特定アジアに与するマスコミがこれまで書いてきたことのほとんどは嘘であった。何かすると中共や韓国がアジアであるかのように報道してきた朝日新聞やNHKなどは、大いに恥を知るべきである。今日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で批判されたのは中共であった。各国の質問は中国人民解放軍の王冠中副総参謀長に質問が集中した。国際法を無視して勝手に線引きし、そこに軍事力に物を言わせて実効支配する。そのやり方を国際社会は認めないのである。前日には安倍首相が基調講演を行い、そこで勇気をもって国際社会に訴えたことが、多くの国々から共感を得た。とくに安倍首相は海における法支配について「国家は法に基づいて主張する」「力や威圧を用いない」「紛争解決には平和的収拾を徹底すべし」との3原則を示した。さらに、安倍首相は「最も望まないことは、威圧と威嚇が、ルールと法に取って代わり、不測の事態が起きないかと恐れなければならないことだ」と指摘した。日本は力によって問題を解決することを考えておらず、相手が法の支配を無視するから、やむを得ず対抗手段に出ているのだ。日本がはっきりした態度を表明したことで、アジアの国々は中共に対して、言いたいことを堂々と述べたのである。まさに日本外交の勝利ではないだろうか。集団的自衛権の行使容認に関しても、力には力で対抗する裏付けとしてであり、それによって戦争が未然に防止できるのだ。自民党が政権の座に復帰してからも、日本はたびたび中共との首脳会談を呼びかけてきた。今回もまた「交わすべきは言葉だ」とテーブルにつくよう訴えた。外交とはまさしく正論を吐くことなのである。
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