中心なるべきである。だからこそ、私は福島第一原発事故の発生以来、日本を絶望のどん底に落とし入れている放射生物質の危険性を、声を大にして叫んできたのである。その観点からしても、「脱原発!愛国デモ行進」が去る22日、東京の渋谷で行われ、気勢を上げた意義は大きいものがある。保田興重郎は中河与一著の『天の夕顔』の解説で、「今日における浪漫主義文学の見識は、共産主義とアメリカニズムを排斥することになる」と書いている。原発推進の近代主義イデオロギーである共産主義とアメリカニズムは、一挙に打倒しなくてはならないのである。とくにサヨクというのは、社会発展の法則を持ち出して、未来をバラ色に思い描くのが常である。さらに、今回の原発事故の不幸は、政権の座に、統治能力なき民主党政権が就いていたことだ。情報を隠蔽し、多くの人たちを死の淵に追いやってしまっている現状は、まさしく国民の敵である。しかし、同じサヨクで身内だということもあって、反原発と騒いでいるサヨクの連中は、民主党政権の責任はほとんど追及していない。もはや日本を救うことができるのは、保守民族派だけなのである。

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