日本維新の会の浅田均参議院議員の見方が正しいのではないか。柳瀬元総理秘書官が今治市や愛媛県と会った会わないで騒ぐのは、とんでもないピント外れなのである。浅田議員は昨日深夜にツイッターで「平成28年3月31日前後の申請の特例を認めるか否かの段階」のことであり、「柳瀬氏を弁護するつもりは全くないが氏は認可には全く無関係」と断言している▼実際に国家戦略特区諮問会議が獣医学部新設を設置審にかけることを決定したのは、平成28年11月9日のことである。これに慌てた日本獣医師界が「一校に限る」ことを要請したのである。加計ありきに結果的になったのは、安倍内閣が決定したのではなく、日本獣医師界からの圧力があったからである。そこから政治献金を受けていた国民民主党の玉木雄一郎衆議院議員らこそが問題にされるべきなのである▼「モリカケ」をめぐっては、やればやるほど追及する側が恥をかくだけだ。名刺一枚があったかどうかで、安倍内閣を倒そうとしても無理である。時系列を追うこともせず、単なる憶測で「疑惑」と喚きたてるのは、あまりにも愚かである。安倍総理が退陣しなければ、日本維新の会を除く野党は「モリカケ」を続けるのだという。自分たちの政党支持率がジリ貧になっていることへの危機感はないのだろうか。今国民が求めているのは、浅田議員のようなエビデンスにもとづく冷静な議論なのである。
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