今の季節は温泉がいい。タオルを持って気ままに車で出かける。喜多方だと20分も走れば知り合いの旅館があって、露天風呂に浸かることができる。行くときは靴下をはいているのに、帰りはなぜか裸足になる。今日もまたそうだった。外は寒いにもかかわらず、ホットした気分を大切にしたいからだろう。でも、家人からすれば迷惑だとか。ズボンのポケットから丸められた靴下が出てきたりするわけだから。
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今の季節は温泉がいい。タオルを持って気ままに車で出かける。喜多方だと20分も走れば知り合いの旅館があって、露天風呂に浸かることができる。行くときは靴下をはいているのに、帰りはなぜか裸足になる。今日もまたそうだった。外は寒いにもかかわらず、ホットした気分を大切にしたいからだろう。でも、家人からすれば迷惑だとか。ズボンのポケットから丸められた靴下が出てきたりするわけだから。
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鎌田慧の『大杉榮自由への疾走』を読んでいると、昔の反逆者はそれなりの覚悟があったことがわかる。政党や労働組合の専従となって裕福な暮らしをしながら、反体制を主張している現在とは違う。右翼の革命家と評される北一輝ばかりか、アナーキストの連中だって、財閥から金をむしり取るしかなかった。その点では右も左も変わらなかった。関東大震災のときに大杉は妻の伊藤野枝や甥の橘宗一とともに憲兵隊になぶり殺された。北一輝だって最終的には国家権力に銃殺された。しかし、今のサヨクは警備にマークされる位が関の山だ。武力革命を叫んでいた者たちは姿を消し、せいぜいゼネストで体制変革を望んでいるようだ。もはやダラ幹となった労働組合にかつての勢いはない。マスコミだって恵まれた人間たちの集まりである。額に汗せず収入を得ている連中なのである。憲法を守ることで世の中がよくなると思っているのだから、サヨクは牙を抜かれてしまったのだ。これからは保守の力が試されるのではないだろうか。グローバリズムにどう対抗していけるかが課題である。中共や朝鮮半島の言いなりにならないだけでなく、同時にアメリカにも物申さなくてはならない。大杉や北一輝が生きていたなら、きっとそれを望んだに違いない。
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新自由主義のおおさか維新に問題があろうとも、自民党が共産党と選挙で組むことは問題だ。あれだけ安倍政権の安全保障政策を共産党は批判していたのであり、敵の敵が味方ということにはならないだろう。自民党大阪府連は岡田民主党と一緒である。本来の保守は共産主義とアメリカニズムを一挙に打倒しなくてはならない。どちらと組むのも間違っているのである。現在の日本の政治が危機であるのは、共産党がキャステングボードを握りつつあるからだ。ここで注意すべきは、現在の共産党は中共と急接近していることだ。中共の軍事力の拡大に沈黙を続けているのは、それが背景にあるからだ。さらに、宮本顕治の敵の出方論とは違って、現在の不破哲三の路線では、あくまでも当面は資本主義体制内での要求を実現しながら、最終局面で共産主義の権力を樹立すればいいのである。20世紀は革命の世紀でもあった。人類は共産主義という歴史的な実験に失敗したのである。それによってもたらされたのは、恐怖政治であり、収容所に政治犯をぶち込むことであった。イデオロギーを科学として信じこんだ者たちは、人を虫けらのように扱った。もちろん、日本を弱体化したアメリカニズムの現代版の新自由主義は許せないが、それだからといって共産党に選挙で応援を求めていいわけがない。
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