広島や長崎に原爆が投下されたことなど、中共にとってはどうでもいいのだろう。日本の平和団体と呼ばれる人たちや日本共産党は、どうして中共を批判しないのだろう。国連総会第1委員会(軍縮)は2日、指導者や若者の被爆地訪問を奨励する核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択した。今回の決議案も日本が主導したもので22年連続である。中共やロシア、北朝鮮が反対し、アメリカ、英国、フランスなどが棄権に回ったとはいえ、156ヶ国の圧倒的多数が賛成した。とくに注目されたのは中共が初めて反対票を投じたことだ。かえって場違いな「歴史問題」を取り上げて、日本を徹底的にこきおろした。被爆地訪問をめぐっては、核拡散防止条約再検討会議の最終文書案に盛り込まれるはずだったのに、中国の強い反発で削除された経過がある。そこでは全会一致が原則だったために、嫌がらせをしたのである。どうして核保有国は広島や長崎を無視するのだろう。イザトなったらば核兵器を使用したいのである。そういった思いがあるからに違いない。それでは日本のような核を保有していない国家は、どうすれば国民の生命を守れるのだろう。歴代の日本の政府は人道的な見地から、核廃絶の先頭に立ってきた。しかしながら、世界は甘くはない。中共のようにいちゃもんをつける国家もあるからだ。現実に中共は核弾道を日本に向けており、それで日本人を恫喝しているのである。核にどのように対処したらよいか。私たちはもうお花畑ではいられないのである。
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