野党の離合集散は国民を馬鹿にしている。希望の党の多くが国民民主党に移ったが、国民の大半はまったく期待していない。今から立憲民主党や共産党と選挙協力を念頭に置いているのであり、国会議員であるためには、主義主張などどうでもいいのである▼ネットでは物笑いの種になっている玉木雄一郎がしゃしゃり出る政党では、国民を愚弄していると思われても仕方がない。民進党との合流に反対した松沢成文らが分党して、新しい「希望の党」を結成したことだけが唯一の救いである▼世界の政治的な潮流としては、反グローバリズムの政党が台頭してきているが、日本だけがそうではない。自民党から共産党までグローバリズムの大合唱である。移民政策を断固として認めず、外国人への生活保護の支給をストップさせる政策を掲げているのは、少数派の弱小政党しかない▼20年30年後の日本を考えると、チベットやウイグルのようになるのは避けられないのではないだろうか。マスコミの多くは独裁国家中共の言いなりである。自民党の中にはいくらかはまともな国会議員はいるが、その数は限られている。議会制民主主義が機能しなくなれば、カール・シュミットではないが、最終的には国家緊急権の発動しかなくなる。それを避けるためにも、日本を第一とする政党を国民は待望しているのである。
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