草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

救援物資の車列への空爆はロシア軍のトルコへの報復か!

2015年11月26日 | 国際問題

ロシア軍がきょう26日、シリアとトルコの国境地帯で、救援物資を運ぶ車列に空爆したようだ。すでに動画も公開されており、ロシアとトルコは軍事的に一触即発の状態である。自国の爆撃機を撃墜されたので、トルコへの報復ということも考えられる。プーチン大統領が黙っているわけはないからだ。日本のマスコミはあまりにも希望的観測を伝え過ぎだ。話し合いで解決できるはずがない。力のあるなしが明暗を分けるのである。世界は動乱に向かっているのであり、日本としても万全の処置を講じなくてはならない。アメリカは中東と東アジアの両方で、戦争に備えることは無理である。東アジアにおいては日本が独自で自らを護らなくてはならない。安保法案が通ったからいいのではない。未だに日本の国民のなかには、日本が過ちを犯さなければ、戦争にはならないと信じている能天気がいる。中共は混乱に乗じて必ず侵略してくるだろう。尖閣諸島を手にすれば、次は沖縄本島である。さらには日本が中共の勢力圏に組み入れられるだろう。それが分かっているからこそ、尖閣諸島を日本は死守しなくてはならないのである。テロリズムを共通の敵としながらも、それ以上に国際関係は入り組んでいる。第三次世界大戦になるのだけは阻止しなくてはならない。あらゆる事態を想定しておくべきだろう。世界の平和のために日本に何ができるかである。軍事的には抑止力を高めるとともに、国民の意識が変わらなくてはならない。身構えるときは、国民が一致して身構えなくてはならないのである。

 

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暮早し盆地は闇に没したり

2015年11月26日 | 俳句

今の季節はすぐに暗くなってしまいます。とくに盆地であればなおさらです。取り巻く山々が壁になるからです。ぽつんぽつんと点在する集落の灯りだけでは、全てを照らすことはできません。大部分はすっぽりと闇のなかに没するのです。

 

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雄弁家の政治よりも「待合政治」の良さを説いた谷崎潤一郎!

2015年11月26日 | 思想家

多数決だとか立憲主義だとかいうのは、あくまでも欧米流の民主主義である。それが絶対かといえば問題がないわけではない。谷崎潤一郎は「饒舌録」においてその弊害を指摘している。「立憲政治とか代議政体とか云ふうやうなものも、果して日本の国民性に合致した政体であるかどうかと。立憲政治は討論政治であり、扇動政治である。然るに前にも云つたやうに由来東洋人は偉い人程おしやべりをしない。古来大政治家で雄弁家だつたと云ふ人を聞かない。日本で弁舌の巧みな奴は大概オツチヨコチヨイである。明治になってからも大隈重信を始めとして尾崎行雄島田三郎の輩は政治家としては失敗している。新聞は衆議院の泥仕合を攻撃し、政党首領株の待合政治を非難するけれども、代議士になるような連中はとても鼻持ちならないやうな下品な人物が多いのだから、泥仕合になるのは当然の帰結である。此れに反して待合政治は日本人の性に合つてゐるのである。静かに四畳半式の座敷で、五六人の心を許した人達がじつくりと膝を突き合はせてこそ、真面目な態度にもなれゝば良い考へも浮かんで来る」。ヘラヘラしている政治家にろくなのはいないのである。平成の世にあっても議会制民主主義が機能していない。野党は政権を攻撃するのに手段を選ばない。まさしく泥仕合の様相である。大衆迎合も目に余る。谷崎は文豪であったばかりでなく、西洋と東洋との違いに着目していた。だからこそ、あえて「待合政治」の良さを説いたのだろう。

 

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