今日の東京都議会議員選挙の結果は、もはやマスコミが日本を動かしていないことを示した。民主党が盛り返しているかのような世論操作をしても、第四党への転落であった。当初の予想を裏切って、共産党にも及ばなかったのである。労働組合の連合が付いていても、大惨敗を喫したのである。バラの花を付けるセレモニーどころではなくなった。今回の選挙結果は、民主党政権がいかにデタラメであったかを、骨身に感じていたからだろう。日本維新の会も惨敗であった。公明党は投票率が低かったために助けられた。圧倒的に都民の支持を得たのは自民党である。候補者59人全員が当選を果たしたからだ。安倍自民党は首都東京で勝利した余勢を駆って、目前の参議院選挙にも勝利する可能性が出てきた。安倍批判を連日繰り広げてきたマスコミは、自分たちの不甲斐なさを痛感したに違いない。そして、ネットの力が侮れないのを、今さらながら思い知らされたのではないだろうか。民主党政権が誕生したときから、ガンガン攻撃してきたネットは、自民党の政権復帰をバックアップしたし、マスコミの報道を問題視してきた。いかにマスコミの大半が反日になろうとも、尖閣諸島が中共の侵略の危機にさらされ、韓国が日本バッシングを強めているなかにあって、国益を重視する政党に投票するのは当然だ。いざとなれば結束して国難にあたるのが、日本国民の習性なのであり、それを後押ししたのがネットなのである。
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