政治家としての器が違う。小池百合子東京都知事は信念の人であり、どんな圧力にも怯むことがない。蓮舫は足が地についていない。どうしていいかわからないのだろう。二重国籍を指摘されると、逃げることばかり考えている。取材を受ける目は泳いでおり、次々と嘘が発覚したために、かなり動揺しているようだ。マスコミが追及しないので、大丈夫だと高を括っているのだろうか▼小池は自民党と一戦交えたのに、都民を味方につけて都知事選で圧勝した。勝算よりも大義があると思ったのだろう。古い体質の都政に訣別するには、それしかないと決断したのだから立派だ。女性だから御輿として担がれやすいし、テレビで名前が売れていることで、出番が来たと蓮舫は勘違いしたのだろう。経費の削減を叫ぶのみでは説得力がない。財務省の手先のようなことを平気で口にする。支持率も回復しておらず、党の再建など夢のまた夢である▼マスコミは小池について当初は批判的であった。東京を大改革するために縦横無尽に暴れまわるので、ここにきて評価せざるを得なくなった。蓮舫に関しては民進党の切り札のような扱いをしてきたが、すぐに能力のなさが見抜かれてしまった。まともな議論ができずに、大声を張り上げるだけである。国民も都民もよく見ている。期待できるのは小池の方なのである。
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