早く結婚した方がいい。そんなことを口にしようものならば、セクハラ発言として糾弾される時代なのである。言葉を使うのも難しいものだ。東京都議会の一般質問に立った女性議員に対して、そんなヤジを飛ばす議員も議員だが、それを大ニュースとして扱うテレビや新聞も異常である。とくに、自民党を批判するのには手段を選ばないマスコミは、中間貯蔵管理施設の建設をめぐり、石原伸晃環境大臣が「最後は金めでしょう」と発言したのに続いて、これ幸いと安倍首相を攻撃する材料として使っている。それらのヤジや発言は場所や立場を考えれば言語道断だとしても、こと結婚に関しては知り合いに助言すらできなくなるようでは、それはやり過ぎであるのは否定できない。しかし、自民党の都議会議員のヤジかどうかは別にして、女性に対する思いやりが欠けているのは否定できない。どうせ読んだこともないだろうが、日本で唯一の革命家であった北一輝は、どこまでも日本女性の良さを讃えた。労働に従事させることもためらったようだ。子供を産むための道具として扱うのにも反対をした。そこに流れるのは、与謝野鉄幹や与謝野晶子の影響を受けた浪漫派としての思いであった。政治家のレベルの低下も問題ではあるが、それ以上に日本の安全保障が危機に瀕していることを、どうしてマスコミは正面から論じないのだろう。自民党もくだらない発言をする大臣や都議会議員は、さっさと首にしたり除名したりすればいいのである。国家の一大事なのに、火種を提供するような政治家は、断固排除すればいい。本当に国を憂いている人たちは、今のような政治であってはならないと思っている。万年与党で使命感がなくなっているからだ。その意味からも日本派の政党が日本には必要なのである。
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