冬の色がスプーンにというのは、物憂げな曇天の空を映しているように思えたからです。たまたま喫茶店で人を待っていたときに、手持無沙汰になってスプーンを手に取ったらば、ふとそうした思いがよぎったのでした。
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自社の幹部社員がツイッターでとんでもない書き込みをしていたことに対して、新潟日報は25日付で懲戒休職(無給・無期限)処分とした。 元上越支社の報道部長であるにもかかわらず、ツイートした内容はまさしくヘイトそのものであった。ネット上ではしばき隊関係者として以前からも話題になっていた人物だ。中傷誹謗するネットへの書き込みはマスコミ関係者によるものがかなりあるとみられているが、現実にそれが裏付けられることになった。匿名であるからといっても、すぐにバレてしまうのがネットである。組織的にネットを利用している勢力もあるのは確かだ。しかし、大方は日本人の声なき声を代弁している。あくまでも常識の範囲内なのである。良識や公正中立を旨としなければならないマスコミが、そんなことをやらかすようでは最悪である。新潟日報が厳しい処分をしたことは当然だ。新潟日報がどれだけ偏向しているかは、読んたことがないので断言はできない。共同通信の配信を受けているはずであり、それでかなりの紙面を埋めているはずだ。その影響を受けているために今回のような不祥事になるのだろう。今度のことでマスコミの人間は肝を冷やしたに違いない。偉そうに一般の人たちに絡んで罵倒するというのは、思い上がりでしかない。これからも!マスコミ関係者の中傷ツイートは次々と暴露されるだろう。一度書いたものは取り返しが付かないのである。マスコミの時代が終わろうとしている今、悪あがきをしているように思えてならない。
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景気が回復途上にあるのに、あえて増税をするのは消費者マインドに悪影響を及ぼすだけである。消費税を10%に上げるのではなく、それを見送った方が得策ではないだろうか。軽減税率とか年金が少ない人に給付するとかいった議論は、無理にごり押しをするための正当化でしかない。それよりも大企業が内部留保している資金を活用させるべきだ。さらに、TPPなどで国際化は避けられないとしても、その衝撃は最小限におさえなくてはならず、日本の今後の経済運営にあたってはリベラルでなくてはならない。宇沢弘文が述べていたように「社会的共通資本」の整備が急務なのである。宇沢は「社会的共通資本」を「一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能とするような自然環境と社会的装置を意味する」(『経済学と人間の心』)と書いており、それは自然環境、社会的インフラストラクチャー、制度資本の三つからなる。念頭に置かれているのは自然を守ることであり、土木工学を含む社会資本の整備であり、教育、金融、医療、司法、行政などをカバーする制度を資本と考えるのである。このままでは新自由主義のアメリカのように、さらに格差社会が深刻化してしまう。困窮者への所得の保障よりも、人間として生きやすい社会にする方が負担も少なくて済むはずだ。安全保障ではタカ派であっても、経済はリベラルでなければならないのである。
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