どうして日本のマスコミは、国連での安倍総理の一般討論の演説を大きく取り上げないのだろう。国際社会に向かってのメッセージを発したわけで、日本国民としてそれを共有すべきだろう。それこそ朝日新聞の報道などを通じて、安倍総理のイメージは傷つけられた。そうしたなかで日本の真意を訴えようとしている姿は、胸に迫るものがある。とくに注目すべきは、あえて女性に対する性的な暴力が横行していることに言及した点だ。いわゆる「従軍慰安婦」の捏造によって日本が貶められていることに対して、正論を堂々と述べたのである。「憤激すべきは、21世紀の今なお、武力紛争のもと、女性に対する性的暴力がやまない現実です。犯罪を予防し、不幸にも被害を受けた人たちを、物心両面で支えるため、我が国は、努力を惜しみません」と訴えたのである。女性への性的な暴力を日本人は心から憎むのである。その決意を国際社会に表明したのである。日本には武士道があり、弱い者をいたわる美学がある。欧米のように征服者として他民族を奴隷にするのではなく、大東亜共栄圏の旗の下で結束しようとした歴史もある。安倍総理の演説は日本人の誇りを取り戻すきっかけになるだろう。日本経済が難しい局面に立たされていることを踏まえつつ、「まずもって、日本経済を、強く建て直すこと、そのうえで、日本を、世界に対して善をなす・頼れる『力』とすることです」との言葉も、まさしく道義国家の宣言にほかならない。我が国は国益を重視しつつも、国際社会のなかで責任を果たしていくのであり、それが「積極的平和主義」なのである。まずは私たちがすべきは、安倍総理を支えることではないだろうか。
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